Last update 2002/5/1
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中央アジア写真帳から4 タイル篇
コバルトの華
Picture of Central Asia Page 4

シャーヒジンダ1 陽射しに輝いて
強烈な陽射しのスポットライトを浴びたタイルは、年月を越えても紺碧の美しさ、イスラムの幾何学美を伝えている。ティムール時代、タイルの焼成技術もさることながら、良質のコバルトがふんだんに供給されたことが伺える。
Photo by the author 1997
シャーヒジンダ2 蒼の輪舞
やきもののすべての色は金属によるが、青色は酸化コバルトが発色したもの。さまざまな青の色調が織りなす美の世界。
Photo by the author 1997
シャーヒジンダ3 生ける王(シャーヒジンダ)
古都サマルカンドの巡礼地かつ観光名所のシャーヒ・ジンダとは「生ける王」という意味である。切り落とされた自分の首を持って、井戸の奥底に降りていった王は、今もなお生き続けていると信じられている。
Photo by the author 1998
クニャ・ウルゲンチ 吸い込まれそうな幾何学美
トルクメニスタン、クニャ・ウルゲンチのトレベク・ハヌム廟で。中に入って、ふと頭を上げた途端、そこに宇宙を見たような気がした。窓や柱も含めて、複雑に分割された区画は一年の月数・日数などを表していて、14世紀のイスラム暦学の高い水準を芸術的に示している。
Photo by the author 1998
ヒワ 数字のついたヒワのタイル
ウズベキスタンの世界遺産ヒワのイチャン・カラには、コバルトやターコイズ色のタイルが使用されている。壁面を覆うタイルは複雑な連続模様がうまく続くように、アラビア文字の数字も染付されている。これはヒワのタイルだけの特徴という。
Photo by the author 1998
ブハラ ナディル・ディバンベキのマドラサ
イスラムでは偶像崇拝を禁止しているため、一般的に人物や動物の具象表現はたいへん限られたものとなっている。このマドラサは、中央に顔のある太陽、両脇にシムルグ(鳳凰のような存在)が表現されていて特徴的だ。
Photo by the author 1997

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