オーストラリアに住んで、7年目で、しかもシドニーには合計で4年半くらいいるのに、ワンダーランドへ行くのは初めてだった。ワンダーランドというのは、シドニーから車で1時間ほどいったところにある遊園地である。ワンダーランドに隣接するオーストラリアン・ワイルド・ライフ・パークへは、(こちらは、動物園。しかしいるのは、コアラやカンガルーといったオーストラリアならではの動物しかいない。)昔やっていた仕事柄、何十回も足を運んでいたのだが、実際にワンダーランドへ入園したのは初めてということになる。
そもそも、なんで行くことになったのかというと、オーストラリアをあと3ヵ月ほどで離れようとしている、5年来の友人Eがいる。Eが、行った事の無いところを今の内に行っておきたいということで、急遽、ワンダーランド行きが決定された。実は、3月頭に、ハーバーブリッジを歩いて渡ろうという企画を持ってきたのもEだった。
その日、朝9時にタウンホールの改札前のウールワース入り口で待ち合わせをした。普通なら、そのまま電車に乗っていくのだが、私たちは互いにとても腹をすかせていたため、デリ・フランスで朝食をとることにした。
私は、なぜか無性にベーコンが食べたくて、ベーコン・エッグマヨを注文したら、表示料金より安く言われ、ラッキーと思っていた。
ところが、一口食べて、気が付いた。ベーコンが入っていなかった…。安いはずだな。
面倒くさいので、そのままそれを食べ、朝食を食べ終えて、出発。目的地は「Rooty Hills」。Blacktown まで快速で行き、そこで乗り換え。1時間弱くらいで到着。そして、そこからはバスに乗る。バスで10分くらいでワンダーランドに到着。ここまでの交通費。電車往復 $6.00とバス往復 $5.20。
こは、いかに。
電車1時間 x 2 に対し、バス10分 x 2の料金がほとんど変わりがないというのが、どうもフに落ちない。電車が安すぎるのか、バスが高すぎるのか。
まあ、そんなこんなで、入り口まで到着をすると、チケットボックスに結構な行列ができていた。日本の行列と比べても大した列ではないのだが、並ぶことを忘れつつある私たちにはそれは立派な行列に見えた。どうにかして並ばずに入れないかと思い、ふと目にした看板があった。「INTERNATIONAL GROUP COUNTER」
2人だからグループではないのだが、日本人といういかにものインターナショナル性にかけ、わからないフリをして、そこで手続きを取った。
大正解。並ばずにすんだ。
そこで、チケットと地図を入手した。
正面入り口をお土産などが売っているショップをつっきり、 ワンダーランドの入り口で券をだし、入園する。
園内に入り一番最初にトイレに行った。(爆)
まあ、トイレはともかくとし、一番最初に目に飛び込んできたのが、「SHREK」と一緒に写真が撮れるという看板だった。昨年見た映画の中で、個人的にかなり気に入っていた「SHREK」と写真が撮れるとは、なんたる幸運と思い、予定時刻の13:00をチェックした。時間は11:00をまわったところだったので、まだ時間はある。
この遊園地はそんなに大きくもないし、とりあえず端から順番に乗って行こうということになった。
一番最初に乗ったのは、「ZODIAC」というもので、観覧車の変形版みたいなモノ。天秤のような形をしていて、両サイドに小さなゴンドラが12個くらい付いてる。片方が上がってクルクル回っているいる時は、片方が下がって乗り換えをするというような仕組みになっていた。乗り込むと、6人くらい乗れそうなゴンドラの真ん中に、コーヒーカップの乗り物にあるような皿がついていた。試しにそれを回してみると、案の定ゴンドラはクルクルまわった。
しかし、こんなものを調子にのってクルクル回してしまうと、目もまわって仕方がない。やめ、やめと言って、他のゴンドラをちらっと見て、固まった。
どこか遠くへ飛んでいってしまいそうなくらい勢いよくグルグルグルグル回っていた。
凄い。凄すぎる…。
中編に続く…