☆桂林紀行編☆

二日目

この日は昨日申し込んだツアーに参加するため、朝8:00にホテル裏の駐車場へ集合。
おきまりの如く遅刻者続出で、8:20分に残りの一人を待たずに出発。
まずは1時間ほどかけて「漓江下り」の船乗り場へ。
とっても元気のいい(っていうかうるさい)ガイドさん。
いろいろと観光地の紹介や、現地の話をしてくれました。

キーワードは現地の方言「狗肉(ゴーロー)」。
現地の方言で「友達」という意味なのですが、これなんと普通語だと「狗肉」の意味なのです。
もちろん由来があって、ここでは昔から「犬肉」を好んで食べる習慣があって、「今日犬肉食べたか?」みたいなあいさつ言葉が簡単になって「ゴーロー」になったとか。
また、現地の人と他地域の人を見分けるためにも使われたとか。
なんか変な感じもしますが、日本語の「こんにちは」だって「今日は〜ですね」みたいなあいさつ言葉が簡単化されたものだって言うからまぁお互い様ですね。

こんな話を30分ほど聞いてると、バスは「劉三姐珠宝商場」へ。
なんてことはない。ただのお土産屋です。
ここでは有名な歌手、故・劉三姐さんが作った会社の商品を売ってます。
この会社は、工場,お店などなど、幅広い業種に手を広げていて、今では桂林の主要企業の一つだそうです。
ちなみにこのお土産屋の品物は、「100%本物」だそうです。
で、桂林の「どこよりも安い」のだそうです。
かあちゃんはここで記念にしたいと、ヒスイの指輪を80元で買いました。
原価200元です。
外国の観光客なんかほとんど定価買いだから、このお土産屋エグイほどボロ儲けしてます。
いろいろいいうたい文句出すんだったら、もとから安い値段を表示してほしいものです。

この後また30分ほどかけて船乗り場へ到着。
かあちゃん外人だとばれないように、入り口でびくびくしながら乗船。
ぼくの指導のかいもあって(?)なんなく通過し、船内へ。
船内は、広々としてて、椅子も新幹線ふうのいい椅子で、なかなか立派なもんです。
説明を聞きながら30分ほど待って出発。

ちなみにこの「指導」っていうのは、サングラスをかけて(目つきが見取れないように)、ガニまたで歩き、服はだらしなく、口は半開きで(だらしなく)、人の群れをぐいぐいかき分けて入り口を目指すようにという内容です。
これであなたも中国人!
かあちゃんが実際に実行したかは定かではありませんが。
まぁきっとこんなことしなくてもだいじょうぶなんでしょうけどね。

出発して一段落すると、すかさず2階の甲板へ。
やはり大きくて壮大な景色です。
でもぼくとしては「武夷山」のゴツゴツした迫力ある景色の方が好きです。
かあちゃんがいってましたが、武夷山は男性的で、桂林は女性的といわれてるそうです。
まさにその通りだとおもいました。
狭い川をはさんでそびえ立つ武夷山に対し、広い川の両脇に低くて小さい山々をしたがえた桂林は、たしかに女性的という表現がぴったりの雰囲気です。
全体的に滑らかでゆったりした印象を受けました。

   
こういった景色が83kmにわたり、4時間ほど続きます。


奥にある小さいのが「りんご山」。他のやまがすべて凸なのに対して、この岩だけ凹。

   
所々に見られるこんな風景ものどかでいいです。

2時間ほどたったところで一番の見所「九馬山」へ。
周りがみんな「7頭しか見えないよう」とか、「おれは9頭見えたぞ!」とかはしゃぎ始めます。
でもぼくにはどう見ても3頭しか見えない…。
ってこれちょっとムリありすぎ。


この岩に9頭の馬が見えるというのですが…。

「漓江下り」はとにかくゆったりと風景を眺めるにつきます。
また、出会いなんかもいいもんですねぇ。
たまたまかあちゃんの近くにずっと立ってたおばちゃんがかあちゃんに話し掛けてきて、それからちょくちょく一緒にしゃべってました。
しかもかあちゃんは中国語も英語もできないし、相手のおばちゃんも英語そんなにできないから、結局カタコトの英語で奇妙な会話してました。
「ナイン、ホース、ビューティフル!」「オ〜、ビュ〜ティフル!サンキュゥ!」ってなかんじ。
やっぱりおばちゃんはどこいっても似たようなもんです。

