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第11回中国 雲南紀行 6麗江、虎跳峡編 '99(H11)10月23日〜30日 7泊8日


  10月23日 (土曜日) 日本→上海
  10月24日 (日曜日) 上海→温州→上海
  10月25日 (月曜日) 上海→昆明
  10月26日 (火曜日) 昆明市近郊・石林
  10月27日 (水曜日) 昆明→麗江
  10月28日 (木曜日) 麗江県近郊・虎跳峡・玉龍雪山
  10月29日 (金曜日) 麗江→昆明→上海
  10月30日 (土曜日) 上海→日本
 

  10月28日 (木曜日)  虎跳峡(こちょうきょう)へ

  ○寝過ごした!!
 5:45ふと目が覚める。今日は6:45にレストランに行く約束だから、まだ寝られると思っていたら、いきなり「ピンポーン」。どうした!どうした!!時計を見ると6:47。しまった寝すぎた。すぐドアを開けると角の廊下のソファーにKさんが座って待っている。慌てて服を着て飛び出して行った。時間にうるさい私の何たる失態。朝食を取るが、食欲は無いし、まだ眠たい。あまり食べず早めに部屋に帰り、仕度をする。

 7:38昨日の和さんのタクシーに乗る。昨晩もKさんに電話があったそうで、アメリカ人のお客さん(昨日同じ飛行機に乗っていた人だった。)も交渉しているが、どうしますか止めますか?と。何度も書きましたが予定は決まっていなかったのでOKと言ったそうだ。
 決まったなら今日一日楽しく行きましょう。まだ真っ暗で寒い。町中の店はまだ閉まっているがほとんどの経営者は四川省から来ている人たちだという。距離的にも近い以上に、納西族(なしぞく)より漢族が商売上手だと言いたそうだった。途中お店によりタバコを買い、ガソリンスタンドで給油をして郊外に出る。

 @ タバコは重要なコミュニケーションで、友達や顔見知りにはお互いに勧める。
 A ガソリンの無鉛は無いようだ。95とか98という数字を書いてあった。臭い。


  ○長江第一湾へ
 西の方の山を越え小さな村を通る。朝早くて人もいないし真っ直ぐな道なので120キロも出している。道に何か落ちていたらどうしようかと、ひやひやしながら後ろから見ていたが、そのうち慣れてきて道の周りを見る余裕が出てきた。山の間の広い平地は、草原や田んぼになっていて、人家は山の縁に押しやられたように、軒を寄せ合って建っている。生活の糧や作物が一番大事で、住む所は二の次といった感じ。

 また山に入って行くときれいなアスファルトの道になった。この5月1日に完成したばかりだそうだ。雲南省全体かどうか知らないが、ここの土地も赤い。すぐレンガが出来そう。実際日干しレンガの工場があり、トラックで運んでいた。

 山から長江の源流を 長江第一湾
    山から長江の源流を見る              長江第一湾

 下り降りて、麗江から41キロの三叉路を左に行く。「虎跳峡」は右のはずだが…。聞くと長江(揚子江)の源流を見に行くそうだ。8:40数キロ走り、石鼓鎮の「長江第一湾」という有名な所だそうだ。V字に蛇行している。降りて写真を撮る。途中から赤のシャレードが追いつ追われつ来ていたが、同時にそこに止まると先ほどのアメリカ人が降りてきた。コースも時間も同じらしい。5、6分後Uターンして今来た道を戻る。9:05松園通過。

  ○ドクター・フー
 太陽も出て来て暖かくなり眠くなる。「地球の歩き方(最新版には出ていなかったが)」や「ネット」でお馴染みの"ドクター・フー"の事を聞いてみたら、和さんはアンチ"ドクター・フー"のようで、「よく知らないが、英語が出来て、日本人もたくさんやって来ているようだが、ほとんどインチキでよく騙されたという噂を聞いている。」と言ってそれ以上は話さなかった。時間があれば寄ってもらって会いたかったが、どうも無理のようだ。

 車窓から眺める風景は、日本の昭和30年代の田舎の風景だ。家の横に馬や牛を飼っている小屋があり、風の香りも小さい時に嗅いだそれだった。いくつかの集落を過ぎて、橋頭という集落を右に曲がるといきなり橋が有り渡る。今までの赤かった土が真っ黒な土になった。

  ○虎跳峡
 9:29虎跳峡旅游門票、售票処に到着。30元(405円)支払う。途端にきれいな舗装道路から未舗装の、がたがたぐちゃぐちゃのぬかるんだ道になった。お金を払ったのになぜだろうと思いながら、揺られていると右手の川がもう1本向こうの川との合流地点に来た。2つの川の色が違う。水温の差か水の汚れかわからない。

 虎跳峡入口 源流の合流
   虎跳峡入口                 源流と源流の合流 水の色が違う

 さらに進むと崖崩れのため補修していたが、なぜかそこで降ろされ歩かされた???わからないまま川を眺めながら歩く。これだけゆったりとした流れなら、桂林の漓江下りのような船旅が数年後には出来るようになり、にぎやかになるなと思う。通り越したらまた乗れと言うなぜだろう?

