2015年 8月
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@なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか (2010)
若宮健祥伝社新書社会薀蓄
215頁760円★★★

 最近はついついYou Tubeの“あなたへのお薦め”に、嫌韓・嫌中関係が混ざってしまう。
 わたしは十数年前に、彼の国々及び日本のマスコミ、リベラルの多くがなにやらおかしいと気付くことができたが、日本ではその後も呑気に韓流ブームが始まったりと、おいおいどんだけお人好しやねんと頭を抱えていた。

 しかし漸くのこと、調子に乗ったミョンバクさんやクネさんたちのおかげもあって、その化けの皮も剥がれてきた。戦後長年に渡って、米国と左翼(≒リベラルの皮を被った人たち)に洗脳され続けたノンポリな日本人も、やっとこさ目を覚まし始めた訳で大変結構だ。【注1】
 しかし日本人は生真面目な故に、嫌韓・嫌中も極端に走り過ぎないか、その辺は注意深くウォッチする必要はある。ネトウヨのコメントには、そんな物言いでは、おまえも同レベルだぞと諭したくなるものも多い。
 しかしアチラの新聞報道やネットの反応を転載して自らの主張をコメントする動画自体の内容には、概ね賛同出来る事が多い。話半分で聞いても、マスコミの汚染具合やその裏にいる電通の話【注2】には驚かされる。おかげで、TVをまるで信じられなくなって、先日のM1の敗者復活⇒決勝優勝の流れでさえ、5年ぶり?の話題増進のための出来レースだったと思う今日この頃だ。【注3】

 ちょっと枕が長くなり過ぎてしまったが、概ね日本人は中国韓国に較べて民度が高いと評価されているようだ。
 今こそ「人のふり見てわがふり直せ」が重要。「スマートであれ」の精神で行きたい。
 せっかくの評価を貶めることはすまいという意識になったところに、本屋で見かけたのが本書。迂闊にも、韓国は2006年にパチンコを全面禁止にしていたという事実はまったく知らなかった。

 著者は、まずパチンコ反対の立場から韓国の取材を始めているので、あちらさんのマスコミも政治も概ね褒めたたえている。その事に違和感を感じてしまうが、韓国が2006年にパチンコ廃止したことは事実だろうから、お勉強のつもりで頑張って読み進める。
 イ・ミョンバクは2006年当時はソウル市長として、パチンコ廃止にも尽力していた。
 著者はすばらしい政治家だと持ち上げているが、その後大統領として、日本ではパチンコ(スロットか?爆裂機とかいう賭博性の高い機種)の規制緩和を打診したらしい。民団からどんな陳情があったのかは知らないが、それにはがっかりしたとのコメントには笑った。←軽すぎだろ
 いやいや、悪魔のパチンコは自国では廃止すべきだが、日本で広める事は、韓国大統領としては首尾一貫したブレのない対応と言える。

 他にも、パチンコ廃止への思いが強すぎて、“数千人の儲けのために、数百万人を犠牲”というのは言い過ぎだと思う【注4】し、肝心の韓国にできて日本にできない理由については、

@政府の強制力が強い。
A徴兵制を持った韓国では、上の命令に比較的従順。

と、大したことのない理由が挙げられるだけで、イマイチ納得しきれなかった。

 しかしパチンコ自体はこの世から消えてしまえば良いとの主張には、わたしも完全に同意する。パチンコ依存症から人生を狂わせてしまう弱い人間は、もそっと少ないにしても。
 ましてやパチンコ業界には、昔も今も在日朝鮮人が多く絡んでおり、どんな形でだかは知らないが、利益の一部は半島に渡っているのだ。これはアカンだろ。

