***************************バンコク到着***************************
なんかひと眠りしちゃったから変なカンジ。はじめに旅日記書いた場所にやって来ちゃった。この空港には何度も来てるけど、こっから出るのは今回が初めてなんだよな。さっきの横の席のおっちゃんは、英語ペラペラしゃべるからどっから来たのかと聞いてみたら片方はUSAからで、もう片方はタイ人だった。どー見てもアメリカ人には見えんかったが東南アジア系アメリカ人なんだろうか。しかもこのおっさん同士は聞いた事ない言葉で話すもんだから「それ何語?」って聞いたらラオ語!?どーなっとんねん・・・。タイ人の方もやたら世界中周ってるし。京都にも行ってた。しかしタイ語とラオ語が似てるってわかったのは収穫だったな。今頃日本は夜中の2時。さーここで一眠りして日の出と共に出発じゃー!
あーこの日はいっぱい書くことあったのに酔っ払って寝ちゃったよー。まーとりあえずカンチャナの女の子はほんとにかわいくておしゃれでセクシーで、そして曲者だった(笑)日本の一若者 音楽家兼旅人 古川武史24才 from Kyoto JAPAN
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で、もう一度橋を見てから犠牲になった人達の墓地へ。お墓があるだけでもラッキーな方なんだろうけど、それでもその数に圧倒される。しかし何よりショッキングだったのが、墓石に書かれてる年齢をふと見ると、22才、30才、19才、25才、21才・・・・・・・・・・・・・・・。これみんな自分と同じくらいや、自分より若いような若者達。。たかが一握りの人間の権力欲のために無理矢理連れてこられ、病気になって熱がひどくても例外なく意識を失って倒れるまで働かされ続け、そして死んでいった数え切れない若者達。たかが橋を予定通り完成させるためだけに。ほんとならこれから未来があったであろう自分と同じ若者。セックスしないで死んでいった奴もいっぱいいただろう。後にすばらしい才能を発揮したであろう人も数多くいたことだろう。そしてこんな事のために死ななくてはならなかった彼等の無念と、親、恋人達の深い怒りと悲しみ。日本の犯したあまりにも恐ろしい罪をどうとらえていいのかもわからなかった。
で、また壊れると困るので、自転車をチェンジしようと思い、いったん宿に帰る。すると宿のメロンちゃん(ニックネームだろうな)が、「どこ行くの〜?」と聞いてきたので、「山の上の寺に行く」と言ったらどうやらチャリで行くにはとても無理な程遠いらしい。で、トラを触りに行くツアーに誘ってくれて、そっちに行くことに。このメロンがまたなかなかの曲者だった。「明日去らなきゃいけないけどここが気に入ったしずっとここにいたいよ〜」なんて言ってみると、嬉しそうに「私もあなたがまたここに戻ってくる事を望んでるわ〜」なんて言って、後には「そしてあなたはエラワン滝ツアー(ちょっと高いツアー)に行くのよ〜フフフフフ」ってなもんで。う〜むなかなかやるな(笑)。何も考えてないようでなかなか計算されてる。はじめはタイ版O型の女と思ってたが、俺の女版かもしらん(笑)とりあえず両者心動かず引き分け。で、トラツアーにはもっとめっちゃ好みのかわいいガイドの子がついてくれて、8人程で出発。ワゴン車はどんどんアスファルトの道をはずれ、さらに歩いてやってきたのは険しい渓谷。そしてそこには3人程のお坊さんと3匹の本物のトラ!で、「誰から行く?」ってさすがにこれはみんなちょっとびびってた。でもまぁ言われるままにトラ触って写真撮ってもらったが、俺が写真撮ってくれたガイド(?)の男にヒソヒソ声で「コープンカッ(ありがとう)」と言うと、でかい声で「コープン」ってこっちがびびるわ。で、次は赤ちゃんトラ(といっても十分デカイが・・・)が3匹いる所へ。いじわるだな〜先に大物のとこ連れてって〜。こっちはかわいかった〜!手舐めてくれたけど舌はザラザラ、肉球はデカイ!けどプヨプヨ。あとは猿のチョッキーもおもしろかった。女の人にはすぐ甘えるし。うーむやるな・・・。俺のカメラをあげると、かじってみたり眺め回したり、なかなか返してくれない。すげーおもしろい。まーそんな感じでツアーも終わり、かえって宿の前のバーで晩飯。するとここの子が、日本の音楽好きで、いっぱい日本のCD見せてくれた。ブックオフの\100っていうシールが貼っついてるのもあったし。で、タイなのにトランスあゆ聴きながらメシくってビール飲んで、いったん去ったが、水買って戻って来たらまた呼ばれて、しゃべるだけっつって隣に座ったらすげー絡んできた。ほんとに俺が好きなのかそーゆー商売なのかほんとにわからんかったが、明日去るっつったら「行かないでー!!」「私も一緒に行くー!」とか「私の彼氏ー!」って抱きつかれたら一瞬本気でずっとここにおろうかと思いかけたけどそーゆーワケにはいかんよね。で、結局ずっとその子と酒のんで楽しい夜を過ごしたさ。いやーしかしまじかわいくてセクシーでほんまにいい子やった。この旅でNo1になる率高し。でもこんなトコで女にハマってる場合じゃないので、さー旅を続けるぞー!
