いま話題になっている南太平洋の薬草を紹介しよう。

それは、日本ではノニ (noni)と呼ばれている。サモアではノヌ (nonu)、トンガではノノ (nono)、タヒチではノニとそれぞれ呼ばれている。 ハワイやグアムでは、ノニブームに便乗して栽培しているらしい。

この形状は、右図のように葉が大きく、子供のこぶし大の実をつける。木本ではないが幹で全体を支えている。大きいもので大人の背丈に達する。この実にワダノニンという成分に肝臓によく効く酵素が含まれているという。抗菌作用などの薬効があって、静かなブームであるらしい。

そういえば、これは、サモアでは雑草である。道端にいくらでも生えている。家の庭にも生えて、大きくなるとなかなか駆除できない。この実を投げて、野犬を追い払ったこともあった。サモアではサバイ島に多いようだ。
多分、南太平洋全域で、このノニが雑草化しているのだろう。サモアでは、現地の人は、これを気分が優れない時に使っているという。

グアムでは、ノニからワダノニンを抽出して売り出している。これを日本で、1000cc 18,900円で通販されている。原料はほとんどただであろうに。

この他の薬草では、カバの根の粉末が欧米では有名。リラクゼーションのためらしい。カバは、こしょう科で、カバの儀式に使用するもの。サモアでは、近年この粉末の輸出が増えている。
雑草が宝の山に!
大きさは、大きいもので大人の背丈。葉柄に2、3個乳白色のタマゴ大の実をつける。
黄色の花はオオバナアリアケカズラ。つる性で熱帯では一年中咲いている。沖縄の浦添市の花に指定されている。