朝、空港で目ざめて、寝起きのままふらふらとひこーきへ。みんながキョロキョロする俺を親切に導いてくれたのは後から思えばあんな時間に国内線に乗る外人なんて俺くらいなもんか。明るい時間にひこーきに乗るのは初めてで、しかも窓ぎわ!そこから見た雲の世界に感動してずっと窓にかじりついてた。美しすぎた。その時の脳内BGMはヒロカの空。まんまやし。でも感じ方は全然違った。あの時曲作ったらどんなメロディができてたんだろう。で、チェンマイ空港に着いてキラと会う。空港を出たら見た事のない植物に目をひかれたが、そんなのまだまだ前奏の始まりにすぎなかった。キラのレンタルバイクに二人でまたがると、あたりまえのようにノーヘルで普通に走り出した。誰もヘルメットなんてしてる人はなく、空気、雰囲気、風景、人々、全てがまるで違った。全てがおもしろかった。ただタイの雰囲気を吸い込んでいるだけで、心が癒されていくのを感じていた。人々はみんなの〜んびりしていて、そんな人々が出すオーラが、人はこうあるべきなんだと直感的に感じさせた。のら犬も多かったけど、犬もの〜んびりしていた。宿にチェックインし、まず、きらに大学の生協に朝メシを食いにつれてってもらった。これがまた雰囲気がよかった。ここで、なんか食ったのがまためっちゃうまかった&めっちゃ安かった。きらが「あ、さいふ忘れた」と言ったらおばちゃんは「後で持ってきたらいいよ」と言ってた。ここで日本で抱いていたスリや置き引きだらけで危険!というだけのイメージは遠い世界にふきとんでいった。この学食にものら犬がいて、学生が食べている横にちょこんと座って、ものほしそうな目で見ていた。のんびりしたタイの日常だった。なんか書き出すとキリないな。こんなに書いてまだ朝メシか。で、その後の市場がまたすごかった。全てが珍しくておもしろくて得体の知れない物だらけだった。ここでキラにすすめられたパイナップルが超おいしかった。
ジュースもおいしかった。日本で知ってたパイナップルとはまるで別物だった。あれはうまかった。キラにつれてってもらった超ローカルな田舎道とかすごいよかった。寺院もよかった。ずっとぼーっとしてたかった。風が心地よくて。なんでバスケットコートがあんねんって感じやったけど。デパートみたいなとことか、ほんと売ってる物とかあまりにも日本とたいして変わらないことにびっくりすると同時に、店員のあまりにも違う空気にびっくり。普通に勝手にどっか遊びに行ったりするらしいし普通になんか食ってるし。日本では人間である前に店員であるけど、こっちでは人間のまま。全てが人間らしく人間として生きている。日本も戦後どんどん経済成長して発展していったけど、人間であることを無視して、発展することを前提に発展してきた日本とは全く違う。こっちには一家に一台の洗濯機や、一人一台のパソコンもないけど、日本にないものがあまりにもたくさんある。日本には余計な物はいっぱいありすぎるけどタイにあるものが日本にはない。タイも発展すれば日本のように今より生命力をなくすのかな。でも絶対日本みたいにはならんやろな。きらともいろいろ話した。いろいろ考えるな〜。色々考える。今も日記書きながらきらと話した。こっちに来な見えへん事とかあるよな〜。うーむ。きらの言う「知らぬが仏」もなるほどなやし。こっちの人は日本の裕福を知らないから楽しく生きてるんだろな。うん。ところでなんで欧米人はタイまできても地元の物には手を出さんと自分らが食べ慣れたもんしか食わんのやろ。日本に来る欧米人もそうやし。。夜の屋台のメシめっっちゃうまかった。ほんまになんでこんなにおいしいのってくらいおいしかった。それで日本円にしてたったの数十円。こっちの人の日給くらいを俺らは1時間で稼いでる。そうそう、一人でうろうろした時はかなり疲れた。。つか3週間じゃ短いとか思ってたけど、たったの一日でこんなにもの色んなものを見れるのなら3週間なんてでも十分かもしれん。
ナイトバザールも色々あった。墨で写真みたいなリアルすぎる絵を書いてる人らがすごすぎたけど、芸術家ではなく職人さんって感じがした。それでもすごすぎるけど。でもあんなにすごいのにちょっとしか稼げへんのよな。こっちでストリートやったらどうなるんやろう。。きらはタイ人は無邪気に喜んでくれはるって言ってたけど、ほんまに稼げてしまえそうよなー。目見えへんくて障害児の息子横において、タンバリンペチペチたたきながら細々歌ってるおばちゃんとか見たら「生きる」ということがくつがえされる思いがする。そんな人らでもここでは別に普通の人やし、屋台でのんびりその日すごす金をかせいで楽しくゆったり日常をすごしている人も普通やし。。日本でめっちゃ死ぬほど働いて裕福な暮らししてるけど死にたい気分になってるのとか、きっと目に見える物を得たかわりに目に見えない大切な物を失ったのが大きすぎる・・・