今日は朝から近くのトコで朝めし。もう慣れたもんで、めんを指差して「いくら?」「15バーツ」とタイ語で会話して朝メシをのんびりいただく。で、大好きなカンチャナを後にして駅へ。駅では学生を終えて駅でさらに4年研修のような事をしてる女の子二人が話しかけてきてくれてしばらくしゃべる。やっぱカンチャナいいなー。で、この死の鉄道の現在の終点まで乗ってみようと電車に乗り込んだのだが、どーせ誰も乗んないだろうと思ってたのに大量の白人ツアー客やらで超満員。ガイドに「座りたい!」と怒ってる白人女もいるし。何様のつもりやねん。で、終点まで行ったがかなりしんどかった。で、すぐ引き返してバンコクに向かって夕方ついて(かなり疲れた)出てみるとバンコクあちこちでお祭り状態。ほんとにお祭りなのかいつもこうなのかよくわからないが、とりあえず屋台で買い食いしながら宿へ。おそく着いたせいか、ちょっと汚めの部屋に連れてこられてさっそくゴキブリ出る…。穴に逃げやがったから穴をトイレットペーパーで塞いでやったぜざまーみろ!でもどっから出てくるかわからんよねー。で、予定通りビザも取りに行って、さー明日早起きしてカンボジア。バッタンバンか、さっさとシェムリアップか・・・。どーしよっかなー・・・・・。
すると払っておつりももらってから今度はあと5ドルでエアコンバスにしてやるとさ。「みんなそれで行くんだ」って意地でもそっちに乗せたいようだったので、こっちも「安い方に乗せろ」って言い張ってプラス3ドルに負けさせる。はーそれでもぼったくりすぎじゃ。そして12:30にバスが出るってんで横になって休んでると、日本人の彼氏が話しかけてきて暫くしゃべる。なんと同い年の京都人!ここまで来てそれは奇跡的やなぁ。で、すぐ仲良くなってずっとしゃべる。しかしこいつがまた英語や交渉ごとは俺の方が上っぽいが(プラス5ドル払わされてたし)頼りになる彼氏だった。3人でしゃべっててもいつまでたってもバスは来ない。あーだこーだ言ってまだかまだかって言ってると、1時間以上遅れてようやく来る。しかしこの二人、俺も出入国カードおばちゃんが書いてくれて、自分が代わりに払っとくからTAXの100B払えって言われて、おかしーやろうと思いつつも払ったんだが、この二人は払ったままカード返してもらってなかった。完全に無意味に100B取られたな。で、国境(すぐそこだった)に着いて降ろされて、ついに、しかも初めて歩いて国境を越え、カンボジア入国。
すごい、今までで一番混沌としてる。入ったとたん物乞いの子供がしつこくたかってくる。無視して進んで、また待たされてバスに乗ったらまたバス会社みたいなとこで降ろされる。またかよと思いつつ待たされること・・・・どんなけ待っただろう。彼氏がキレてくれてなんとか乗ったが、また近くで降ろされて、待たされて、結局3時半にようやく出発。いつもは1時半に出るんだけど今日はなんか問題があったみたいだってホントかどうかわからんけど、これじゃ完全に夜になるな。明るいうちに着かないと危ないのに。しかしさっき別の白人も同じだけ払ってるのかと思って聞いてみると、バンコク→シェムリアップで500Bだったとか。くそー完全にやられてる。日本人やと思ってカモりやがって。で、バスはベコンボコンの大悪路をひたすらまっすぐ突き進んでく。前から来るバイクや車にクラクションパーパー鳴らしながら。すげーさすがに旅慣れた俺でもカンボジアの混沌は新鮮だった。サバイバル好きの俺を満たすには十分だった。見渡す限り何もない1本道をひたすら地平線に向かって突き進む。途中すれ違うでかいトラックには子供とかが荷台や連結部にいっぱいに乗ってた。これがカンボジアの交通手段ピックアップトラックってやつか?しばらく走って晩飯休憩という事で降ろされる。外人向けの英語メニューがある。なぜかバーツ表示だ。しかもやっぱ高い。でもまぁほんとにド田舎で、悪質な感じではなく、小さい子も働き手なのか、料理を運んできてくれる。子供はいい子らのようだ。で、また走り出すと、今度はひたすら赤土の地面。道路わきの小屋や植物は、車の巻き上げる赤土で赤く染まってた。しばらくして辺りは真っ暗になる。たまにある木とわらの家などにもなぜか電気の明かりが小さいながらついてる。火の明かりもあるようだったが。道はさらに大大大悪路になり、ベコンボコンガツンゴツンと、何度も椅子から吹っ飛びそうになりながら進む。ガラスも割れそうだし。しばらく行くと何やら止まる。「何があったんだ??」と眠い目をこすりながらとぼとぼ歩いてってみると、橋に乗った瞬間俺の下の鉄の板がガタンとはずれて俺が川に落ちかける。慌てて逃げたらみんな笑ってた。どうやらトラックが左半分壊れた橋にはまって傾いて動けなくなってるようだ。で、2〜30人で、トラックを押し戻して(もちろん俺は近よらず)また出発。しばらく走ってまた休憩っつって降ろされる。田舎で、子供らがすごい話し掛けてくる。日本語を勉強してるという20才の女の子としばらくしゃべる。日本人の女の子を見てキレイだって言ってた。しきりに「また戻ってきてー」って言ってたけどムリなんだな。そーだこの子に折り鶴あげればよかった。すげーしまった。。で、また出発。しかしカンボジアの子達と触れ合えた貴重な経験だった。そこから1〜2時間ほど走ってようやく町が現れる。やっと着いたのか。もう10時半になっていた。一軒の宿に降ろされて(ここもグルだな)まぁキレイだったけど一応ガイドブックで目つけてたトコもバイクで連れてってもらって見て、やっぱ元のトコに泊まる事に。怪しくても俺の経験上こーゆー観光地はほんとに安くてサービスもいい事が多い。競争率が高いだろうからね。あー長い長い移動だった。出発から到着までほぼ17時間の大移動。さー明日はアンコールワットだ。