現在、アメリカのソルトレークシティーで冬季オリンピックが行われている。普段は、言葉がわからないのであまり真剣にテレビを見ることはないが、スポーツなら話は別だ。そして、僕の住んでいる部屋には、幸運にも、ケーブルテレビが引いてあり、ヨーロッパ各国の公共放送が見られるのだ。各国のオリンピックの取り扱いの差が感じられ、とても面白い。一般的に各国とも自国の強い競技、そして自国選手にスポットを当てている。この傾向は、程度の差はあるとはいえ、日本とあんまり変わらない。例えば、オランダはスピードスケート、ドイツはジャンプとリュージュである。自国が強い競技は生中継し、その他は録画かニュースでちょっと触れるだけだ。
それらのテレビを見ていて気になったのは、各国(オランダ、ドイツ、イギリス、イタリア)すべての放送が静かに感じる。もちろん自国選手の時にアナウンサーの声のトーンは若干上がるけど、他国の人が聞いて不快に思うほどではない。スポーツを見せますよ、と言った感じなのだ。
先日、Eurosportのスポーツ珍プレー集で、日本のアナウンサー(選手ではない)の映像を放送していた。彼は、世界陸上ハンマー投げの室伏選手の投てきに絶叫していた。言葉のわからない西洋人もユニークと思ったのだろう。今回のオリンピックを日本の放送で見ていないので厳密な比較はできなのだけど、日本のスポーツ中継には余分なスパイス(タレント、スポーツとは関係のない選手の情報、絶叫)が多すぎる気がする。若干のスパイスは料理を引き立てるけど、スパイスだけの料理は想像もしたくない。
(つづく)
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