9人目:ステージ上生活者(22歳)
「人間のどうしようもない部分から逃れるべく表現活動を続けていく、その過程、手段における“ステージ”で『はみ出す』こと」
2年前、初めて眼にした彼のライヴ(動機としては友人の勢いに押されて流れ着いた感じだったが)そこで普段のその「癒し系」とも「眠れるツチノコ」とも呼びうる静かで平和なたたずまいからは想像もつかないような彼の姿を知ることになる。
その全身からはじき出される激しいドラミングのビート、音楽をたいして知らない(大分知らない)モリモトユウコではあるが、その「音」に確実に心揺さぶられてドキドキした。アドレナリンが発生した。テキトウ過ぎた「最初にライヴを見に行った動機」も、ついでにその時削除しておいた。(ここでカミングアウト)
さて、そんな音楽漬けの身体と日常を自覚してか、人間関係において「不精者だ」と自称する彼。しかし既に築かれ確立されている後輩達との熱い繋がり、それをモリモトユウコは知っている。だからここで断言しておきます。「彼は決して不精者ではありません。」少しばかり人見知りなだけです。(勿論、独断と偏見による)
周りの就職活動が明け始めた頃、久々の彼との会話。
「就職活動は?」
「合わなかった」
彼の中に確立されたまっすぐな信条、それはある意味では彼の生き方を不器用なものにしているかもしれない。だけど、そんな生き方をモリモトユウコは「モラトリアム」の一言で片付けたくは無い。彼の中には、曲がることも分岐することもない一本の「道」があって、その中を着実に「進んで」いると思うから。
その「道」、大切にして下さい。
<映画フリークによるところの・・>
「最近面白かった映画は?」
「『フリークス』1932年、サーカス団と奇形の人々の話。白黒映画。」
らしいです。ツタヤへGO。