 パチンコに関しては、韓国の政治家を褒めるよりも、利権に取りすがる日本の政治家、マスコミをなんとかすべきだが、この点からも、ミンス(民主党)の汚染具合はひどいらしいが、自民党がクリーンとも言えない。
 これだけ汚染されてると、なかなか廃止は難しいだろうと思う。
 なにか事件があれば一時的に盛り上がっては沈静する米国の銃規制の掛け声と同じだ。
 本書は2010年の出版だが、左翼の呪文【注5】が解かれつつある今、在日特権にも漸くメスが入り始めている。ここからパチンコ廃止への舵が切れればいいのだが。
 パチンコに消費されるマネーが、他の消費に回れば、経済も一段とよくなるに違いないのだから、安倍政権がそういった処まで視野に入れている事を激しく期待したい。

【注1】 諸手を挙げてではないが、外交だけでも安倍政権の価値はある。ここに限れば、現代の政治家で彼以上にうまくやれた人物はいないのでは? ネット上でミンスと揶揄される民主党ではこうはいかない。防衛の重要性の認識では、かなり近いところに居ると思われる石破茂と較べても、安倍晋三の方がより正しいと感じている。

【注2】池上彰の著作でも読んで、バランスを図ろうとは思う。

【注3】いかに考えても、トレンディ・エンジェルのネタが優勝できる内容とは思えない。今回新たに審査員となったメンツくらいなら、TV局上層部の意向でどうにでも動かせると思うのだが、皆さんは如何に?

【注4】 言うまでもないが、生活が破たん、もしくは事件を起こしてしまうまでに依存してしまう人が数百万人居るわけではない。個人的には理解に苦しむが、ある程度の(負ける)お金で、一定時間遊ぶことができれば、それは有意義だと思っている人が一番多い。少なくともわたしの周りではそうだ。

【注5】2015/12/5の毎日新聞のコラムで、“「反知性主義」の意味は?”に対して、鈴木英生という記者?が、“過激な「反中嫌韓」など、短絡的(たんらくてき)で攻撃的な思考を指す言葉です。”と回答しており、以降も長々とQ&Aの形で書いていた。
 ちなみにWikiで反知性主義を調べると、一般的には「データやエビデンスよりも肉体感覚やプリミティブな感情を基準に物事を判断すること(人)を指す」とあった。完全に韓国人や日本の平和称名主義者の事ではないか!! ほんと、偏向報道って怖い。


(2015/12/9記載)

Aダレン・シャンV ―バンパイア・クリスマス―
 Tunnels of Blood (2000)
D・シャン小学館ダーク・ファンタジー
281頁図書館★★★

 クレプスリーの旧友ガブナー・パールがもたらした情報で、彼はダレンとエブラを連れてシルク・ド・フリークを離れ、街へ出る。久しぶりの華やかな町に喜ぶダレンとエブラをよそに、毎日どこかへ消えるクレプスリー。どうやら最近街で頻発している殺人事件と関係があるらしいが…。

 ダレンとエブラは、クレプスリーに同行して大きな町へとやってきた。シルクを訪れたクレプスリーの旧友ガブナー・パールが携えてきた情報が切っ掛けのようだが、ダレンたちにその目的を話そうとはしない。町のホテルを根城として、クレプスリーは毎夜どこかへ出かけるが、残された二人は何を命じられてるわけでもなく、日中は町の見物しかすることがない。
 そんな中、ダレンはデビーという少女と仲良くなるが…。

 いよいよバンパニーズ登場。本作以降バンパイアの世界観も広がっていくことになりそうだ。
 設定はまるで異なるが、ダレンの初恋?の少女も現われ、映画版はざっくり本巻までをベースにしたといったところか。(←間違い)
 彼の再登場はなかったが。  三冊目になって、著者の作風にもやや慣れてきた。軽快なラノベのスピード感【注6】に、そこそこ血腥いシチュエーションも加えながら、直接的な描写は抑えるといった塩梅で、なかなかバランスを取るのが難しそうに思える。
 著者はこのシリーズがデビューのようだが、シルクでも通用しそうなこの危なっかしいバランス感は自然なのかな?

