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インディージョーンズ  最初に挑戦したのは「インディージョーンズ・アドベンチャー:クリスタルカスの魔宮」。あの映画の雰囲気を再現したものらしい。あの映画・・・1981〜9年に公開された冒険活劇シリーズ。reikoubanはTVでいくつか見た。その時に気になったのは、映画で異文化をおどろおどろしい物のように扱うこと。制作者は「架空の文化だ」というだろうが、実在の民族文物や美術を取り入れている。モデルにされた方は気が悪いだろう。そう、雨女NYに言うと、「今だったら作れない映画よね」と同意する。

南米風のピラミッド

  このアトラクションは、南米のマヤ遺跡風だ。行列はとぐろを巻いて、ピラミッドの中に入っていく。屋内もままた行列。ところどころに「インディージョーンズの机」 などが再現されているのが面白い。鉱石ラジオのような音が聞こえてくる。「ガー ガー ニュースをお伝えします。インディアナ・ジョーンズ博士が中米で新しい文明を発見しました ピー」 行列の人を飽きさせず、アトラクションの背景を説明するしくみだ。奥に進むに従い、骸骨の散乱する部屋など、おどろおどろしい演出が加わる。 

インディージョーンズの机を再現
(公式ガイドから)



  待つ間、reikoubanはだんだん不安になる。いつかTVで紹介していたが、このアトラクションは映画の場面さながらに、ジープ風の乗り物で逃げ回るというもの。reikouban、実はジェットコースターが大の苦手なのだ。最近はやりの絶叫マシンが理解できない。なんで金を払って、振り回されたり、脅かされたりしなければならんのか。とはいうものの、子供の時はそうでなかった。遊園地にジェットコースターがあれば必ず乗った。とうとう親が<日本で一番長いジェットコースター>に連れて行ってくれた。当時、それは枚方パークだったのである。エクスポランドもまだ無かった、平和な時代であった。

  意外にも、一番若いNS嬢が「私、ジェットコースター苦手なんですよ〜」と言い出した。おやおや。今どきの人にも絶叫マシンの駄目な人がいるのか。しかもこのNS嬢は、車の運転はかなり大胆である。いや、reikoubanも車のスピードは出す時は出す。人の運転は嫌いだが。

  いよいよ順番が来た。コースターがごとごと近づいてくる。苦手なreikoubanとNS嬢は、皆の間に座らせてもらうことにした。さあ動き出した。意外にゆっくりと進んでいく。あちこちに映画の場面が造ってある。インディージョーンズの等身大の人形が、ゆらゆらと人間のような動きを見せる。おどろおどろしい場面もある。まあお化け屋敷といったところ。なんだ、こんな程度か。と安心した時、コースターが走り出した。上がる!下がる!揺れる!大きな石にぶつかりそうになる。
「きゃあああああああ〜〜 !!!」 
  たまげた。声の主は後ろのNS嬢。屈託のない声で悲鳴をあげている。「きゃああああ〜〜」「わああ〜」「きゃあ〜」「やあーーーん」びゅうびゅうという風の音にかき消されそうになりながら、悲鳴! 悲鳴! 悲鳴!!!

  ようやくコースターが止まる。やれやれ何とか乗り切った。虚脱感と安堵感・・・、意外にあっという間だった。あとで公式ガイドを見ると、この「インディージョーンズ」は最高速度が 25km/h。 これは「ジアース」の 75km/h とは、比べものにならぬほど遅い。それはともかく、感心したのはNS嬢の明るい悲鳴。いいねえ! みんな、本当は心の中では「きゃ〜」なのだが、どういうわけか声が出ない。叫ぶと発散もできるし、ずっと楽しそうだ。

  あっ、団長が呼んでいる。 「次ぎはストームライダーに行くぞ!」 

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