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8:00起床、寝坊した。ベッドから飛び降りると、急ぎ足でキッチンへと降りていった。慣れない手つきでパンケーキマシンを使い、パンケーキを焼いた。なかなかいける味だ。
パーティールームで煙草を吸っていると、昨日の女の子Ayaたちが来て、「寝坊したの?」とからかわれた。イーがやって来て写真を撮りたいという。4人並んでシャッターの中に収まった。写真はメールで送ってくれるという。「ありがとう」と言って、イーに別れを告げた。
Ayaたちは今日San Diegoにある「シーワールド」に行くそうだ。別れを告げるとユースの外まで送りにきてくれた。「なんていいコ達なんだ!」「ありがとう」と言って、ふと後ろを向くとスパニッシュのヤツらが、人力車の仕事の最中だったので手を振って別れた。
ユースからマスタングが停めてあるパーキングまで結構遠い。1/3マイルはありそうだ。今日はCosta Mesaのフリーマーケットに行くつもりだ。
I-5を北上。途中、何回かのジャンクションを経て、12:00 Costa Mesa到着。San DiegoLos Angelsの間にあるのだが、ここまで1時間半かかった。99¢ショップに入り、店員のおっさんに「フリーマーケットはどこでやってるの?」と聞くと、「今日はやってない。土日だけだ。」と返事が返ってきた。「ガクッ」今日は金曜日か。「また明日来よう」
仕方なく、来た道に戻りSanta Monicaを目指す。R66の終点、サンタモニカピアにどうしても行きたかったのだ。ガス屋さん「76」の店員のおっさんに地図を書いてもらい、なんとか現地に着いた。しかし面白くなさそうなのと、夕方になり、夜になる前にユースにチェックインしなければならないので、サンタモニカピアを横目にハリウッドを目指した。
ここらは滅茶苦茶に交通量が多い。田舎道ばかり走ってきただけに、何か嫌な気分になってきた。危険な町、Los Angelsなのだ。トホホ...
イーにもらった、ユースのクーポン付きチラシに書いてある地図を見ながら、迷いに迷ってようやくたどり着き、ホッとしたときにはもう日も沈みかけていた。
このユースは一泊で$15、しかもハリウッドでは珍しくパーキング付きなので気に入っていた。しかしオフィスに行くと部屋は無いという。「マジかよ!」信じられないというような自分の表情に気を使ったのか謝ってくれた。どうしよう。買っておいた「ユースホステル・ハンドブック」のページをめくった。
幸い近くにパーキング付きのユースがあったので、向かってみることに。そのユースはハリウッドの山側にあり、一方通行のややこしい所にあったにもかかわらず、偶然に一発でたどり着くことが出来た。
そこは「バナナ・バンガロー」というユースだった。部屋はなんとかあるという。2泊で$38、パーキングもあるので迷わずここに決めた。
シーツをもらってから凄い坂道をマスタングで登り、部屋の前のパーキングに停めた。カギと一緒にもらったメモ用紙を見ると、「20 B」と書いてある。部屋を探してみるが、「20 B」の部屋が見当たらない。すると目の前に「20 1/2」の部屋が。「ここじゃないのか?」と勝手に思い込み、カギを挿してみるがなかなか挿さらない。
「やっぱり違うか」と思いもう少し先まで行くと「24」まで行ってしまった。また元の方まで戻ると「20 1/2」の部屋のドアが開いていて、中に女の子がいた。日本人っぽいが、英語で「ここは女の子たちの部屋ですよ」と言われたのでメモを見せると、隣の部屋だと教えてくれた。
部屋に入るとドアのすぐ脇にコンポが置いてあり、音楽がガンガンに鳴り響いていた。隣のベッドには、ネプチューンの名倉潤にソックリな、一人のハワイアンが横たわっていた。挨拶を交わし、ベッドにシーツを掛けてから部屋の外に出ると、さっきの女の子がいた。
「こんにちは」と声をかけてみると、ビックリしたように「日本人ですか?」と言われた。
「俺はなに人に見られたんだろう?」
名はKyoko。北海道から2日前に着いたらしい。Los Angelsの学校に行くのでダウンタウンでアパートを探しているらしい。決まるまでここにいると言った。
「今から買い物に行きたいんだけど、大きいスーパーか何か無いかな?」と聞いてみると、車で行けばすぐにあるらしい。「自分も買い物がしたいので、一緒に乗せていって欲しい」というので、一緒に行くことになった。
しかしこのユースは交通の便が悪く、車がないと何処からもここにたどり着くことは困難である。市バスも一応はあるのだが、ハリウッド行きのバス停はインターステートをまたいだ向こう側なので、大回りしなければならないらしく、Kyokoは困っていると言った。
着いたところはかなりでかいマーケットで、食料品を買いあさった。Kyokoとはさっき出会ったばかりなのに、2人でカートを押している。急に夫婦になったような奇妙な感覚だ。
ユースに帰り、シャワーを浴びてから2階のテラスでディナーに。サラダとバッファローウィング、ブリトーにミラービール3本づつで、夜中の2時まで語り合った。なかなか雰囲気は申し分ないのだが、「これが自分の彼女だったらなぁ」と思ってみたりした。
今夜は月がすごく綺麗だ。
Kyokoと別れて部屋に帰ると、自分のベッドの上で寝ていた女の子が「ヒィッ!」と飛び起きた。
「悪かった!」っていうか何故女の子が???

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BananaBungalow

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