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旅先での事件(ボリビアにて)
2000年春ボリビアにて、私が遭遇した話しです。夜ホテルに帰ろうと思い、来た時と同じ番号のバスに乗ったら、全く違う方向に走り出した。同じ番号のバスなので終点と始発点は同じだと思い、私はずっと乗っていくことにした。だがバスはどんどん単なる住宅街に迷い込んで行ってしまった。だから最後まで乗っていてひき返そうと思っていたら、バスはとんでもない所で止まってしまい、下りなくてはいけなくなった。まったく訳のわからないところで降ろされたので、このバスはひき返さないのかと訊いたら、ここでお終いと言われてしまった。何にもない住宅街、道路も舗装されていない。方向までわからない。しかたがないので記憶を頼りに歩いて引き返す事にした。しかし雨が降ってるうえに、夜なので暗い。そうこうしていると前から二人組の警察官が歩いてきた。近寄って道を訊いたら、お前は日本人か?パスポートを見せろと言ってきたので見せたら、こんな所を一人で歩いていると危険だから、タクシーを拾ってやる、だから金をよこせと言ってきた。俺は何故金を渡さなくてはいけないのかわからないといったら、日本の警察も金を要求してくるだろと言ってきた。だから俺はそんなことはないといってやった。そしたら金をよこさないとパスポートを返さないと言ってきた。だから俺は何を言ってるのか意味がわからない振りをしていたら、喋っていなかった方の警察がもう良いだろってな感じで、仲間に返してやるように言ってくれて、なんとか怪しい警察から離れる事が出来た。近くにバスが来ていたので、訊いたらそのバスで帰れると言う事なので乗りこんだ。そしてさっきの警察の話しをしたら、信じられないといった顔をしていた。私の人生で警察に金を請求されたのはこれが初めてだった。ボリビアではパスポートの携帯義務があるので、持っていないとややこしい事になる。エルアルトでパトロールしている時にパスポートを持っていなければ、その場で捕まるが、金次第でどうにでもなるという事もある。
旅先での事件2(スペインにて)
スペインのマラガでの出来事。冬の時期にスペインに訪れ、南に行けば暖かく薄着になれると思いグラナダからマラガに向かった。確かに暖かかったが、湿っており雨が降ったり止んだりだった。ここの地はコスタデルソルの基点となるが、時間がないのでとりあえずマラガだけを見ることにした。昼食をとった店は味もサービスも感激物。酒まで出してくれた。夕飯を食べに行った帰りに歩道を歩いていたら向こうから男が歩いてきた。そしてサッカーは好きかと聞いてきたが、俺は好きではないと応えた。しかしその男はサッカーをやる振りをして俺に触れてきて、どうやら財布を捜しているらしかったので振りきって逃げてきた。マラガの夜はいまいち良くない。
ホテルでは雨戸が壊れなおそうと努力したが、1時間ぐらい悪戦苦闘したが無理だった。
砂ねずみの最後
受験中に”動物のお医者さん”(小林倫子)と出会い、大学に入ってから砂ねずみを購入した。始めは雌を一匹だけ飼っていたが、雄も購入した。最初は流血の惨事になりそうだったが、流血したのは俺だけというおまけ付きで、無事に同居する事が出来た。しかし既に雌が高齢の為、鼠算式には増える事はなかった。雌は2年ぐらいで亡くなってしまい、その後は雄一匹になってしまった。お互い人見知りの激しい男一人者同士になってしまった。旅行中は家族に餌などを頼んで上手くやっていたが、つい先日この雄もなくなってしまった。家に帰って来てなずみ小屋を覗くと伸びていたので、手に持ってみるともう冷たくなってきていた。そこで俺は心臓マッサージをして暖めてみた。すると息を吹き返した。こんな奇跡もあるもんだと思い。小屋に返してみたらまた伸びてしまったので、また手にとって暖め続けていたら、噛みつかれた。しかも歯が食い込んでいてしばらく取れないでいた。なんとか取り外してみたが、ねずみはそれを最後にだんだん力尽きて生き、”キュウ―”という泣き声で息途絶えてしまった。最後に噛みついて行くなんて、なにか俺へのメッセージかなと悲しく考えさせる最後だった。