旅の準備

  カナダに行くにあたって絶対に欠かせなかった事、それはロッキーを走ることと、 アラスカハイウェイを走ることであった。ロッキーとアラスカハイウェイまでは 結構離れているため、その移動をどうするかが課題だった。
  まず、チケットはインターネットで検索したら最も安かった「トラベルファクトリー関西」さんで決定! 新潟からだと成田もしくは関空までの移動費がバカにならない上に、自転車を持っていると電車での移動が 大変なのだ。そこでなんと、エアーカナダを利用すると関空までの国内移動費がタダと聞いて、 エアーカナダに決定した。
  トラベルファクトリーさんに相談してみると、4回までカナダ国内乗り降り自由の周遊券がいいんじゃ ないかというので、関空からバンクーバーまでのチケット(13万5千円くらい)と、周遊チケット (5万円)を手に入れた。このチケットはヒジョーに便利。カナダ国内往復もできちゃうのだ。 それでこの値段なら納得できるであろう。あらかじめ飛行機を決めて予約を取らないと行けないので バンクーバー〜カルガリー、エドモントン〜バンクーバー、バンクーバー〜ホワイトホースの往復を予約。 席さえ空いていれば予約変更は可能らしい。
  現地に着いた日のホテルはいつもの通り予約しなかった。本当は予約した方が楽なのかも。安心もあるし。 街の祭りなどでホテルが満室かもしれないし。ちなみに、私はカルガリーで祭りのためYHや安い宿すべて 満室でした。
  持ち物は基本的に日本で走るときと変わらない。特に違うとすれば、パスポート、航空券、 T/C(トラベラーズチェック)、日本の味であるインスタント味噌汁、醤油、英語の辞書、くらいかな。
  カナダの夏は昼間は暖かいが、朝晩は冷え込むのでフリースのほかにもう1枚温かい服があった方が いいと思う。特にロッキーやユーコンのほうに行く人。あと、日差しも強く、空気が乾燥しているのでので サングラスとリップクリームは必需。私は新潟からいきなりカナダへ来て、強い日差しと乾燥で唇の周りが やけどのようになってしまった…。基本的に都市ではなんでもそろう。お米やコンタクトレンズのケア用品まで あった。私はコンタクトを使用しているが、良い環境で使えるとは限らないので使い捨てのほうが何かと いいと思う。T/Cは日本円のものを持っていった。日本でカナダドルのT/Cにすると手数料が大きい。また 日本円だと、余っても今度行く国で使えるから便利。まぁ、カードがあれば十分だろうけどね。 英語の辞書は絶対必要。持っていかないと英語力もアップしないと思う。

・・・キャンプしようと考えている人のために・・・
  ロッキー山脈のバンフ国立公園、ジャスパー国立公園では野宿は禁止です。
  ガス(プリムス)は手に入ります。バンフやレイクルイーズ、ジャスパーのマウンテンショップで売って ました。また、ユーコンではホワイトホースのマウンテンショップで置いてます。調味料は塩コショウ、 醤油(コンビニで売ってる小さいの)、油があれば何でも調理できると思う。私はチタン製のフライパンを 持っていった。どうしても肉が食べたくなるのでね。野菜などは大抵、店で量り売りなので、 次ぎの買出しまでの必要な分だけ買うと良いでしょう。あと、キャンプ場は10〜17ドルです。あくまでも 一人分の値段ではなく、1サイトの値段なので、もし同じように一人のチャリダーがいたらシェアして半額で 泊まるのも良いでしょう。受付の人がいるところでは、シェアしても良いか聞いてくると思います。 キャンプ場ガイドは町のインフォメーションセンターでもらえるでしょう。YHのガイドもあり 是非入手するべきです。
  ロッキーではシャワーの付いたキャンプ場は少ないです。インフォメーションセンターで事前に調べま しょう。
  忘れてならないことは熊が出没するということです。絶対にテントの中に食料や匂いのあるものをいれ ないこと。食料を置いておくシェルターが必ずあります。また、ロッキーや特にユーコンは蚊がうっとうしい くらいいます。刺されるとかなり腫れてかゆいので、必ず全身に塗りましょう。顔にもね。虫除けは現地で買える 強力なのがいいと思う。私は特にユーコンではテントをたてる前にカッパを着て蚊から逃れてました。
コインランドリーはある程度の町でないとありません。ロッキーで言うと、バンフ、ジャスパーです。 レイクルイーズではYHにあるので、洗濯したい人は早めにここを予約しましょう。(ものすごく人気が あるYHなので)

・・・カナダを走るにあたって・・・
  カナダは日本と逆で車と自転車は右側通行です。路面は結構しっかり舗装されてます。車は100キロ以上で 飛ばしているのでヘルメットをかぶったほうがいいと思います。(かぶれという法律はないが)
  気になるのは風の心配だが、ロッキーでは北から南に走るほうが楽だと思います。風は山や天候によって吹く 方向が違うので何とも言えません。でも、基本的に西から東に吹いています。その日向かい風であったら、 一日中向かい風であることを覚悟したほうがいいでしょう。
  アップダウンは、ロッキーではバンフ〜ジャスパー間ではコロンビア大氷原手前までが一番大きな峠です。 しかも向かい風。他はそこそこアップダウンがあるけど、日本の急な上り坂に比べたらダラダラ上るので余裕です。 まぁ、風邪さえ強くなければだけど。しかし上りがずっと見えるのは精神的に辛いかもしれません。そんな時は 横を見て美しい山でも見ましょう。
  ロッキーでは夏は夜の9時、ユーコンでは11時でもまだ明るいです。きっと、欲張って距離を稼ぐ でしょう。でも無理はやめときましょう。知らないうちに疲れがたまっていきます。
  食料や水はロッキーでは人の住んでいる町であれば、スーパー、なければガソリンスタンドで手に入ります。 そんなに心配は要らないでしょう。水は常に多めに持ち歩くべきです。何が起きるかわかりません。
  また、町の公園も野宿禁止です。寝ていると巡回している警察が来ます。