この「九馬山」を過ぎたあたりで昼食タイム。
はっきりいっておいしくなかったです。
しかも高い金出して頼んだ魚がないし。
替わりにカニとエビ出すとかいっておきながら、きてみたらカニとイモだし。

この後はみんなもうだれて、っていうかお昼寝の時間になったので寝てました。
中国は昼休みが3時間ほどあって、昼寝する習慣があるのです。
上海とか発達した商業都市は違いますが。
結局このままダラダラと「陽朔」に到着して下船。

この「陽朔」というのは以前は桂林からの漓江下りの船着場だったのですが、どんどん観光化され、今では桂林よりもここ「陽朔」のほうがいい観光地といわれているようです。
ここには「月亮山」とか、数々のカフェが立ち並び外人さんがいっぱい住んでる「西洋街」とか、いろいろ見所があるのですが、見れなかったのが残念。
次の機会があったらぜひいってみたいもんです。

船を下りると、500mほど続くお土産街が。
もうとにかくいっぱいあって声かけまくってくるからウザいです。しかも同じ品ばっかり。
その中ででかでかと「没有銭(no money)」とかかれたティーシャツを発見。
買えばよかったなぁ。

そのあとバスに乗り込み次の観光地「胡蝶泉」へ。


この蝶々の下にある入り口から洞窟へ。

洞窟を抜けるとつり橋があり、そこを渡って下の公園へと下っていく。

   
けっこうぎしぎしして怖かった。右は「冠岩」。まぁいわれてみればなんとなくは。


「胡蝶滝」。記念撮影のポイントです。

そのあと「蝶々の体の中」を通って「蝶々園」へ。
鮮やかな蝶々がいっぱいいる〜!とかおもってたらほとんど偽物。
天井に張ってあるだけ。オイオイ…。

   


公園を抜けて戻ってくると、バスに乗り込み「千年大榕樹」へ。
ここは榕樹はもちろん、サル,孔雀,民族衣装をまとった女の子など、とにかく記念撮影が主のところ。
それだけに写真撮影の客引きがウザくてたまらん。
そんなにウザくしなくたって撮りたきゃ自分からいくっつうの!
っとそんな中堂々と写真を撮るおいらもけっこう強気。

   
「この〜木なんの木」みたい。ねえちゃん暑い中お疲れさんです。

   
孫悟空の子孫!ということにしておきましょう…。

そのあと少数民族の集まる「世外桃源」へ。
ここはおもしろかった!
ボートに乗って少数民族のすむ森の中へはいっていくのですが、洞窟をくぐったり、いきなり草むらから槍を持った原人みたいな青年が飛び出してきたり、インディジョーンズさながらの気分を味わえます。

船に乗ってちょっといくと、かわいい女の子達が民族舞踊を踊ってました。

   
流れるようなかわいい踊りでした。と、その横にいた鵜飼いのおじちゃん。みんなで「ゴーロー!」


インディジョーンズさながら

洞窟を抜けると、いきなり草むらから槍を持った少年が飛び出してきました。
その後笑いながら手を振ってくれました。
こっちは船から「ゴーロー!」

   
きっとアルバイトでしょう。

   
祭りらしき踊り。本場のリズムでズンドコズンドコやってました。

   
川辺ではしゃぐ子供たちと、お飾りの船頭さん。寝ちゃダメだって。
手を広げてる子供、頭洗ってます。このあとこのままダイビング!気持ちよさそう。

一通り回るとさっきの場所へ戻ってきて、そのままお土産屋へ。


「ゴーロー、ザイジェ〜ン!」っとお見送り。

船を下りると、女の子たちがお出迎え。
ここを通った時、女の子に「ゴーロー」といって足を踏まれました。
船の上でガイドさんが言っていたのですが、「ゴーロー」といって足を踏むのは、歓迎とか好意とかを表すこの民族の習慣らしいです。

この手前の女の子に踏まれました。

   
一緒に民族ダンス!


この中でバッグやネクタイなど、いろいろな手工芸品を作ってました。
でも高かったので買いませんでした。

これで観光終わり。
あとは帰り道のみ。
1時間ほどかけてホテルに戻り、30分かけて空港へ行き、夜23:00ごろ家へつきました。
楽しかったですが、非常に疲れた旅行でした。


余談ですが、飛行機内で撮った気圧でパンパンに膨らんだクッキーの袋です。