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10月26日 (火曜日) 石林へ 昆明2日目
6:00目が覚める。まだ1時間以上あるのでもうちょっと寝る。。7:45部屋を出て、2階のラウンジでバイキング。少し寒い。ここ昆明は中国ではだいぶん南の地方だが、雲貴高原という高台の盆地にある標高1891mの町。昼、太陽が出ている間は暑いが、朝晩と雨の日は寒いらしい。外は今にも雨が降りそうなのと朝だから寒い。
○石林に行くまでに
9:05旅行代理店で待っているとパンダバスのガイドさんが迎えに来てくれた。パンダバスといえば香港にもあり、同じ系列だろうか。雲南熊猫旅游有限責任公司YUNNAN
PANDA TOURISM CO.LTD.。ワゴン車(云A R2120)はもう4人が乗っていた。運転席後ろの見晴らしの良い席に座る。足元も広い。
正面のホリディ・インでインド人の夫婦を乗せる。途中金龍飯店で5人乗せ、今日は計13人で出発。

雲南市内 馬もちゃんと信号を守る 三色道路
市内ではまだ馬が現役で車と同じように信号を守っておとなしく荷物や人を運んでいる。9:45高速に乗る。「石林」まで82キロの表示。雲南省で始めての高速道路で数年前に出来たそうだ。
この高速道路は、別名「三色道路」と言うそうです。その3色とは緑・白・黒の事。なぜでしょう?
緑は道の周りの木々の色。白と黒はベトナムやミャンマーやラオスとの国境に近いことに関係します。白は麻薬などが入ってくるルート。黒は武器などを出すルートで、今までたくさん摘発されて、今後もあるようです。
と、言ってもこの周りの人々はいたってのんびり過ごしている。車が120キロを出している路肩で、天秤を担いで歩いたり、横断したりしています。そのほうが怖いと思うが。
すぐ渋滞で時速は60キロまで落ちた。10分ぐらいして右側に折れ一般道に入って行った。なんと「石林」に行くのに使う高速道路はたった7キロしかなかったのだ。
10:00雨が降ってきた。時速も30キロまで落ちてしまった。10:25「陽宗湖」の近くのお土産屋さんでトイレ休憩。バスと提携している店で主に翡翠などの宝飾品を売っている店。トイレも済ませて買う物も無いので、外に出る。
○雲南の鉄道
左手の山を見ているとちょうど火車(汽車)が見えた。鉄ちゃんの私はすかさずシャッターを切る。2本線路が平行して見えて、下の線路にディーゼル機関車に引っ張られた色とりどりの客車が十数両、昆明方面に向かってゆっくり走っている。右側にトンネルの出口が見える。これはどこから来ているんだろうか。後で地図を見るとどうもベトナム方面から来たようだ。中国本土の鉄路は広軌だが、この線だけはベトナムに合わせ狭いのだそうだ。ガイドさんが言うには、この鉄道を作るのに中越(中国とベトナム)合わせて100万人の犠牲があったぐらいの難工事だったそうだ。すごい数だが本当だろうか。

遠くに火車(汽車)が見えるでしょう。 ベトナム方面への鉄路
後から来たバスも次々と出て行き、私達の1台だけ残り、運転手とガイドさんが来ないもんだから皆がぶつぶつ文句を言い出した。一人のお客さんを連れて帰って来て、11:18やっと出発。
12:16ツアーに含まれている昼食を食べる為ドライブインに着く。見た目こってりしていたが、食べてみるとあっさりしていた。
○ツアー参加者の紹介
ここでツアーの参加者の紹介。初めから乗っていた人達は、西安から来た公安関係の仕事をしている男4人組。みんな人なつっこく誰とでも打ち解ける性格。一人は元総理の細川さんにそっくりで、本人に言っても知らないのでKさんに言うと「私もはじめからそう思っていた。」と言うので思わず笑ってしまった。ここに来るまでに、四川省の我眉山と楽山大仏・桂林の漓江下り・世博・と来て今日の夜は西双版那(シーサンパンナ)の景洪市に行き、来月13日に帰るそうだ。なんと優雅な旅。うらやましい。中国では職場で研修や会議を兼ねて各地の旅行に行ける制度がある。これは年功序列でだんだん遠い所になるそうだ。次に遼寧省から来た男2人組。自分達で商売していて仕入れかたがた観光もしているそうだ。インドから来た夫婦。見るからにインドという2人。奥さんの横幅は2倍は必ずある。でも愛想良くニコニコしていた。後男の人1人と女の2人連れ。
○石林にて
13:00食事もトイレも済ませて出発。10分後「石林賓館」の駐車場に到着。車を降りるとさっそく物売りのおばさんがやって来た。日本人と分かると流暢な日本語で、「この藍染めの暖簾綺麗でしょう。買って下さい。買って下さい。」と横に付いて離れない。無視しているとダメだと分かり別の人のところに行った。
一口で石林風景区といっても50ヶ所以上あり全部見るのには1週間以上かかるそうだ。今回はその中でももっとも有名な「李子石林」に行く。ガイドさんが持つCITSの旗を先頭に出発。まず庭から大石林のパノラマを見る。よく写真で見る風景。ちょうど日本人ツアーが来たので頼んで写真を撮ってもらう。
少し坂を登り「小石林区」に行く。このあたりはサニ族の土地なのでその民俗衣装を着てガイドしているが、顔は浅黒く無く端整で身なりも綺麗。どうも漢族の女の子が仕事でサニ族の衣装を着ているようだ。たまにすれ違う土臭く精悍な顔立ちしている人たちがサニ族だろう。数十メートルの石林の下は綺麗に芝生が敷かれ思っていたより綺麗だった。途中で雨が降ってきた。避ける場所も無いので降られるままにしていた。幸い小雨ですぐ止んだ。雨上がりは空気も澄んでしっとりとしていい気分。マイナスイオンいっぱいで清清しかった。

