7人目:代走年間MVP(23歳)
「決して満足しないこと」
一緒に、一眼かついで新世界に浮浪者撮影に行って、シャッター切っては全力疾走で逃げた。
一緒に、カンボジアでヤクザな役人達と大げんかした。
一緒に、花束抱えて終電間際のミナミ全力疾走した。(後先考えなかった為、真冬の真夜中、梅田まで徒歩で帰った)
一緒に、徹夜明けの体引きずって、共通の友人に会うべく奈良に向かうも、奈良公園で同時に力尽きて芝生の上で夕方まで眠りこけた。
無茶なことをしている時に例外なく隣に居たのは、他の誰でもなかった。
常に自爆型トラブルメーカーだったモリモトユウコ。日課のごとく掛けていたSOSの電話。
一言目:「どしたん?」例外なく。
言葉遊び好きが転じてか、シリアスな話をしょっちゅう茶化され、むかっとして飛び蹴りしたくなったのは毎度のこと。だけど、例外無く言ってくれる「どしたん?」が聞きたくて、モリモトユウコは相も変わらず、懲りもせず、電話してしまうのだった。そして、その一言にモリモトユウコは「例外なく」助けられ、その数分後「例外なく」飛び蹴りしたくなった。
言葉の使い方のスタンスとして、極力ミニマム(必要最小限しか使わない)VS極力マキシマム(可能な限りを言葉にする)と対極であり続けて来たけれど、その信条が形になり、気が付けばコピーライターとしての門出。大阪を離れてしまうのは淋しいけれど、心よりお祝い申し上げます。
<煽り系>
「おいおいモリモトユウコはその程度か」
毎日のように夢に人生に弱音を吐くモリモトユウコ。それに対する彼のレスポンズは、自称の通り「煽り系」。その煽りに、むかっとしては伸びて、むかっとしては伸びて、今までもこれからも。