海風工房の仲間たち

ささねこの愛する海風工房の仲間たちを紹介します。

社長・やらー

ささねこの大学時代の友だち。法学部修士卒。しかし、その修士論文の半分以上はささねこが清書。審査では「文学的な論文だね」と評判だったとか。「なんくるないさ」的経営者。住まいはお店。野人生活の達人で、ささねこは彼から野人生活を学んでいる。趣味は読書とゴルフ、映画鑑賞。ボケているようで、従業員さんの心はよくわかっている。琉球ガラス工房を始める前は観光土産屋をしていたが、「琉球ガラス」と謳いながら、ニセモノを売っている店があるのを知り、「やがてホンモノの時代が必ず来る」と察知。工房を持つようになる。本来事務仕事のみしておけばいいはずだが、現場にも積極的に出ている(というか、現場中心主義)。そのためか、何軒も工房を渡り歩いてきた職人さんたちからは「ここが一番だ」といわれている。商工会青年部役員としても活躍。ちなみに、彼女募集中。野人生活をともにしてくれる女の子、よろしくね。

工場長・しょーご

15歳からガラスの世界に入るベテラン。「最初の5年はきつかった」というその修行時代を経て現在に至る。「海風工房」設立当初から唯一残っているのが工場長・しょーごさん。「海風工房」には今まで2度の危機があった。まったく客もなく、受注もなかった設立当初には給与の遅延のため他の職人さんがどんどんいなくなっていったが、しょーごさんだけは社長であるやらーを守り続けてきた。「ガラス作りは頭で考えるものではない。体で見るもの。頭ん中はからっぽさ」という。「体で見ることによって全体観を見渡せる」とも。また、若い職人さんたちには「技術を磨く前に人間性を磨け。ガラスは人間で決まる」と指導している。大の磯釣り好き。休みの日にはほとんど釣りに出かけている。釣り場で見かけたら声をかけてね。

職人・イシキさん

工房の温かいお父さん的存在。非常に哲学者でもある。大学時代は心理学を学んでいた。内地(千葉県)で自動車のセールスマンをしていたが、長男であったため沖縄に戻ってきた。イシキさんと話をしていると、文学の世界もガラスの世界も同じだな、と思う。感性で作っているというその作品に哲学性を感じる。また、イシキさんの作品は若い女の子の心をつかんでもいる。お昼休みは花子の散歩をしています。趣味は読書。「人間的に成熟することで技術も作品も変ってくるんだ」という言葉には非常に共鳴する。若い職人さんたちには「技術は教えることはできるけれども、あえて教えないんだ。自分で考えてこそ、技術は身につくよ」と言っているのが印象的。「スキーに行きたいな。雪が見たい」と内地生活を懐かしんでいる。彼女募集中(24歳から33歳までよっ。贅沢?)

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職人・みーちゅう

海風工房が2度目の危機のときにやって来た「救世主」。職人さんの数が少なく仕事自体が成り立たないときにやってきた。「面接して即決だったから、びっくりだった。明日から来てくれって言うんだもの」。そのため、必要に迫られ技術を磨かざるを得なかったという。そんなみーちゅうさんも、この面接でだめだったらガラス職人を辞めようと思っていたというから、まさに「運命的出会い」。ひーみーさんのアニキ的存在で、よく蹴りあっている。大のサーフィン好きで、さまざまな沖縄の海を渡り歩いている。サーフィン仲間の多いみーちゅうさんを訪ねに工房を訪れるサーファーもたくさんいます。

