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2001.11.30−12.01
往:ANA245便羽田8:30−
復:ANA264便福岡18:30−
泊:武雄温泉 かんぽの宿武雄
11月30日 福岡空港‐虹の松原(車窓)−唐津城(車窓)‐
中里太郎右衛門陶房ー岸嶽古窯跡ー三里窯(私はここで朝鮮唐津風の
平皿を買いました)ー武雄温泉(泊)
12月1日 武雄温泉ー九州陶磁文化館(柴田夫妻コレクション)−有田皿山通り
(陶山神社・今右衛門古陶磁美術館 水車跡・天狗谷・泉山磁石場)−
伊万里・大川内山鍋島藩窯ー福岡空港
太郎右衛門さんの窯は ”御茶椀(本当は右側ウ冠をはずしてその下に皿という
字を書いた字)窯と呼ばれ、その一帯は御茶碗窯通りと呼ばれています。由来は
お殿様から ”立派な茶碗である。これなら余が用いるに充分値する”とお褒めの
言葉を頂戴したからだそうです。
また太郎右衛門さんは陶器で、翌日行った伊万里・鍋島藩窯は磁器という
根本的な区分があるそうです(宮内先生より)
太郎右衛門さんの陶房は黒を基調にしたとても落ち着いた佇まいの建物で
(無料)ゆったりと素晴らしい作品にふれることが出来ました。また陶房に行く
途中の町田川に何羽も青鷺がいて、唐津焼に好んで鷺が描かれている訳が
分かった様で嬉しかったです。

一日目に行った ”岸嶽古窯跡”は唐津焼の原点、

二日目に行った ”天狗谷”は有田焼の原点ともいえる窯跡で、特に
天狗谷のほうは、モノハラに入って欠片を拾うことが出来ました。

モノハラというのは、焼きあがった陶磁器のうち、不良品をすぐその場で
叩き壊して捨てた場所のことです。私が拾った欠片の中にも
江戸中期の伊万里の良いものがあるそうです(宮内先生より)
柴田夫妻コレクション
文化って何でしょう・・・
このコレクションを見ているとつくづく思います。
文化勲章とか文化功労者とかいうのがありますが、
私は柴田ご夫妻こそ、これらに相応しいと思いました。

有田の赤絵町は一昔前の佇まいが多く残っていました。
今泉今右衛門さんのお宅の前で。
庇の部分が赤ずんで見えるのは
二階で絵付けをしている職人さんが
窓から絵の具をすすいだ水を捨てたもので
長い間に瓦がすっかり染まってしまったのだそうです。
有田というともう一つ。有田焼を飾った橋です。

大川内山の焼物屋さんは今風の街のつくりでした。

対極的で面白かったです。大川内の藩窯の跡は現在、金仙窯(?)が
使用していますが、その規模の大きさにびっくりします。
山の斜面を使って、幅10mくらいで奥行きやはり10mくらいの部屋が
33もあったそうです。当然下からの火だけではダメで焚き口は途中
何ヶ所もありました。鍋島藩はこれだけの産業を持っていたのですから
裕福だったのでは・・・
一日目の昼食べた唐津・呉服町の ”季節屋”さんの定食500円の海鮮丼
味、値段とも絶品でした。二日目に寄ったラーメン屋さんの海鮮ラーメンも
最高でした。丁度二日目のラーメン屋さんのTVで皇太子妃の雅子様が
女のお子様をご出産なされたことを報じていました。
食いしん坊の私は安く美味しいものを食べさせてくれる所は大好きです。
初めてでコースに無駄がいっぱいありました。
次に行く機会がありましたら、唐津系の黒牟田、娘の贔屓にしている
有田・応法の徳幸窯、源右衛門窯そして今回歩いた所をもっと丁寧に
ゆっくりと巡りたいと思います。

李参平が発見したという泉山磁石場
私が若い頃、日活西部劇というのがあり小林旭らがギターを抱え、馬に乗って
大活躍する国籍不明の映画がありましたが、その撮影現場はここだったそうです(^^)