秋田県・横手市
2002.7.20.
後三年の役金沢資料館 |
| 金沢柵跡:後三年の合戦において、清原家衡・武衡らが沼柵からより堅固な金沢柵に移り、立てこもった。 | |
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| 金沢八幡宮 | 兜 杉 |
| 横手市HP バーチャル観光に詳しい説明があります。 http://www.yhk.yokote.akita.jp/yokote/1-yokotehatu/index.html |
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| 後三年の合戦(役) 古戦場 平安の風わたる公園 | |
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| 源氏 | |
![]() 源 義家 |
前九年の合戦で父・頼義とともに戦い、安倍一族滅亡させる。(康平五年・1062) 源頼義は伊予守、義家は出羽守・越中守となり不満を残して、奥州を去ることになった。 後、陸奥守となって国府・多賀城に赴任(永保三年・1083)、同時に後三年の合戦が始まる。 後三年の合戦後も、陸奥守を解任され恩賞をもらえずに奥州をあとにする。 このことが100年後源頼朝の奥州合戦での「源氏の宿意」となる。 |
| 源 義光 | 沼柵での兄・義家の苦戦を聞き、、京での職を辞し、奥州に馳せ参じ共に戦う。 『吾妻鏡治承四年十月二十一日(1180年)義經奥州より来り頼朝に謁す。の項に 「・・・・・果して義經主なり。すなはち御前に参進して、互に往時を談じ、懐舊の涙を催す。就中(なかんづく)に白河院の御宇、永保三年九月、曾祖陸奥守源朝臣義家 奥州において、将軍(清原)三郎武衡・同四郎家衡等と合戦を遂ぐ。時に左兵衛尉(源)義光京都に候ず。この事を傳へ聞きて、朝廷警衛の當官を辭し、弦袋を殿上に解き置きて、ひそかに奥州に下向し、兄の軍陣に加はるの後、たちまちに敵を亡ぼされをはんぬ。今の来臨もつともかの佳例に協(かな)ふの由、感じ仰せらると云々。・・・・・」 とある。』 |
| 清原氏 | |
| 清原 武則 (たけのり) |
前九年の合戦で苦戦していた源頼義からのたびかさなる応援の懇願を受け、一万の軍勢を引き連れ参戦。安倍一族を滅亡させた。(康平五年・1062)その後、出羽山北三郡と奥六郡の「鎮守府将軍」に任命された。 |
| 清原 武貞 (たけさだ) |
清原 武則の嫡男。前九年合戦後、安倍頼時の娘で藤原経清の夫人【有:有加一乃末陪(ありがいちのまえ)】は7歳の子供(後の清衡)をつれて武貞と再婚する。 |
![]() 清原 武衡 |
武貞の弟。 沼の柵で義家に勝利した家衡を訪れ、義家の再度の進攻にそなえより強固な金沢柵に移ることをすすめる。 金沢柵で敗れ、柵に火を放ち沼に身を沈め隠れるが、発見され処刑される。 |
| 吉彦秀武 (きみこのひでたけ) |
武則の娘と婚姻、前九年の合戦で活躍する。 清原真衡の養子・成衡の婚姻のお祝いを持って出羽から胆沢の真衡の館を訪れた際、囲碁に熱中する真衡に待たされその態度に怒り、日頃の不満もあって、持参したお祝いの砂金を投げ捨て、出羽に帰る。 これが後三年の合戦の原因と云われる。 |
| 清原 真衡 (さねひら) |
武貞の嫡男。家衡とは異母兄弟。 【延久二年(1070)の北奥合戦後、恩賞が下されて「鎮守府将軍」に任命される。 (日本の中世5 北の平泉・南の琉球 入間田宣夫・豊見山和行著 中央公論新社刊】 清原氏の勢力が一層と大きなると、それまでの「同族協力体制」から「嫡宗至上体制」と、真衡を頂点とする制度にして同族も臣下としたので一族に不満が生じはじめた。 吉彦秀武のとった行為に怒り、吉彦秀武討伐の兵をだす。 清衡と家衡を味方にした吉彦秀武を討つのに陸奥守・義家に援軍を頼み勝利の途中で急死してしまう。 これで一旦は戦いが治まる。(後三年の合戦の前半戦) |
![]() 清原(藤原) 清衡 |
前九年の合戦で敗れ斬殺された藤原経清が父、安倍頼時の娘が母。母親は合戦後敵将の清原武貞と再婚、連れ子として引き取られ清原姓を名乗る。 清原真衡死後、異父弟・家衡と奥六郡の相続をめぐって争いが起こる。(後三年の合戦の後半戦) 陸奥守・義家、義光、吉彦秀武らとともに金沢柵で家衡、武衡を破り、その後清原姓から藤原姓に戻って、平泉・藤原氏百年の基礎をつくる。 |
![]() 清原 家衡 |
清衡の本拠地・現岩手県江刺市の「豊田館」に清衡と住んでいたが、清衡の隙をついて館に火を放ち、清衡の妻子など殺して、出羽の沼柵(雄物川町)に立てこもる。清衡は義家を頼み攻め入ったが、冬場の雪のため義家・清衡軍は撤退せざるをえなくなる。 翌年、より堅固な金沢柵に移り、再攻撃に備える。 再び進攻してきた義家・清衡軍と戦うが、長期戦の末、敵側についた吉彦秀武の計略「兵糧攻め」でついに窮し、柵に火を放ち、変装して逃れようとするが見破られて殺される。 |
参考にした蔵書
http://village.infoweb.ne.jp/~fwne0999/sub3.htm
横手城