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日記にもたまに登場するお隣りさんの話。
ユニットだし、近所付き合いというものは全く無いのであるが、どうもうちのユニットは壁が薄いらしいので、隣りの物音がよく聞こえるのである。しかも、ワタシのベッドルームが隣りのリビングと隣接しているようで、CDやテレビの音が筒抜けに聞こえてくるのである。
初めてお隣りさんと顔を合わせたのは、今年の9月5日のこと。以下日記から抜粋。
“ちょっとほろ酔い気味で帰ってきた。 エレベーターに乗ろうとしたら、後ろから変な酔っ払いの兄ちゃんと姉ちゃんのカップルがセキュリティーのかかったガラス扉を叩き、 そのエレベーターに乗りたいから待ってて〜 と激しいジェスチャーをして見せていた。 ワタシのほかにもう1人おっさんがいたんだけど、とりあえず待っていたら、そのカップルは乗りこんできた。 しかも、結構酔っ払っている感じでヘラヘラしてるし、超怪しげなので目を合わせないようにしてたら、同じ3階で降りてきて、『何?』と思って振りかえったら、なんとお隣りさんだった。 そのカップルの兄ちゃんにも 『ネイバー、ネイバー、イッツ ファーストタイム トゥ ミート』 とか言われ、なぜか家のドアの前で、そのカップルとブンブンと握手。名前はなんとかって言ってたけど、忘れた。”
まあ、初対面の印象もあまりいいものではなかったんですがね…。
ある月曜日の夜。12時過ぎたし、そろそろ寝ようと思って電気を消してベッドに入った。 そろそろ眠りにはいろうとした、その時。 女の人の悲鳴がッ!! ぱっと目が覚め、耳を澄ましてみたが何も聞こえない。 気のせいかとまた目をつぶって眠りにつこうとした、その時。 またしても女の人の悲鳴がッ!! 何?幽霊?? とちょっとびびったが、答えはすぐ見つかった。しかも悲鳴ではなく、喘ぎ声。 オイオイオイオイオイオイオイオイッ! 音の主は隣りだった。 仕方ないので、ウォークマンを聴きながら寝たさ。 次の日、シェアメイトにこの話をしたら、ビデオじゃないかと言われた。確かに隣りは寝室ではなくリビングなはず。 しかし、眉ピーしてる若者だしねー、どっちもあり得るねーって感じ。
そしてとある日曜日の昼下がり。 部屋で本を読んでいたら、隣りからCDの音が聞こえてきた。歌詞までしっかり聞こえてくるんだから、本当に壁が薄いとしか考えられない。 最近、これは慣れてきたので気にならなくなってきたのだが、なんと、今回はそのCDに合わせて歌っているとなりの兄ちゃんの歌声まで聞こえてきたのだ。 しかも、かかっている曲はビートルズ。 ついついワタシも一緒に歌っちゃおうかって勢い。 これはあまりにも、なんかマヌケな感じで笑えた。 そして、ふと気づいた。 前日、シェアメイトがいない時、ワタシも自分の部屋で大熱唱していたことに。 あちらの歌い声が聞こえるってことは、こちらの歌い声も聞こえるってことで…
お隣りさんとは、持ちつ持たれつでやっていくしかありませんな。
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