離島桟橋でソフトクリームを食べていると、パパ到着。
竹富島までは船であっという間だった、パパはマイのためにジュースやらお菓子を山のように買い込んできて、マイ大満足。久々に会ったせいもあってかパパにべったりだ。竹富島も快晴、港の水が黄緑色をしている。船を下り、レンタサイクルやさんの車で宿まで送ってもらう。宿は可憐な花に囲まれた赤瓦の素敵な民家だった。
「こんにちは、予約してあるものですが」というと「あらっ?だぶっちゃった、、、」の声。おばちゃん、予約表をながめて、「じゃぁ、ここの部屋を使って」と通されたところが宿のおじさんが使っていると思われる部屋。おじさんのシャツやずぼんが吊してある。「お子さん連れだし、丁度いいね、この部屋は風通しがいいからね、そう思って空けて置いた。。。」??予約忘れていたんじゃないの?まぁ、なんでもいいけど泊まれて良かった。おばちゃんが庭でとれた赤い実(名前忘れた)の自家製ジュースを出してくれた、ちょっと臭いがおいしい。飲みながらお喋りしていたら、自分のおばあちゃん家にきたと錯覚する位落ち着いてしまった。おばちゃん、孫が8人もいるらしい。散歩にでてみると日帰り観光客が帰ったあとで人がほとんど歩いていない、地図も持たずにきてしまったのだが、パパは朝から何も食べていないらしく、とにかく食べ物やさんを探した。「そば処竹の子」という看板があったので、行くことにしたが道のりは遠かった。そばは今まで食べてきたものと違う平たい麺でスープも鰹だしで食べ慣れた感じだった。ニシ桟橋までぶらぶら歩いていく、干潮時だったため、完全に泥沼のようになっていた。小さなカニの穴を掘ってみると真っ白なカニがで飛び出てきて、マイとパパでつかまえて遊んでいた。砂が白いとカニも白いんだなぁ。磯には青い小さな小魚が泳いでいた。まだまだ陽が高いがお風呂にも入りたいので宿へ向かった、途中でマイは寝てしまう。この宿お風呂場に脱衣所というものがなくちょっとビックリした、トイレも別棟だった。
きびご飯、もずく入り蒲鉾、連続して食べ続けているマグロのようなお刺身、、、夕食は質素だけれどおばちゃんの手作りでおいしかった。素材もおじさんが取ってきたもずくや畑でとれたトマトやゴーヤ(かなり苦かった)が並んでいた。
夜は宿の仲間と蛍狩りに出かける。途中、オオコウモリがキーキーいいながら木に群がっているのを見た。まるでカラスのように大きくて、ぶら下がっているヤツを懐中電灯で照らして見るとコウモリ伯爵のようだった。そのそばには蛍の淡い光が沢山あった。葉っぱに留まっていたり、地面にいる幼虫が光っていてクリスマスのイルミネーションのようだった。残念なことに成虫が飛んでいるところは数匹しか見られなかった。帰り道、すごくいい香りが道に漂っていた。夜香木といって昼間は閉じているが、夜になると白い小さな花がさいていい香りがするのだ。この日は、おばちゃんの言うとおり風通しの良い部屋でぐっすり眠れた。
4月29日(日)快晴
朝から快晴、日差しが痛い。自転車を借りて、コンドイビーチへ向かう。意外とビーチは空いていた。水の透明度は波照間には及ばないがパパはすっかり気に入って、マイとプカプカ泳いだり、波打ち際(といってもほとんど波はない)で砂遊びをしている。お昼ご飯は赤米のそばを食べに「たるりや」へ、ツルツルとのどごしのよいそばで美味しかった。暑いのでオリオンビールもひときわ旨かった。たるりやの向かいは今日泊まる宿「泉屋」、花に埋もれている。ここも昔ながらの建物で楽しみだ。「牛のバスにのりた〜い」というマイのリクエストに応えて、水牛車に乗った。眠いのかすぐに眠ってしまう。あとでさんざん「牛のバスに乗りたい!」と騒がれたが、1000円のバスにはそうそうは乗れないのであった。民宿泉屋さんはとってもお洒落な宿、眠ったマイを連れて行くとすぐに布団を敷いてくれた。ここは布団の上げ下げもやっていただけるようで、民宿とは呼べないくらいの親切な宿だった。小さな雑貨屋さんも併設していて昼寝中、写真をとったり、雑貨屋さんをみたりして充分楽しめた。
夕食は、海ぶどうのサラダ、ジーマーミ豆腐、黒米ご飯、えびフライ等々、島の名物が多く、盛りつけもお洒落だった。部屋に戻ると、ヤコウボクの香りが漂っていた。でもこの日は暑くてクーラーをかけて眠った。
4月30日(月)雨→晴
朝起きると雨、なので竹富を早く出て最後の宿、今回の旅唯一のホテルに向かうことにする。「泉屋」では紅型の着物を着て写真撮影ができる。黄色の素敵な着物だった。お姉さんが、向かいの家のハイビスカスを採って髪にさしてくれた、ハイビスカスは1日花、1日で大きな花は終わってしまう、他にもツルにぶらさがった綺麗な花が朝沢山落ちていた。ムードバッチリ。
天気は回復傾向だった、石垣に着いたら快晴だった。焼肉屋をめざす、地図がなかったので、バスターミナルで聞くと自分の考えている方向とは若干違う場所を教えられたがとりあえず歩いてみる、うーん、やっぱり違う店だった。こちらの方が有名なのだろうか、竹富町役場の人に尋ねるとまたしてもその店を教えられる、その間にパパが道行く人に尋ねていて、なんとかたどり着くことができた。暑い中散々歩いたので、ビールが最高に美味しかった!特上ヒレ、厚切りのタン、カルビ、などなどとにかく肉汁が美味しくてヒレなんかはとろけるような位柔らかかった。又食べたい。
最終日の宿は軽井沢倶楽部ホテル石垣島。ホテルに早めに着いたが部屋を用意してくれていた、とにかく広い。クローゼットが2部屋共通になっていて、そこを通ってかくれんぼしたり遊んでいた。ベランダからの眺めは最高で、真っ青な海と空が広がっていた。プールで泳いだ後は恒例の昼寝タイム。夕食も割とリーズナブルでおいしかった。泡盛の古酒が美味しかった。
5月1日(火)曇
あぁ、もう帰るの?イヤだよー。チェックアウト後、空港で搭乗手続きをして荷物を預ける、これだとコインロッカー代が浮くのだ。それからバスで市内へ向かい、市場でお土産を買う。海ぶどう、石垣牛、波照間の黒糖、黒紫米、ジーマーミ豆腐、石垣の塩、、、食べ物ばっかり。今回、初めての沖縄だったのでとにかく食のめずらしさに驚かされた。北海道は何度も行っているのでお土産の楽しみが少ないが、今回は見るモノが全てめずらしくて楽しかった。最後に八重山そばとジューシーを食べて空港へ向かう。八重山そばは、麺のコシのなさがちょっと許せなかったのだが、これが南国風というものなのだろうか、おつゆはどこでたべたものも本当においしかった。
飛行機は、半分くらい空席でちょっとビックリした、あっという間に名古屋に着いてしまい今回の旅は終わった。
−終わりに−
今回の旅はマイにとって刺激になるものが一杯でした。また、マイ中心に行動するのんびりゆったりした旅だったので、大変気に入った様子で、「今日は海に行くの?」とか「飛行機に乗りたい」と旅行が終わったあと言い続けています。『マイ、また、行こうね!』
(波照間編を読む)
(この旅のスケジュールをみる)
(竹富島のアルバムを開く)