家族旅行 (上海紀行T)
       憧れていた運河と民家を見てきました!
          
2002年8月30日〜9月1日
     
          
往:ANA NH919便
              発成田    8月30日(金)9:50
              着上海            11:55
             復:ANA NH920便
              発上海    9月1日(日)13:10  
              着成田            16:55      時差1時間
             泊:ホリディ イン ダウンタウン シャンハイ

  
                                               寒山寺脇の運河

                  
       この風景が見たくて行ってきました。
       想像していた通りの懐かしさでした。
       でも現在の中国にとってこの風景は過去のものになりつつあります。

       上海浦東空港からホテルに向うバスの中から見た上海の街は思わず
       体が震えるくらいヴィヴィッドでした。街全体が建設ラッシュで高層ビルの
       間をぬって新しい高層ビルが建てられていました。
       車の数は思ったよりは少なく、今の日本では考えられないくらい荒っぽい
       運転で、バスがホテルに着いた時は思わずホ〜と深い息をしたくらいです。
       空港からホテルの間で2件の事故を見ました。
       また滞在中タクシーに乗っていて二回、一回目は人間に、二回目は
       自転車にぶっつけられました。
       日本でも丁度東京オリンピックから大阪万博にかけてこのような時期が
       ありました。街全体が活気があって無茶苦茶で・・・

       白壁の民家は見事といっていいくらい更地か、または高層マンション?に
       変わっていました。来年また上海を訪れるとしたら、現在残っている民家は
       確実になくなっていると思います。
      
        上海博物館
       外観からは想像出来ない豊かな内容で、一部展示変えのため閉鎖中の部屋が
       あったにも拘わらず、もう途中から疲れてダウン。
       質・量とも圧倒されっぱなしでした。
       特に青銅器の展示は素晴らしく感動の極みでした。
       これらの大型青銅器は日本軍の戦禍から逃れるため貴重な美術品を
       台湾に運んだ際、重くて運べず本土に残されたとのこと。

       私が興味があったのは四階の少数民俗資料室でした。
       以前大黒屋光太夫の小説を読んでいた時、北方沿岸民族が鮭の皮の
       服を着ていた・・・という箇所がありましたが、鮭の皮の服というのが
       どうにも納得がいかなかったのです。
       実物が展示されていました。
       上着とズボンの上下で想像も出来ないくらい立派なものでした。
       ”鮭の皮の服はあったんだ〜”、実物が見られて嬉しかったです。

        盤門
       蘇州城を守る六つの城門のうち、唯一ほぼ完全に残されている盤門。
       伍子ショの目玉が懸けられたという伝説もある有名な門です。
       非常時には上から一枚板の花崗岩の扉を落として敵の侵入を防いだといいます。
       春秋の昔に帰ったような気分になれる素晴らしい遺構です。
       城内には小運河が流れこんでいてその運河にも水門があり、
       これはなんと、”倭寇”防ぎのために明代に作られたそうです。


       盤門の運河に懸かる
       石橋を渡った所にある全く流行らない土産物屋の通り。
       家の前に木製の小便壷?が干されていたのには、びっくり。
       今から50年ほど昔、父の実家(農家だった)に泊まりにいったおり、
       夜はトイレが外にあったので、やはり小便桶を使っていたのを思い出しました。
       この付近の人は運河に小水を捨てているようです。
       また昼食べたレストランは蘇州では最高の松鶴楼の分店でしたが、
       トイレに入ってびっくり。
       トイレの個室のドアが壊れててオープンなのです。
       大概のことはクリアできる私もタジタジでした。
       衛生面のことに、かなりおおらかな国民性のようです。
      
        報恩寺の塔
       ここに来る直前、隣に停まったバスから若い男性が飛び出し、後を
       数人の人が追いかけている現場に遭遇しました。
       引ったくりか何かだったのでしょう。
       そのヒッタックッタ方の男性がナント私達の乗ったタクシーに
       ぶつかってきたのです。
       運転手さんはハンドルを切りましたが、その男は接触し転倒して
       追いかけてきた人に捕まりました。
       今回の旅行で一番の出来事でした。
       まさか私達の乗った車に引ったくり犯がぶつかるなんて・・・。

                報恩寺の塔は八角九層で七層まで上がれます。
                階段をくるくると上っている時、日本のサザエ堂は
                これにヒントを得たのでは・・・と思いました。
                素晴らしい展望でした。
              
        七層から見下ろした街並み

       二日目の夜は8月17日に上海に赴任したての村田くんの案内で
       新天地に行きました。ここは旧租界の建物を使って近代的な
       レストラン、ショッピング街がある上海の新名所だそうで、多分
       上海の若い人々には憧れの場所だと思います。
       
       下調べ不足で見逃した処がいっぱいです。
       機会がありましたらまた訪れたいと思います。