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| 私たちは、地下鉄に乗り(どうでもいいけど、香港人は黒ばかり着ていて、青や紫の私たちはなんか浮いていた)、占いのメッカとして有名な<黄大仙(ウォンタイシン)>に行った。 下りた途端、怪しげなおばあちゃん2人組に捕まる。何を言ってるのか分からないけど、参拝に使う線香をくれる(?)らしい。受け取って歩き出そうとすると、えらい剣幕で止められた。ひょっとして・・・売り物?私は慌てておばあちゃんに花火のように長い線香をつき返して、小走りで友人たちの後を追った。 それから、迷う。有名な寺なら、看板くらい出しておいてほしい。 しかも、工事中らしく白い板に挟まれた横幅1mくらいの小道を進むのだ。分からなくて当然だ。 |
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Sさんは、どうしても占いをしてもらうと言うので、日本語OKの占い師を探すことにした。
まずは100本のゼイ竹が入った筒を振り、自然に落ちたものに書いてある番号から占う。この番号を占い師に告げなければならない。
この占い師は約100人くらいはいるのだろうか。
じめじめした暗いブースの中に、それぞれぼーっとしているのだ。
看板の文字に日本語があるかどうか、ぐるーっと回る。やっとの思いで見つけた日本語OKの占いオジさんに、Sさんが占ってもらっているのを、私とTさんはぽけーっと待っていた。とても、いい休憩になった。さすがに、歩き疲れて、ふらふらだったのだ。
ああ、なんて充実した1日。
疲れ果てた私たちは、ひとまずホテルに戻る。買い物した荷物を置き、さあ、夕食!
夕食は、日本にいるときから、ぜひ食べたいと(特にSさんが)盛り上がっていた火鍋(ホウボウ)の店に行くことにする。
ガイドブックを見ると、ホテル日航の近くらしい。私たちは、旅行会社のホテル周遊バスに乗って、ゆったりとホテル日航へ。
そこから、地図を見ながら、歩き歩き、やっとそれらしい店を見つける。
店先でうろうろしながら、ここだよねえ、と悩んだが、よし!と、とりあえず入ってみた。
やたらと広くてガラーンとしている店内。
メニューを広げてみたが、どこを見ても目当ての鍋がない!
困っているうちに、オーダーが来たので、適当に頼む。しかし、そわそわ。目当ては鍋なのだ!
友人たちと共に、英語で質問を試みるが、もちろん全然通じない。そして、Sさんが得意の北京語で尋ねてみる。
な、なんと、通じてる!
こちらの人って広東語ばかりではなく、北京語も話すのね。
長い問答の末、目的の鍋料理を扱っているのは、隣の店だ、ということが分かったらしい。
となると、このレストランに用はないのだが、オーダーしてしまっているのだから仕方ない。だけど、スープもおいしかったし、特に酢豚は絶品!だった。こんなおいしい酢豚は食べたことがない。
調子に乗って食べていると、誤って唐辛子を口に入れてしまった。辛くて辛くて、口の中の感覚がなくなる。
おいしかったので、胃袋は満足しているが、目的の鍋は食べてない!というわけで、隣のレストランへも入ることに・・・。
骸骨のようにほそ〜い、禿げているんだけど、長髪(肩につくほどだけど)の、ミステリアスというか怪しげなウェーターが私たちのテーブルの担当らしい。
このレストランはやたらと賑わっていて、回りのテーブルに座っている香港人は、酔いが回っているせいかも知れないけれど、ガアガアガアガアうるさくて、最悪。
ところが、私たちのテーブルに鍋や材料が運ばれてくると、彼らは一瞬シーンとなり、「こいつら、こんなに食べるのか」というように、視線を向けてきた。気になって仕方ない。
だけど、ほんと10人前はあるのではないか、と思われるほどの量。山盛りの野菜に、ぴちゃぴちゃと生きたまま串刺しになった海老たち、ちょっとの豚肉、それから、うどん。くずきりのようなものもある。
また、海老(笑)。
香港に来てから、ずーっと食事といえば、海老。コースの中にも、必ず海老。海老、海老、海老。
おかげで、私は帰国後3ヶ月間は、海老及び中華は食べられなかった・・・。
この鍋もまた、おいしいという代物ではなく(私たちは満腹でムリヤリ食べていたからかもしれないが)、まあ、食べることが出来たということで、悔いは残らないだろうと、満足した。
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