ゆうべは日記の途中で眠ってしまった。。まだ書くことあったのに。。タイの女の子のこととか。まぁいいや。
今日は朝からキラの友達とのお別れに付き合ってた。あ、朝中嶋さんと食いに行ったとこが、ちょっとシャレた感じの店で、また超うまかった。はじめに飲んだチョコレートエッグというのがうまくてびっくりした。つーかタイの料理なんでこんなにうまいんやろうっていう驚きから、なんで日本はあんなにまずいんやろう、、とも思うようになってきた。タイは学食とかでもあんなにうまいし安いし。日本の学食なんてなんであんなマズイねん。やっぱバイクノーヘルでとばせるのは超気持ちいい。そしてチャリンコやバイクを返していよいよチェンマイを出発。あ、そうそう、洗濯屋さん(注:タイでは洗濯機一つあれば洗濯屋さんができるし、携帯一つあれば携帯屋さんができるのだ。スーツ着て会社の面接あちこち回って「御社は…」なんて言いながら就職活動してる日本とはえらい違いである)でとった写真はめっちゃいい絵が撮れたはず。俺にも焼き増ししてもらおう。で、出発。
あー今日も長く濃いーい1日やった。やっぱタイおもしろすぎる。てゆーか旅っていいね。アユタヤ最高!!なんやねん何がおんねん!トカゲもうるさいし。てゆーかなんでトカゲが鳴くねん。現在宿の部屋で一人。キラはここで出会ったここで働いてるとゆう日本人のとこにしゃべりに行った。ほんと人生ってどこでどうなるかわからんよね。動けば何か棒にあたって小さな出会いから道がひらけたりして。おもしろいね。さて、、、、、。
で、すげー田舎のローカルな所入って行って、こんなとこ日本人来るの初めてなんちゃうんみたいなとこで昼飯を食おうとなり、バイクとめて、なんか家族かなんかよくわからんけどそこでめしを食う。これがまたすごい体験やった。キラは完全にウルルン入ってた。みんなすごいしゃべってきて、キラがずっとタイ語でばっかりしゃべってるから俺は何しゃべってるのかさっぱりわからず。そこにいた俺らと同い年の23才の女の子が、まぁタイ人の中ではかわいかったけど、キラ曰くしゃべり方がすごいかわいかったらしく、キラの「あの子かわいい、あの子もかわいい」は相変わらずだがその子の事だけは1日中言ってた。でも23歳で子持ち。一生そこでのんびり暮らしていくんやろなー。日本では就活だの何だの言ってる23才がいっぱいいるのに。不思議やわ。で、写真とってみんなとお別れ。田舎じゃ現地語しゃべれな何も話せん。キラは相当楽しかったらしい。んでまたバイクでうろうろして運河沿いのお寺とかあるとこの景色がすげーよくて、キラはそこの桟橋でひるね。そこにタイ人の男3人ぐらいが俺に話しかけてきて、1人の英語そこそこしゃべれるやつとしばししゃべる。タイのイントネーションには慣れてきたが、やはりタイなまりの英語はわかりにくい。で、キラも来て、そいつが「お参りに行くぞ」というので二人でついてってお参りさせてもらう。タイ式のお参りは新鮮だった。普通ならなかなかこんな経験できひんよね。やっぱ旅はおもしろい。そうそう、途中で買った謎のおかしもおいしかった。でもなんでタイ人はそんな大量に売ろうとすんねん。そんなにいらんっちゅーねん。果物にしても何にしても。そうそう、ジュースに氷と黒いクニョクニョ(今思えばタピオカだったのかな)が入ったようなやつもおいしかった。そこのおばちゃん(おねーさん?)がかっこよかった(キラいわく)けど結婚してるとのこと。で、高さ80メートルのとこ(アユタヤの一番高い遺跡?)とか行って、夕方いったん帰ってシャワーで5日分のアカを洗いおとして次は屋台がいっぱいでてるとこへ。ここはチェンマイとも違って日本のお祭りみたいな感じやった。そこでクニュクニュのジュースを売ってたおねーさんに再会。帽子とっててキラはがっかり。ここでまた色々食っておいしかった。ジャックフルーツはちょっとノーコメントだけど。そしていろいろある市場みたいなとこ行って、ライトアップされた遺跡見て帰る。なんかへんな乗り物(電飾いっぱい)とか像とか乗せられてキャッキャ喜んでる日本人ツアー客とか、はたから見てるとすげーイケてなくてなんとも言えん気持ちになる。こんなバカ日本人観光客達は、ここまで来てこんなすばらしい経験しないで帰ってくんやなー。タイはこんなにおもしろいのに。市場とかも知らんと帰んのかな。白人はどうしてみんなあんなに夫婦とかカップルで来るんやろう。まぁ向こうから見れば何で男二人で旅行してんねんて感じかもしれんけど。