サモアの犬の話

発展途上国でも、タイやネパールなどの仏教系の国では、殺生を嫌うので野良犬は多い。それらの国では,狂犬病には、要注意だ。

沖縄には、野良犬はいるが、飼い犬でもつながれていない場合があるので、怖い思いをしたことがある。野犬は捕獲されて、本島南部大里村の県の施設に入れられる。

一方、サモアでは、この野良犬が問題になっている。当地に不慣れな観光客や外国人にやたらに噛み付くのである。その苦情が観光局に寄せられてくる。

アピアで、ジョギングする時には、小石を最低でも2個を持って行うこと。自転車でも、カゴには、小石を入れておくこと。野良犬と飼い犬との区別がどうも付かないのが、問題の始まりかも知れない。家の周りを徘徊している犬は、ある時には飼い犬となり、ある時は野良犬となる。家にフェンスなどはない。

サモアは1900年代前半の7,8年間は、ドイツ領になったことがある。ドイツ人はサモアに入植し、ココナッツをせっせと栽培して、その油を製造し、欧州に送った。そのなごりで、今でもドイツ系のサモア人は、その名前と血(白人)でドイツオリジンを残している。そのときに、ジャーマンシェパードやドーベルマンが入ってきた。今では犬は、雑種化しているが、写真のようにその痕跡を残している。

当地、狂犬病がないのが、何より幸運である。

ジャーマンシェパードの痕跡を残すサモアの犬。名前はスポ。
ドーベルマンの遺伝子を残している。名前はナナ。