ヨーロッパに住んでいるので、西洋美術に触れる機会に恵まれている。恵まれているのだが、絵心がないせいか、なかなか楽しめなかった。もちろん、フランドルの画家や印象派の絵など、ぱっと見てすばらしいと思うものもある。しかし、特に宗教画は苦手だった。ガイドブックにお勧めと書かれているある美術館にいった所、次から次へと出てくる宗教画の違いすらわからず、パニック寸前にまでなったこともある。
最近、絵画の技術的背景や内容を勉強していけば、絵心がなくても楽しめることにやっと気がづいた。きっかけは、義父が、日本の絵画番組をビデオCDに焼いて送ってくれることだった。こういう書き方をしたのが初めてだったとか、こんな政治的背景があったとか、いろいろ知識がつくことで、理解した気になれる。絵画の本当の理解と言うのは、きっと大変なことで難しいのだろうけど、勉強することで少しでも理解が深まるのであれば悪くはないと思う。
しかし、勉強していることと言ったら、世界の歴史など中学校や高校で身に付けているべきことが多い。いまさらながら勉強の日々。
(おしまい)
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