飛騨高山・夏編(その1)

 どうにかなんないかなあ、1年に1度という旅ペース。以前は夏・冬の年2回の一人イベントだったのに・・・。このペースのおかげで、行きたい場所が溜まりすぎてしまって困るのよ。
 ・・・さてと愚痴はこの辺にして、今回の旅は、飛騨高山。えっ?前に紹介しなかったかって?・・・うん、紹介しましたよ、『冬編』を。今回は、その『夏編』を紹介するのだ!

 実は、『冬編』にて行きたかったのに願いが叶わなかった場所があった。その場所は、『白川郷』。ぜひリベンジしたく、この場所を今回の旅に選んだ。
 旅初日、私は中央高速の高速バス乗り場にいた。『冬編』では電車を使って行ったのだが、あまりに交通費が高くついてしまう。電車だと片道約16,000円になるのに対し、高速バスを利用しちゃえば6、500円(新宿からだとこの値段。往復で買うと割引がある)なのだ。
 私は、途中にある『中央道日野』よりバスに乗車。もうバスは、私を残して座席が一杯。私の隣のオジさんは、何やら弁当にパクついていた(このオジさん、途中でトイレに入ったきり、出てこなかったけど・・・大丈夫だったのか?)。
 途中、諏訪にてトイレ休憩があり、そこから松本・安房トンネルへ。トンネルを抜けると平湯温泉が。「おーい、またあの雪見露天入りにくるからなーっ」、と心の中で叫んでいる私を乗せ、バスはさらに進む。
 そして終点の『高山濃飛バスBC』に着いたときには、もう2時を過ぎていた。まあ高山は結構見たし・・・、と思ったけど、あの『冬編』にて多くの観光客の目の前でケツで坂を滑り降りた場所、『飛騨の里』へ。

『飛騨民俗村(飛騨の里)』
 『冬編』では一面真っ白だったのに(あたりまえ)、夏は周りの緑が映えること映えること。ケツで滑り落ちることも無いし(あたりまえ)。
『茅葺の家々』
 この日降っていた雨が、この風景にプラスに働いていた。ほどよく湿った壁、引き戸、屋根から落ちてくる雨のしずくが、言葉に出来ない幻想的な表情に見せていた。
 そんな周りの茅葺屋根の家々を見て、『DASH村は、いつ地図に載るんだろうか?』というあまりにも情けない疑問しか浮かばない自分がなさけなかった。
 さて、そんな私は放っておいて、『飛騨の里』を後にした私はすぐに1日目の宿である『旅館むら山』へ。ここでの夕食は、囲炉裏端。約2年ぶりに飛騨牛とご対面。「おお、久しぶり!」と心の中で歓迎モード。岩魚も囲炉裏でほどよく焼かれており、もううまいってえのなんの。
 さて、二日目に突入。
 この日は、リベンジと決めた場所『白川郷』へ向う日。高山ではお馴染みの高山濃飛BCで白川郷行きのバスへ乗り込む。このバスは予約制なので、乗車券は前もって予約しておいた(往復割引あり)・・・けど、乗っているのはほんの7、8人。予約しなくても良かったのか?・・・おお、外人さんもいるねえ。
 山奥、湖の風景を堪能しながら進んでいくこと約2時間。風景の中に茅葺屋根が見えてきた。『白川郷』に着いたのだ。リベンジ成功なのだ!
 バスが着いたときにはもうお昼過ぎ、近くにあった『白川郷ふるさと体験館』に寄ってお昼の混雑時を回避することにした。
『白川郷ふるさと体験館1』
 同じ茅葺屋根でも、飛騨の里と白川郷という周りの環境が変化することでまた違う趣を見せるのかと感動(ToT)。・・・あら、馬がいるぞ、馬が。なかなか馬に触ることが無い私は、もう触りまくり。
『白川郷ふるさと体験館の馬』
 さて、馬をなでくりまわした後は、他の茅葺屋根を見学。見学後、昼食はどこで食べようかなあと色々と歩き回っていたところ、一軒の食事処にたどり着いた。その食事処は、『忠兵衛』。
 やはり昼食時を過ぎたので、いくつかの空席があった。私は景色の見える席に座り、この店のオススメメニューである『白川郷定食<そばコース>』を注文。
 飛騨牛ほう葉焼や虹鱒の甘露煮、白川豆腐にととろそばなど、もうかなりの品の多さ。それで2,100円はお得でしょう!外に出たからには、あまり食事にはケチりたくないんだよねえ。ここで食べ逃したら、一体いつ食べるのよ〜っ!
 昼食後、ちょっと涼みたかったので庄川のほとりへ。
『庄川・であい橋』
 この庄川にかかっている橋は、『であい橋』。実は、昼食場所を探すときにもう渡っていたんだよねえ(爆)。民宿とかお土産場所、有名な茅葺屋根の家もこの橋を渡ったところにあるのだ。
 この川のせせらぎ、かなり癒されました。
 川で涼んだ後、今日最後の訪問場所『白川八幡神社』、『どぶろく祭りの館』へと向いました。『白川八幡神社』でこの旅を事故も無く過ごせるように祈り、その後は『どぶろく祭りの館』へ。
 みなさんは、『どぶろく』を飲んだことがあるだろうか?まあ、お酒の一種ではあるのだが、酒税法によって祭礼用のみに醸造を許可されたものである。この『どぶろく』が、10月中旬頃に行われる『どぶろく祭り』にて境内などでふるまわれるのだ。その『どぶろく』が、この資料館では試飲できるのだ。
 一口、飲んでみた。・・・すっぱいなあ。・・・けっこう度数あるな。

 そして今宵2日目の宿は、民宿『かんじゃ』へ。
民宿『かんじゃ』
 実は私、民宿に泊まるのは初めてだったのだ。部屋に入ると、まあ簡素(あたりまえか)。テレビの無い日を過ごすのは久しぶりだなあ。
 ちょっと落ち着いていると、この民宿の女将さんが声をかけてきた。

 女将「あの、ちょっとよろしいですか?」
  私「はいっ?」
 女将「お客様、あの・・・、英語話せます?」
  私「はいっ!?」

 女将の話だと、外国人のお客が一人泊まっているとのことで、おそらく食事などで困ることが多いだろうと思ったらしく、女将が泊まっている人に声をかけてみたとのことだった。

  私「まあ、私でよければ・・・」

 夕食時、その外人さんにお会いした。外人さんは、ドイツ人の女性(既婚)だった。ドイツ人だけれども、英語も話せるバイリンガル。夕食時に色々と話してみたら、色々と世界を回る仕事をしているようだった。しかし、日本で旅行することが初めてなのだそうで、夕食に出てくる一つ一つの品に興味を示していた。色々と話していたら、なんと普段通っている英会話のときよりも長い時間会話をしていたのに気が付いた(約2時間)。うーん、信じられん・・・。
 外人さんと別れ、お風呂に行こうとしたら、この近くに『白川郷の湯』という温泉があるというので早速行ってみた。行く途中、私の大嫌いなデカイ蛾や蛙に行く手を阻まれながら、ようやくたどり着いた(日帰り700円)。
 そこでゆっくりと温泉に浸かりながら、明日の予定を思い浮かべました。


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