 虎跳峡から玉龍雪山 がたがたゆるゆる道
   虎跳峡から玉龍雪山              がたがた・ぐちゃぐちゃ・ゆるゆる道

 ここからぐんぐん上って行き、今まで遠くに見えていた対岸が、石を投げれば届きそうなくらい狭くなり、川の流れも急になって来た。

 このあたりからが「虎跳峡」の名前の由来になった、虎がジャンプして対岸に着くような狭さ。そんな訳ないでしょう。近く見えるが実際は2〜300メートルはあるでしょうか。大声を出すとこだまします。Kさんと和さんは石を投げていたが、対岸はおろか川面にも届かず上がる風で逆に戻されていました。

 私はと言うと、道の縁まで恐る恐る行って下を見ると、5〜600メートルもの断崖絶壁で後ずさりしてしまった。ましてや走って石を投げようものなら、そのまま下に落ちてしまいそう。もちろんガードレーンはありません。所々の石を置いてあるだけ。恐るべし「虎跳峡」。

  虎跳峡  虎跳峡
    虎跳峡               虎跳峡

 10:02トイレ休憩かなと思ったら、ここが今回の終着点。
 「虎跳峡」も上流から、上虎跳峡、中虎跳峡、下虎跳峡とあって、一番近い「上虎跳峡」で降りる。その先にトンネルもあり道もあるが、もっと狭くなっていた。
 売店の手前の階段を降り、すぐ左の階段をどんどん降りる。5分ほど降りてもまだ降りる。こりゃ登る時は大変だ。やっと川面まで来て右を見ると、真中に大きな石と段差で滝のようになり、相当離れたここまでも水しぶきが飛んできそうだ。

 降りてきた道 上流の滝
   降りてきた道                上流の滝

 来る時思った遊覧船計画はこの場面を見て、即刻中止にしました。ここまで、以外と人が少ないのでおかしいなと思ったら、定番コースとして午前中は「玉龍雪山」へ昼から「虎跳峡」になっているので、あえて逆にした事が後でわかった。

 写真を撮り、滝の方へ歩いて行くと民族衣装を来た親子がいて、一緒に写真を撮るサービスをしていた。1元(13.5円)也。今度は登りの階段だ。すぐ駕籠の客引きの声がかかる。20元(270円)だが、2人で籐のようなもので出来たイスを肩で前後に担ぐような駕籠。乗る方が高くなるで逆に怖そう。

 虎跳峡 納西族の親子
    虎跳峡                    納西族の親子

 初めはどんどん階段を登って行くがだんだんへばってくる。20段ぐらい登って一休みの繰り返しになってしまった。普段の運動不足が…。
 所々の空き地に今からお店を開く準備をしている。朝鮮人参や干し松茸など素朴な物に中になぜか短剣などの刃物が数多く並べられていた。山菜取りか盗賊と出くわした時の準備か?
 20分後やっと駐車場までもどって来られた。途中トイレがあり、5角(7円)を払い小をする。その時……。止めときます。40分ぐらいで20台くらいのタクシーやマイクロバスが止まっている。そろそろラッシュの時間だ。速く来てよかった。

 10:44出発。来る時はまだぬかるんだだけの道が、たくさんの車が通った後だから、粘土状の道が30センチの襞が出来て、対面では通行できずに、遠くから車を待って順序良く走る。ほとんどの運転手が顔見知りだから、トラブルが無いようだ。

 左を見ると川越に玉龍雪山が見える。恐竜の背中のように雪が積もった大きな三角形が6つ見える。名前通り龍の背中に見える。

 中虎跳峡方面 虎跳峡から玉龍雪山
     中虎跳峡へのトンネル            虎跳峡から玉龍雪山

 今ふと気が付いたのだが、雲南の運転手は信号や少しの停車では必ずエンジンを切る。環境保護か?ガソリン消費を抑えるためか?ぽかぽかして寝ていた。

  ○丸八旅店で昼食
 1時間走って急に止まった。何事かと思ったら山の中で小さい男の子が2人ビニールの袋を持ち、中にきのこが入っていた。和さんが昼飯用に買っている。7元(95円)を払っていたように見えた。

丸八旅店
 12:00麗江から41キロの三叉路の手前にある「丸八旅店」に寄る。若い女の子2人で切り盛りして、営業許可書には資本金1500元(20250円)と書いてあった。しっかりしている2人だった。

 他にお客さんは2組で、1組はランクルを乗っていた。当地では日本円で500万円はするだろうとの事。持っている人はたくさんいるそうだ。和さんもこのサンタナを昆明で半年前、20万元(270万円)で買ったそうだ。よく持っているなと思ったが、外国人相手で毎日この商売していると貯まるそうだ。また車を綺麗にすれば高く交渉が出来るので思い切って買ったようだ。でも20万元の内8万元はタクシーを運転する為の営業ナンバー代だったそうだ。

 和さんが下ごしらえ 昼食
   和さんがきのこを洗う            昼食おいしかった

 朝出る時はどんなものを食べさせらるのだろうかと戦々恐々だったので、とにかく薄めの味で、量も少なくお願いした。和さんはさっき買ったきのこを水洗いしている。油炒めにするそうだ。出てきた料理は、きのこの油炒め・ほうれん草と豚肉と豆腐のスープ・炒飯十分頼んでいたので炒飯は薄めできのこの辛さがちょうど良くおいしかった。スープの味はこくがあり良いが豆腐は淡白すぎた。お腹が空いていたのと安堵感で思わず全部食べてしまった。25元(338円)。


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