プチホテルduduの日本人おかみ、Rocoの日記風エッセイ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



文/Roco

2003.05.15up
Vol.2 「今日あのナゾが解けました」

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このまえベトナムへ旅行にきたたかこさん(このHPに旅行記をよせています)と、 ホーチミンの街角でお茶した時のことでした。
ちょうどテトが近ずく頃で、街はにぎやかでそのカフェも混んでいました。
アイスクリームかなにかを注文してそれをたべているとなんと更にケーキが運ばれてきたのです。
「アレ、これは注文してないわよネ」とケゲンな顔をしているとやがて、すっとウエイターのお兄さんがきてそれを持っていってしまいました。そして黙って別のテーブ ルに運んでいきました。
「ア、間違えたのネ」
でも、ふと見るとどのテーブルにもこのケーキがでているようです。
「ヘンネ、もしかしてテトのサービス?」なんて想像してみたのですが、それっきりそのことはわからずじまいになっていました。
そして今日、しばらくぶりで日本からきたT青年とその店へよってみてあのナゾが解 けました。
コーヒーをたのんでフィルターから落ちるのを待っていると、またまたなんと今度はシュウクリームとお菓子がお皿にのって出てくるじゃありませんか。
「アレ?これこのまえと同じ調子、、、」
と思っているとしばらくしてそのお皿はてつかずのシュウクリームとお菓子がのったままもっていかれてしまいました。
首をひねっているとT青年が言いました、
「アレって一応誰にでも出すみたいですヨ。で、食べそうもないと引っ込めていくんです、たべた人には後でお金を払ってもらうわけです。」
「ああ、 そうだったの」
テトのサービスかもなんて見当違いもはなはだしかったわけネ。
「オシボリもそうですヨ、使っただけお金を払うんです。」
で、ああ思い出しました、いつかビヤホイで日本人A子さん、次々と出されるオシボリを「アリガト、アリガト」とアリガトを連発しつつ、かにや貝でよごれた手をふいていたっけ。
オシボリはお店の好意ででてくるもの、と信じて。
ふとテーブルをみるとここにもオシボリがきていました。
ケーキがくるのは「せっかく目の前にあるんだからお食べなさいヨ、よかったら、、、」と言っているのネ。
そういえばお茶を飲んだり食事をしていると品物(新聞、宝くじ、日用品、たべものなど)がにゅっと目の前にあらわれることはめずらしくない。
「歩くお店」がどこにでもいてほとんどいながらにして生活に必要な物は手に入るという人さえいるのに、ケーキが出てきてびっくりなんて、私はまだまだ旅行者なのでした。


Vol.2おわり 

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