2003/08/24(日)
美濃戸 (6:00)--> 行者小屋 (06:50)--> 中岳のコル(07:40) --> ▲阿弥陀岳(08:10)--> 中岳のコル
-->行者小屋 --> 美濃戸 -->スパシオ小淵沢
前日の土曜日に甲斐駒ケ岳に登ることを決めていたが、急遽友人の都合にあわせ
日曜日に八ヶ岳の赤岳と阿弥陀岳を目指すことにした。
金曜日の23:00頃相模原を出発。 小渕沢ICから美濃戸口を目指す。 当初は美濃
戸の山小屋の有料駐車場に車を停める予定だったが、車高のあまり高くない新車
で凸凹の林道を走るのが辛くなってきたため、途中道幅の広くなっている場所に車
を止めることにした。 時刻は1:30。 空には街中では見ることができないほどの星が
散らばっていた。 明日の天気がもってくれることを祈りつつ仮眠をとった。
4:00に起床して出発する予定だったが、起きると外は真っ暗。 もう少し明るくなって
から出発することに決め、結局5:20頃出発。
美濃戸まで約20分。そこから行者小屋を目指す。天気は思ったほど良くはなく、薄い
雲がやや多い。
行者小屋までは林の中を川沿いに歩く。 急な登りもなく歩きやすい。 水のながれて
いない大きな河原に出ると視界が開け、正面に硫黄岳が見える。程なく行者小屋に
到着。 多く人で賑わっている。
行者小屋からは阿弥陀岳、赤岳、横岳などを見上げることができる。 薄い雲が広
がっているものの、雲の流れが速く、一瞬雲が切れると夏の日差しが山々を照らす。
行者小屋から赤岳を見上げると、文三郎尾根で大渋滞が発生しているのがはっきりと
見える。 我々も赤岳から阿弥陀岳を目指す予定だったが、あまりの渋滞ぶりに予定
を変更。 まずは阿弥陀岳を目指すことにした。
![]() 長者小屋 |
まずは阿弥陀岳の麓にある中岳のコルを目指す。 こちらのコースはほとんど人がい
ない。 ガスがでていてあまり見通しは良くない。 行者小屋から比較的登りやすい道
を40分ほど登ると中岳のコルに到着。 赤岳を左に見て、右には阿弥陀岳の急斜面が
そびえたっている。 一瞬ガスが晴れると正面に富士山をみることができた。
周りにいた人達からも歓声があがる。 すると自称75歳のおじいさんが、『このガス
はもうしばらくすると晴れる。晴れればもっとはっきりと富士山をみることができる』と
力説していた。 信憑性はともかく、たしかにガスはかなり薄くなってきていて、しばらく
すれば晴れそうな雰囲気だった。
![]() 中岳のコルから阿弥陀岳を見上げる ガスで山頂は見えない。 |
![]() 中岳のコルから富士山 |
小休止後、阿弥陀岳山頂を目指す。 もろい足場の急斜面に鎖場が数箇所あるが、
落石に注意すればそれほど難しい登りではない。 しばらく足元に注意して登って
いたがふと気づくとガスが消えていて頭上に青空が広がっている。 振り返ると赤岳
もはっきりと見ることができる。 思わず顔がほころぶ。 10分ほどで山頂に到着。
阿弥陀岳山頂へ(復路に撮影)
![]() 阿弥陀岳山頂へ |
![]() 登りの途中で下を振り返る |
![]() 地蔵岳のオベリスクがはっきりと見えた。 いつか鳳凰三山にいくぞ! |
頭上には青空が広がっていた。山頂にはガスが発生していないものの遠くの、少し
遠くで発生しているガスで周りの山々が見えない。 ただしガスの流れが速く、待っ
ていれば必ず晴れると勝手に決めてしばらく休憩することにした。
すると赤岳方面のガスが消えた、喜んでいると鳳凰三山、富士山方面のガスも消
えた、そして北アルプス方面のガスも消えた。
こうなると山頂はもう楽園だ。 赤岳はスポットライトを浴びたように明るく、その頂上
にいる登山者の姿すら見ることができる。 鳳凰三山方面をみるとオベリスクがはっ
きりと見える。 富士山も雲の上に頭をだしている。 そして誰かが言った『槍が見え
る!』。見ると遠くに槍の穂先が雲の上に頭を出している。 360度の大パノラマだ。
もうどちらをみたらいいのか迷うほどの絶景に大喜びで、この時点で赤岳には行かず
にのんびりとこの景色を楽しむことに決めた。
![]() 山頂を見上げる |
![]() 阿弥陀岳山頂 |
![]() 阿弥陀岳山頂から赤岳。 豪快! 赤岳山頂の登山者の姿も見える。 |
![]() 雲間からの光が赤岳を照らす |
![]() 横岳をバックに庵氏 |
![]() 山頂からの富士山。 すぐ右手には地蔵岳も見える。 |
![]() 360°の大パノラマ。 富士山、赤岳、横岳、地蔵岳、遠くに北アルプスも見える。 |
![]() 横岳をバックに |
![]() 横岳、硫黄岳方面 |
![]() 阿弥陀岳から中岳のコルへ降りる途中 |
![]() 阿弥陀岳から中岳のコルへ降りる途中 行者小屋を見下ろす |
![]() 阿弥陀岳から中岳のコルへ降りる途中 中岳のコルを見下ろす |
十分に景色を堪能した後、来た道を戻る。 登るときはガスで見えなかった遠くの景
色はっきりと見える。 中岳のコルからは富士山と鳳凰三山がはっきりと見える。
緑濃い木々の切れ間からは青い空と白い雲、そして赤岳が見えいかにも夏山にきた
という気分になった。
![]() |
| 下山途中。 木々の間から横岳。 |
阿弥陀岳山頂から約1時間で行者小屋に到着。 先に到着していた庵氏と合流する。
ガスは完全に消えていて行者小屋のベンチからは赤岳、阿弥陀岳、硫黄岳などは至
近にはっきりと見える。 このすばらしい景色をつまみに生ビールでさらに幸福度をUP
させる。
![]() 行者小屋から赤岳 |
![]() 行者小屋から阿弥陀岳 |
![]() 行者小屋から横岳 ゴツゴツと荒々しい |
![]() 生ビールを一杯。 夏の日差しが戻って爽快!! |
しばらく幸福感に浸った後下山を開始。 行者小屋から美濃戸までノンストップで
約1時間30で到着。 スパシオ小淵沢で汗を流して無事帰宅。

登山道入り口から赤岳
戻る