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2003.03.07up Vol.1 ”プロローグ・・・ロコさんからのプレゼント”
文 *たかこ*
写真*ゆうこ*
今、私が一番はまっている国、それがヴェトナムです。と言っても まだ二度しか訪れてないのですが。
初めてヴェトナムを訪れたのは去年の4月でした。
二度目はつい最近での事で今年の1月の終わりです。
それまでも、雑誌でヴェトナム特集を目にする度にヴェトナム製のかわいい雑貨などを手に取る度に美しいヴェトナム映画を観る度に”行ってみたいな〜”と思っていたのに ’何となく遠い国’その上ビザもとらなくちゃいけないし・・・となかなか実現させる機会がありませんでした。
そんなトコロにおもしろい話が・・・
”不思議亭のロコさんが ヴェトナムでプチ・ホテルやるらしいよ”
エェー!!なんでヴェトナム???
ジャマイカじゃなくて???
不思議亭とは私が時々行ってた下北沢の老舗のレゲイ・バー。ロコさんはそこのファンキーなママさん。そのママとヴェトナムの取り合わせ。全くわからない・・・???の連続。
しかし その話を聞いた瞬間 ”ヴェトナム行こっ””ママに会いに行こっ”私の心は一瞬にして決まってしまいました。
’何となく遠い国’が、急にとっても近い国に!!
ビザなんて旅行代理店にお願いすればいいし!!
心が決まってしまえば後は早い早い。
あっと言う間に実現してしまいました。
それが去年の4月の事です。

初めてのベトナムは 姉、ゆうことのお気楽二人旅となりました。
しかし、この姉 全く頼りにならない。
まず 東京での待ち合わせ場所を間違え遅刻。
彼女はJRの駅員に”スカイライナーはどのホームですか?”と聞いて苦笑されたらしい・・。
その上、前々から調子の悪かったスーツケースを修理もせず持ってきて 行く前から鍵が開かなくなる始末。
成田空港で鍵を壊して開けてもらい なんとか急場を凌ぎました。
”ま〜日本にいるうちに気付いて良かったよね。私達ついてるよ〜!”
などと一応は笑顔で言い合いながらも 私はその時 はっきりと後悔していました・・・
”何で この人 誘っちゃったんだろ。”
夕刻 成田を出発し ホーチミンには夜遅く着きました。
夜だというのに暑い。
南の国 特有の身体にまとわりつく様な湿った空気。
でも私は それがとても気に入っています。
日本を、日常の雑事を 完全に脱出した瞬間だから。
空港を出たとたん タクシーの客引きが ワッと群がってきました。
”いくら深夜でも10ドルまで。それ以上のタクシーには乗らない事”とロコさんに念を押されていた私は 声を掛けてきた若い運転手に”いくら?”と尋ねると 彼は”15ドル”と!!
”なっにー 高い。乗らない”と言うと直ぐさま10ドルに。 交渉成立でそのタクシーに乗りました。
タクシーの運転手にロコさんのホテルの住所を渡し まったく知らない町並みを 食い入る様に見ていました。20分位 車を走らせた辺りで 運転手が徐行しながらホテルを探し始めました。
と、その時 真黄色の看板が!”あった!!”
そこには可愛く’du du’と書かれていました。
運転手に満面の笑みで10ドル渡す私達。
本当は5ドル以下でこれた事を この時まだ知る由もない無邪気な私達なのでした・・・。
ロコさんとの久々の対面。
”たかこちゃん よくきてくれたわねー。”
そうそうこの笑顔。
日本にいた時より ちょっと日焼けしたけど全く変わらないこの無敵の笑顔。
私が何度となく救われた仏様の様な笑顔。
また 逢えて良かった。
ロコさんのホテルは全8室の小さなホテル。
値段も驚く程リーズナブル。
その上、想像していた以上に素敵な造りで感激。
フランス+中国風といったヴェトナムならではのインテリアで とても落ち着く部屋でした。
まあ ちょっとしたハプニングはあったものの 上々の滑り出しです。
一応、付け加えておきますが その頃には姉を誘った後悔も すっかり消え去っていました。
こうして 私のヴェトナム体験が始まっていったのです。
(つづく)
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