職人(見習い)・ひーみー

工房での紅一点。ウチナーがみてもウチナーにしか見えない、というひーみーさん。実は2003年3月に沖縄に住み始めたばかりだ。社長であるやらーでさえ「ウチナー」だと思っていたというのだからそのウチナーぶりは相当なもの。雪国石川県出身のひーみーさんに「どうして沖縄へまた移り住むことにしたんですか?」と尋ねたところ、「どうしてですかねー、血が呼んだとしか言えないっすよ」とからっと答える。雪国から真夏の沖縄で、しかも灼熱のガラス工房で働くことになった当初、熱中症になって倒れたこともあったという。職人としては次へのステップへ移る過渡期でもあり、今が勝負どころ。「あいつの根性はタダモノではない」と周囲の職人さんたちからも高く評価されている。「かっこいい女の人」と修学旅行の女子高生たちと記念撮影されるのもひーみーさんが一番。「でも、男がいいんだよね。肉体派の彼氏出来ないかなー」とのこと。勝負写真を用意していますんで、よろしく。

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職人(見習い)・たっくん

工房の弟分的存在。毎朝定時よりかなり早く出勤し、工房の準備をしている。お昼休みもガラスの練習をしている努力家。人間的な温かみは特に修学旅行生や、若いOLさんたちから評判。ナイチャー(内地人)であるささねこと最初に仲良くしてくれたのもたっくん。「この工房で働けて本当に幸せ。休憩時間に窯を触らせてくれるところはそうそうあるもんじゃないですよ」とも。「ウチナンチュ(沖縄県民)に思われないことが多いんですよ。言葉も標準語ですしね」というたっくんが望んでいることはウチナンチュにウチナーの文化を取り戻したい、ということ。そのためにも琉球ガラス作りを体験してほしいと熱っぽく語っている。

職人(見習い)・ぎーぼん

インテリア・デザインを学んでいたぎーぼんが「海風工房」の門を叩いたのはお店で売られている「海風工房」の商品を目にしたのがきっかけ。ガラスの魅力にとりつかれ、まったくガラスを触った経験はなかったが、「学ばせてください」と2003年10月にやってきた。サウンドブラフトなど「海風工房」として新しく始めた企画などにも携わる。おっとりした性格だが、その分打たれ強さもあるようだ。「ガラスを触らせてくれるだけで本当に幸せ。それに工房の先輩たちが皆いい人たちで、声をかけてくれることがとても嬉しい」と念願のガラスの世界に入れ、喜びをかみしめている。

助っ人・ふかねーねー

別名・「さすらいの島ないちゃー」。神奈川県出身のふかねーねーは東京でOL生活をしていたが、人生を楽しみたいと、まずは北海道へ。その後、「南の端っこに行ってみよう」と石垣島にいたが、現在は沖縄本島に住んでいる。以前、「海風工房」の大変な時期を支えたうちの一人として活躍していたが、現在はエステティシャンというまったく違った分野に進出している。そんなふかねーねーもガラスを愛する職人魂が疼くのか、工房の繁忙期には助っ人としてときどき顔を見せる。「お姉さん」を意味する「ねーねー」の称号を得ているのは、「海風工房」の大変な時期を支えた強さと明るさから。見習いの職人さんたちのよき相談相手になっている。酒宴の参加率も高い(笑)。特技・太極拳。

お店のお姉さん・あさみちゃん

7歳と2歳の子どもを持つたくましいお母さん。手先が器用で、梱包の様子を見ているだけで舌を巻いてしまう。「もうぼく、ウチナー口ですよね?」と聞くささねこに、「全然まだまだですよ」と手厳しい(笑)。「亭主関白をしたければウチナーの女性を嫁にもらえ」とよく言われるが、仕事をしていても決して人を下げるようなことはせず、常に立ててくださっている。てきぱきと、そしてやさしくお客さんと接しているのは表面だけ見ていれば誰でもわかる。しかし、あさみちゃんのすごいところは誰も見ていないところで職人さんの軍手やタオルまで洗濯し、整理ベタなささねこの散らかした文房具を何も言わずに片付けているところ。「琉球ガラスが好きなんです。ガラスに囲まれて仕事ができることは嬉しいですよ」と笑顔が眩しい。特技・10tトラックを運転できる!

