10人目:スポークスマン(今のところフリーランス)21歳
「はやりにとっくに遅れている携帯を恥じることなく持っていること」
まずは肩書きの説明から。
マーケティングに関する授業でのこと。その日のトピックであった大塚製薬の「ポカリスウェット」を持って現れた彼。(勿論、大名出勤)授業そっちのけで始めたその売り込み。
「だからぁ、身体への吸収率が半端ではないんやって!飲んだ瞬間に胃の中に染み込む感覚といったら…」
教授に対する彼のインパクトの圧勝により、この日の授業はモリモトユウコの記憶の片隅にも無い(少し言い訳込み)
時は過ぎて、就職活動を始めた彼。何故かコープ神戸への熱い入れ込み。
「だからぁ、ベーコンがすごいんやって!無添加無着色のあの味わい、既製の色付きベーコンなんて食えたもんじゃない!」
「なるほど。神戸コープってすごいのやね。」
「“コープ神戸”!!(怒)」
勿論内定。だって確実に「売れる」から。(モリモトユウコはポカリスウェットをその日のうちに購入)
さて、そのスポークスマンとしての天性に引けを取らない、彼のもう一つの天性について。
数年前、学食にて。その日、少し落ち込み気味だったモリモトユウコ。
「カケウドン一つ。“白”で。(すごぶる元気良く)」
(注:我が大学の学食には、ソバが黒ソバ(和ソバ)と黄ソバ(中華ソバ)2種類ある。だからソバ注文者に限り、同時に色も申告する。)
突然の全身タックル的発言にやられたモリモトユウコ。一人で大ヒット。落ち込みなんてどっか行ってしまったのは言うまでも無く。元気無い人間を瞬時に感じ取るそのセンサー、そして独自の「癒し方」、この彼の天性に、周りの誰もが度々助けられたのも言うまでも無く。
恐らく完全無自覚的なものであろうそれらの天性、むしろどんどん世に表明して、社会に役立てて下さい。
<まめぞう>
この写メール全盛期における「まめぞう」内蔵機種。(注:液晶は白黒)非常にセンスナブルに見えてしまうから怖い。いつか買いに走ってしまうのではないか、という恐怖にモリモトユウコは日々脅かされている。