【注6】本作では、町の地下、下水道迷宮を彷徨う事になるのだが、この閉所恐怖症のわたしが、一度も頁を閉じる事なく、すらーっと読み流すことができるほどに。

(2015/9/29記)

E253The Widow's Broom (1992)
C・V・アルスバーグHoughton Mifflin
0-395-64051-2
英語絵本
28頁図書館1,600語/YL3.5
語彙?語まで

E254Haunted Castle on Hallows Eve (2004)
Magic Tree House #30
M・P・オスボーンRandom House
978-0-375-86090-4
英語多読教材
109頁図書館10,737語/YL2.9
語彙800語まで

B異形の大国 中国 (2005.4〜2008.1/2010)
 彼らに心を許してはならない
櫻井よしこ新潮文庫社会薀蓄
440頁590円★★★★

記載)

E255The Stolen Mealies (1989)
L・ウィトウェルHuman & Rousseau
0-7981-2041-X
英語絵本
28頁図書館615語/YL2.5
語彙?語まで

C[総集編]ゆうきまさみ デビュー35周年 (2015)
 異端のまま王道を往く
KAWADE夢ムックマンガ薀蓄
215頁1300円★★★

 わたしも中高時分、「月刊OUT」を立ち読みしたりしていたので、著者の名前はそこで知っていたが、その後「週刊少年サンデー」に連載開始した「究極超人あーる」が完全にツボにはまった。パロディのネタ元はほぼ解るうえに、作中の光画部の雰囲気と、当時在籍していた人形劇団のそれがかなり重なったからだ。光画部に酒が入れば、ウチの部やなぁと当時思っていたものだ。

 その後、「機動警察パトレイバー」は読んだり読まなかったりだったが、特撮ヒーローものと「二十億の針」【注7】を掛け合わせた設定の短編に、もっと続けてほしいと思っていた「鉄腕バーディー」があらためて週刊連載され始めると、長期連載とともにスペオペ度がアップした事もあってかなりハマり、単行本まで買ってしまった。【注8】

 わたしにとっては、ゆうきまさみと言えばこの二作品なので、35周年とはピンとこなかったが、考えてみれば、アニメ雑誌のパロディまんがでデビューした自分と趣味の近い“おにいさん”が、「あーる」以降週刊誌連載をほぼ途切れささずに前線で活躍し続けているのは、すんごいことだ。
 「BSまんが夜話」でも、週刊誌連載のハードさは何度も言及されていたが、著者いわく、“やってみたら「なんとなくできちゃった」”らしい。
 本書を読んで、“異端のまま王道を往く”すごさがあらためて解った。
 著者作品を特に追っていたわけではないので、「バーディー」以降の作品を知らなかったが、連載中の「白暮のクロニクル」は、これまたわたしのツボのひとつ、吸血鬼をネタにしているらしい。読んでみなければなるまい。

 ちなみに、著者にとっての光画部は、喫茶店「まんが画廊」だったらしいが、そこでの常連仲間のひとりが川村万梨阿【注9】だったこと、その夫が永野護なこととかは、本書を読むまで知らなかった。
 当然もうかなりの御歳だが、かなりの美人で驚いた。


【注7】本書でもまったく言及される事がなかったが、著者の素養として、ハル・クレメントのこの作品を読んでいない筈がない。“ホシ”を追って地球にやってきた“トリテ”が、寄生した少年と一緒にホシを探すことになるが、意思の疎通には視神経の一部を適時遮断して、視野の一部に文字を表示するというものだった。抄訳版が小中学校の図書室に配備されていた事も多い。「寄生獣」の作者も読んでいた筈。

【注8】なにせコスト的にも空間的にも書籍に浸食されまくっているので、マンガはおいそれとは買わないようにしているのだが。

【注9】「機動戦士Zガンダム」ベルトーチカ役。いや、かなり嫌いなキャラでした。もっともあの番組には、碌なキャラが登場しなかった。まともなのはヘンケン艦長くらいだったかな…。

記載)

E256Mirette on the High Wire (1992)
E・A・マッカリィG.P.Putnam's Sons
0-399-22130-1
英語絵本
29頁図書館1,165語/YL2.5
語彙?語まで

D恐怖の研究
 A Study in Terror (1966)
E・クイーンハヤカワ文庫探偵
213頁420円★★★

記載)