 

隣人・ささねこ

東京生まれ、東京育ち、東京在住(2004年3月末日まで沖縄在住。それ以降は不明)。2003年9月24日〜10月中旬までは無賃労働者として「海風工房」で働いた。社長・やらーの大学時代の親友。土日の時間の空いているときには、工房で主に接客をしている。本業はモノカキ。「タダで仕事するなら泊めてやる」とのやらーの誘い文句に一つ返事で沖縄行きを決めた。少年時代に灰谷健次郎の小説・「太陽の子」を読み、20年以上憧れ続けた沖縄。「海風工房」のできるだけそばにいたいという思いから、テーマパーク・「むら咲むら」の企画、コンサルティング、パンフレット作成などに携わることになる。住まいは海風工房の隣の小屋(電気のみあり。シャワーは海風工房のものを使用)。早稲田大学在学中に芥川賞作家・三田誠広氏に師事。21歳のときに新聞社主催の文芸コンクールで優秀賞を受賞したことを機に沖縄出身の芥川賞候補作家・小浜清志氏と10数年来の付き合いになる。当初は沖縄各地を回ろうと思っていたが、工房の人々の人間性に触れ、取材にいそしむ。「小説・海風」を構想中。一応スリランカでは「日本の有名な小説家」として新聞報道されている(記事はこちら)。

番犬及び、接客係・海風花子さん

人が集まってくるととっても嬉しいんだワン。だからすぐにとびついちゃうの。だってみんな「かわいいー」って抱っこしてくれるんだもん。沖縄では夜、誰もいないのに犬が吼えると幽霊がきてるんだといわれているけど、わたし、けっこうそれやってるワン。そうやって夜の窯の番をしているささねこ君を脅かしてあげてるんだ。だって彼は都会っ子だから、鍛えてあげなくっちゃだワン。それとわたしの大好物を教えてあげるね。それはね、氷なの。体験コーナーを待っている間にあさみちゃんから氷をもらってね。そしてわたしに頂戴。とってもおいしいんだワン。イシキさんと散歩するのが大好きよ。

接客、夜のネズミ、虫捕り係・鈴木さん

もとは動物好きのイシキさんが動物病院の「里親募集」でもらってきたサスケがこの工房にいたが、そのサスケが連れてきたのが鈴木さん。しかし、黒猫のサスケの子どもに、なんと一匹も黒猫がいない。ってことは、サスケ、寝取られましたな。営業時間は店の周囲をお散歩。「この猫のあとをついてきたら、お店がわかりました」とお客さんに言われることも。つまり、「案内係」までこなす器用もの。鈴木さんを眺めていると母の愛を感じます。鈴木さんの鳴き声が何を意味しているか、だいたい理解できるようになってきました。

接客、癒し係・鈴木さんの子ども、ミミ、レレ、ロロ

「一緒に撮ってもらえませんか?」とお客さんに抱っこされるのが一番多いのが生後1ヶ月(03年9月現在)のこの3兄弟。ともに生活をしていると彼ら(全員オス)の成長ぶりが楽しくてたまらない。最近は鈴木さんから狩りの教育を受けているようで、子どもながらに一人前の狩りの構えをする。おっとりなのが白猫のロロ。おかげでお客さんに抱かれ率ナンバー1を保持している。夜はささねこの股間でよく眠っている。サスケが近寄ると威嚇する(笑)。サスケの立場、どうなるんでしょう(笑)?

夜の虫捕り、時報係・ヤモリ軍団

最初出会ったときは叫んでしまうくらい苦手な存在だったが、虫を食べる姿を見て愛しさが湧いた。今では触れるまでに。近所のオバァの話によれば、ヤモリは正確な時間に鳴くらしい。しかし、それはまだ経験していない。ヤモリが「守宮」と漢字で書かれる意味がわかったような気がする。虫嫌いなささねこにとっては、まさに「守り神」。