蓮華池 大石林区の庭
蓮華池の中の回廊を行き、「大石林区」の石の林の中に入って行く。上がったり下がったり穴をくぐったり、狭いし人も多くてなかなか前に進めない。やっと「石塀岩」に着く。ここは一番の撮影ポイント。石に大きく赤字で「石林」と書いてある所。順番待ちのしている人が列を作ってワイワイにぎやか。何かの本で読んだが中国人は大きな石に大きくその場所の名前を書くのが好きらしい。三峡下りの「赤壁」、昨日行った世博の「EXPO'99」、そしてここの「石林」。写真を撮り、後でどこか分かる利点はあるが…。

石塀岩の石林の朱字 サニ族の女性の民族衣装
また林の中をくねくね歩いて石の上に六角堂の「望峰亭」に登る。そこから四方八方石のてっぺんが見え壮大な景色。一番のビューポイントなので全員ここに来る。だから混む。狭い場所なのに、登るのも降りるのも10分以上かかった。そうそうここでも上げ底サンダルを履いている子がいた。かかとは10センチ以上あった。旅行会社の添乗員で、中国人らしからぬ顔立ちだったが日本語は喋っていなかったので絶対中国人だろう。雑技団のように器用に歩いていた。

望峰亭から上からの眺め 林の中から上を見上げる
林を抜け広場に出てきた。いきなりガイドさんが「皆さん荷物を前に置いて手をつなぎ輪を作ってください。」と言う。手をたたいてホイホイといきなり踊りだし、一挙に皆の注目を集めあせった。
そしてホテルの部屋に集められ、サニ族の衣装を着た女の子がお茶を入れてくれる。4種類のお茶で、ジャスミン・紅茶・苦いお茶・あと1つを順々に説明して1杯づつ飲む。売るのが目的だから執拗に攻めてくるだろうと思ったら遼寧省の2人組が帰って商売するので2缶づつ買うから安くしてくれと言って買った。結局安くはならなかったが、女の子が納得したのか、すぐ部屋から出て行った。案外早く開放された。後で皆の話を聞いてみると茶葉は同じでも、水が違うのと入れ方が違うのでそんなにおいしいものではないだろうと言うことだった。
時間も押し迫ったのでワゴン車に帰ることにする。石林賓館への坂道のところに民芸品売り場があり、袋を違う色を5つ買う。急いで車まで走っていると「先生」と呼ぶ声がするのでうかつにも思わずその声に振り向くとさっきのおばはんが手を振って藍染めの暖簾を振って、「買って買って。」と叫んでいた。無視無視。“世博”に多くの売り手が行っているのか噂ほどしつこくなかった。
16:00発車。1時間後トイレ休憩を兼ねて「陽宗湖」の近くの別のお土産屋さんに入る。みんな買う気が無いので前の庭で時間をつぶす。15分後出発。
○七彩雲南
17:30今度は新しく出来た“七彩雲南”に到着。雲南省の民家を大きくしたドライブイン。展示品はタバコ・薬(田七や三七)・山菜などの乾燥物ほかいろいろ。18:00集合なのにインド人の夫婦が来ない。西安からの4人組が19:20の飛行機に乗らなければいけないのに。数分して出てきたがまだ見たいとわがままを言って別の建物に入っていった。他のお客さんも心配していた。18:15名残惜しそうに出てきて、やっと出発。
運転手さんも心得ていて、 車を飛ばして18:37着。なんと22分で机場に到着。市内に入るのはラッシュで、19:07ホテルに帰る。
○タイ料理は辛い
夕食はタイ料理で。泰旺(タイキッチン)に行く。甘いカレー・パイナップル炒飯・パパイアの千切りサラダ・春雨とえびのスープ・豆葉の油炒めを食べる。唐辛子を1本2本と、絵で辛さを示して、辛さマークの少ないのを注文したが辛かった。口の周りがヒリヒリしてきた。計100元(1350円)は安いかな。
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