E257The Treasure Chest (1987) Stage 6-#6
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 7 Turquoise
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848284-0
英語多読教材
24頁図書館737語/YL0.7
語彙250語まで

E258Kipper and the Giant (1987) Stage 6-#2
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 6 Orange
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848281-9
英語多読教材
24頁図書館482語/YL0.7
語彙250語まで

E週刊ロビ 第三版 13 (2013/2015)
「小型飛行監視ロボット」/「マグダン」&「ネオン」/『アイ、ロボット』/ロボットの関節
DeAGOSTINIロボット薀蓄
13頁1895円

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(2015//記)

F荒木飛呂彦の漫画術 (2015)
荒木飛呂彦集英社新書マンガ薀蓄
281頁780円★★★

記載)

E259The Power Cut (2007) Stage 7 More Stories B-#1
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 7 Turquoise
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848324-3
英語多読教材
32頁図書館971語/YL0.7
語彙250語まで

E260Robin Hood (1987) Stage 6-#5
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 6 Orange
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848281-9
英語多読教材
24頁図書館614語/YL0.6
語彙250語まで

E261The Riddle Stone part 2 (2007) Stage 7 More Stories B-#4
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 7 Turquoise
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848327-4
英語多読教材
32頁図書館925語/YL0.7
語彙250語まで

E262A Sea Mystery (2007) Stage 7 More Stories B-#5
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 7 Turquoise
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848328-1
英語多読教材
32頁図書館927語/YL0.7
語彙250語まで

Gダレン・シャンW ―バンパイア・マウンテン―
 Vampire Mountain (2001)
D・シャン小学館ダーク・ファンタジー
249頁図書館★★★

 ダレンが初めてバンパニーズと邂逅して六年。十二年毎に一度開催されるバンパイア総会に出席するために、クレプスリーは彼を連れてバンパイア・マウンテンへと旅立つ。無気味なミスター・タイニーが強要したリトル・ピープル付きである。苛酷な旅をなんとか切り抜け、ダレンたちはマウンテンに到着し、多くのバンパイア将軍と元帥に出逢う。そこでダレンを待ち受ける運命は。ミスター・タイニーがリトル・ピープルを介してもたらした情報とは…。

 本書以降の三冊が、バンパイアの本山を舞台にして、ひとつのまとまった作品になっている。
 前作のガブナー・パールで初めてバンパイア将軍なる称号が登場したが、本書ではさらにその上に位置する三人のバンパイア元帥が登場する。いよいよバンパイアの組織が設定されるのだが、あまり魅力的な設定とは思えない。
 余談だが、原作の general が将軍となっている関係から元帥と訳されているが、英単語は prince である。国中のバンパイアがマウンテンに集まったわけではないし、間違っているわけではないと思うが、“元帥”には数万人を率いて頂きたい。また prince には(その道の)第一人者という意味があるようだが、通例単数形でとあった。これを書いている時点で、「ダレン・シャンY」の原書を読み終わっているのだが、思いっきり princes になってたなぁ…。

(2015/10/11記)

E263In the Garden (1987) Stage 6-#1
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 5 Green
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848280-2
英語多読教材
24頁図書館443語/YL0.6
語彙250語まで

E264The Riddle Stone part 1 (2007) Stage 7 More Stories B-#3
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 7 Turquoise
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848280-2
英語多読教材
32頁図書館889語/YL0.7
語彙250語まで

E265The Big Breakfast (2007) Stage 7 More Stories B-#6
Oxford Reading Tree/ Biff, Chip and Kipper Stories
Book Band 7 Turquoise
R・ハントOxford University Press
978-0-19-848329-8
英語多読教材
32頁図書館793語/YL0.7
語彙250語まで

E266Forrest Gump (1994)
Penguin Readers (Level 3)
J・エスコット
(W・グルーム)
Penguin Longman
978-1-4058-7675-9
英語多読教材
41頁194円(+257円)9,119語/YL3.5
語彙1200語まで

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