オーストラリアにいる間、様々な年越しがあった。
1年目、2年目はなんと仕事だった。1年目はまだよかった。同僚の人達とハーバーブリッジの袂で年を越せたのでよかったが、2年目なんて仕事の後、バスを待っている間に年が明けてしまった。なんてこった…。通りすぎる人々に「HAPPY NEW YEAR!!」と声をかけられたのを覚えている。
3年目は、ゴールドコーストに転勤していたので、そこで迎えたわけだが、当時まだボディーボードをしていた時で、(これでも日本にいる時から趣味でやっていたのだ!)日の出を見ながら初乗りをしようということで、5分くらいあがった花火の音だけ聞いて早々に寝た。起きたら、雨だった…。
4年目は、またまた転勤後で、ケアンズにいた。この時は、1999年から2000年になる年だった。リーフカジノに行ってカウントダウンという手もあったが、ケアンズ中の人がカジノに集まりそうな気配だったので、同僚の家で、テレビをみながら年を越した。シドニーの花火は毎年テレビで放送されるので、それを見ていた。カウントダウンが始まり、「HAPPY MILLENNIUM!!」という歓声を尻目に、「てゆーか、こっちはまだ年明けてないんですけど…。」そう、クイーンズランドとニューサウスウェールズは、夏場は時差1時間あったのであった…。
5回目の年越しはなんと日本より家族がやって来ていたので、ダーリングハーパーで早めの時間から場所取りをし、ダーハーで花火を見て、カウントダウンだった。(またまた転勤でシドニーに戻ってきている。)メインは、ハーバーブリッジ方面だったが、そうすると、昼頃から場所取りをしていないといけなかった為、ダーハーにしたのだ。ショッピングセンターのトイレを開放していたし、カフェとかもオープンしていたから、コーヒーとかジュースも買ってこれて、何かと便利だった。
そして、今回。6回目の年越しは、自宅でとなった。31日は仕事だったが、7時半くらいにはあがり、シャンパン、ワイン、ビールを買いこんで家にもどると、休みだったシェアメイトと同僚が料理を作ってスタンばっていてくれていた。実は、同じユニットの1階上に同僚カップルが住んでいるのだ。そのカップルと家の住人3名の計5人でとりあえず、ビール飲んだり年越しソバ食ったりして、9時の花火を待った。テレビはチャンネル9に合わせ、オペラハウスからの中継を見ていた。
「きっと、上流階級の人達が呼ばれてんじゃないの?」
「着てる服が違うよね。」
「テレビカメラがきても、誰も後ろでピースとかする人いないもんね。」
そんな話をしていたら、カメラが切り替わって、一般ピーポーが集まるところが映った。うじゃうじゃ人がいて、レポーターの後ろには変なカオする人や手を振る人など大賑わいだった。
「やっぱり、こうだよね…。普通…。」
9時の花火は15分くらいだった。12時の花火がメインということもあり、9時の花火はバルコニーからの花火の見え方チェックをしたような感じだった。
「ばっちりじゃん。シドニー湾東西ばっちりだね、こりゃ。12時の花火が楽しみだね。」
9時から12時までの間、外にいる人達は自分の持ち場を離れられない。皆さん、いったい何をして過ごしていたのだろうか…と今思う。何気に3時間弱というのは時間が中途半端に長いのだ。私達はといえば、友人夫婦がカウントダウンに間に合うように家に来るとの電話が入り、その間、ちょっと酔っぱらいながら、直径1mくらいのビーチボールで家の中でパスをして遊んでいた。これがなかなかあなどれず、おもしろい。たぶん半分酔っぱらっているというのもあるのだが、訳もなくゲラゲラ笑いながらパスをまわしていた。大笑いしすぎて、普段運動不足の私達は腹筋が痛くて痛くて困った。ふとテレビをみると、クロコダイルダンディが! 何も今日放映しなくても…。年越しなのにと思い、酔いもさめたのである。
そんなことをしている間に友人夫妻がやってきて、旦那がチャンネル10で働いているので、チャンネル10にした方がいいかと聞くと、いやいや、そのままでいいと言われた。
カウントダウン3分前にシャンペンの用意をして、グラスを持ち花火を待った。カウント0と同時に橋から、シドニータワーからとあちこちから花火が上がった。今年は去年よりもお金をかけているとの前評判通り、花火は結構考えてあげているようだった。デジカメ等で写真を撮ってみたが、イマイチきれいに取れなかった…。最後にハーバーブリッジの滝流れ花火が終わった後に、毎年橋に仕掛けがされる。今年は「WORLD PEACE」って言葉が来るんではないかと、読んでいたが、なんとエアーズロックだった。去年、アボリジニの長老が亡くなって、エアーズロックが2週間ほど登れなくなったことがあるのだが、それに関係しているのか…。しかし、今年の花火はいつになく、見ごたえのある花火だったように感じた。
来年もこの家から花火をみるのだろうか。
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