ワンダーランドへ行った話。<中編>

引き続き、私たちは端から順にのることにし、ブランコにのった。いわゆる、ホントにブランコで、またまたそのままグルグル回るヤツだ。列が空いていてそのまま乗ることが出来たのだが、周りをみると子供ばかりだった。おかしいな…と思いつつも終了すると目が回っていた。
昔は遊園地のグルグル系なんてお得意分野であったのに、歳をとったせいだろうか、すっかりヨボヨボ老人のように、「こりゃ、だめだ。休憩、休憩。」などといって座り込んでしまうシマツ…。

改めて地図をみてみると、大きく分けて4つのエリアに別れていた。
・LITTLE WONDERLAND
・GOLDRUSH
・THE BEACH
・TRANSYLVANIA
そして、私達がいたのは「LITTLE WONDERLAND」であった。ここは名前から想像して頂くと判るかもしれないが、子供むけのエリアであったのだ…。子供が多い訳である。しかし、1つジェットコースターがあったので、とりあえずせっかくだし、それは乗っていくことにした。

行く途中に、アメリカンドッグを食べているおばさんを発見し、無性に食べたくなり、それを食べてから行くことにする。
余談であるが、日本では、高速道路のドライブイン等で定番メニューであるが、オーストラリアでアメリカンドックをあまり見ない。まったく無いわけではなく、大きなイベント等があるとそこで売られたりしている様で、街中で売られているのをみたことがない。ちなみに、アメリカンドックとは棒にささったソーセージの周りにコロモがついて揚げてあるヤツである。念のため。
まあそんな訳で、久しぶりに見たものだから、ついつい食べたくなってしまった訳である。

上機嫌でジェットコースター「BEASTIE」に乗りに行ったが、子供向けということもあってかなり並んでいた。あと2番目くらいというところで、時計を見てもらうとなんと13時になっていた。まさか、今まで待っていて、ここで抜けるのも癪だし、「SHREK」はきっと30分くらいはやっているだろうと推測し、「BEASTIE」に乗ることにした。終わって急ぎ足で「SHREK」コーナーに行くと、なんとSHREKたちが子供たちに見送られ帰って行くところだった。
COME BACK 〜!! SHREK 〜!!
という私の心の叫びも届かず、この日の15分間という短い「SHREK」イベントは終了してしまったのだった。ああ、アメリカンドックを食べたのがいけなかったのか…。悔やんでも悔やみきれない。

気を取り直し、「GOLDRUSH」エリアへ行くことにする。この日はとても暑く、2〜3日前間での肌寒さはなんだったのだろうというくらいであった。ここ WONDERLANDの目玉アトラクションの一つである「SNOWY RIVER RAMPAGE」へ向かった。これは絶対に水に濡れるというアトラクションでオージー達に人気がある。といかく暑いし、濡れても帰る頃にはかわくだろうということで、いそいそと行った。
ところがなんと。調整中で乗ることが出来なかったのである。

再度、気を取りなおし、「BUSH BEAST」という木製のジェットコースターに乗ることにした。前評判では、この木製というのが恐怖心を掻き立てるのに一役かっているとのことで、私自身、2回転とかツイストとかするジェットコースターよりも高低の差の激しいシンプルなジェットコースターの方が好きなので、今回、木製ジェットコースターも初めてということもあり、これはちょっと期待していた。少しワクワクしながら、順番待ちをしていると、はやりあと2番目というところで、いきなり激しい雨が降ってきた。まさに「魔のあと2番目」である。
戻ってきた人々はびっしょり全身濡れていた。嫌だな〜、こんな普通のジェットコースターでしかも雨で濡れるのは〜と思っていたら、私たちの番になったら、きれいに雨が上がっていた。今回ばかりは2番先でなくてホントによかったと思わざるを得なかった。
そして、乗った。
感想。「痛い!!」
恐るべし、木製ジェットコースター!
あのガタガタ感は忘れまい。怖いとか楽しいとかよりも、息ができないくらい打ち付けられることもシバシバで、苦痛以外の何物でもなかったのである。

遊園地がこんなに、大変な目に会うところだったとは…。
子供の頃は楽しいところというイメージしかなかったはずなのだが…。

後編に続く





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