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フフト 大| フフト 大| 人トL としてのカキコ
(カチカチさん、と読みます。ちょっと別人になりたかったのでハンドルを変えますた)
明洞を買い食いしながら歩いていると、ラガーシャツを着た兄ちゃんに声をかけられた。私は韓国語がわからない ので両手を横に振ってその場を離れようとしたが、兄ちゃんに手首を掴まれて何か一生懸命言われる。私は 「イルボンイルボン」と繰り返したが発音が悪いからか通じていないようだ。しかし彼の言っていることをよく 聞いてみると、韓国語ではなく広東語だった。韓国人という先入観があって聞き間違えていたようだ。別に広東語 ならわかるというわけではないが、広東なら漢字で筆談できる。私はバッグからメモ帳を取り出して「日本人」と 書いた。すると兄ちゃんは私の顔をじっと数秒眺めてから急に笑い出した。わけがわからず私がポカーンとしている と、私の目線の先にアロハのような、それでいて中華な柄のシャツを着た男が歩いていた。よくみると団体ツアー のようで、同じようなセンスの服を着た人たちがいたのだが、その中華アロハの男は私にそっくりだった。前から 自分を中国人顔とは思っていたが、この目でそっくりさんを見るのはショックだった。もうお解りだと思うが、 私をアロハと間違えているのだ。そういえば私が着ているシャツの色は彼と似ている。私はアロハの男に近づいて 肩を組んだ。アロハは驚いたが、周りのツアー客は私たち二人を見て笑い始めた。それほど似ていたのだ。名付け るなら「日中ジェミニブラザーズ」。兄ちゃんはポカーンと私たちを眺め、そして笑い始めた。兄ちゃんが連れてきた ガイドさんの通訳によると、広州の会社の社員旅行で、兄ちゃんは一ヵ月前に入った新入社員。まだ会社内の人物 の顔を完全に覚えてないので、違う部署の上司と私を間違えたと。それでバス降りてすぐ、私がたまたま彼らの バスの横を通りすぎて歩行者天国に歩いていこうとするので、アロハ上司と間違えて「まだ自由行動ではないです よ」と声をかけた。ところが無視するように私が行こうとするので止めたら、メモを出して「日本人」と書くので 何かの冗談だと思った・・・・・という顛末。記念にアロハ上司と兄ちゃんと私の三人で写真を撮ったが、送って もらうように頼むのを忘れていた。この話の途中から私と合流していた友人「チョウ」は、今までの経緯をわかって ない筈だが、とりあえずこう言った。 「お前、中国人には気をつけないと。知り合いのフリをして騙すからな」 その時、私はチェンライで買った木綿の民族服を着ていた。帰国後に寝巻きにしようと思って買ったのだが、
風合いが気に入ったのでついつい着てしまったのだ。帰りの飛行機を待つ途中、自称カメラマンのおじさんが
声をかけてきた。
「今日お帰りですか?長くどこかへ行ってらしたみたいですね」
いや、ほんの一週間、タイでおねいさん巡りをしてきただけなんだけどね。
「いや〜それにしてもだいぶ旅慣れてらっしゃるようで」
いや、10年間リーマンなんだけどね。
私はカメラマンのおじさんに勝手に長期放浪旅行者にされてしまい、彼は私が詳しい事を話す前に成田へ飛んで
いった。そして次に大学生の兄ちゃんが声をかけてきた。「今からどこへ?え?香港?(一旦香港に行ってから帰る
予定だった)それなら香港ドルが余ってるからバーツの余ってるのと交換しませんか?いや、少額だから再両替の
手数料考えるとレートなんてどうでもいいですよ」彼は私の余っていたバーツを受け取りながら言った
「タイではどの辺行きました?え?チェンライの田舎?それは凄いですね、ボクなんかとても行けませんよ、
バンコクをウロウロするだけで精一杯で。あ、飛行機来ましたんでそれじゃ」
彼もまた、私を誤解して行ってしまった。このチェンライの民族服は日本人を引き寄せるパワーがあるのかも
しれない。私が搭乗ゲートに並ぼうとしていると、「90%韓国人にまちがいない」といった顔の兄ちゃんが私の服と
顔をじっと眺めていた。たぶん何人か一生懸命考えているのだろう。しかし「イルボン・・・」という言葉が彼の
仲間内の会話から聞こえた来たので、ああ、バレたか、とちょっと残念だった。しかしそこでタイ人の
おねいさんが私に話しかけてきた。私がカタコトのタイ語で返事をしていると、韓国人の兄ちゃんたちは、
た私が何人かを話し合い始めた。なかなか結論が出ないようで、長いこと何か言い合っている。
因みにタイ人のおねいさんと私の会話はこうだった。 「その服は女性用ですけど、知ってて着てるんですか?」 「知らなかった。どうしよう・・・買います?コレ。」 「アンニョンハセヨ」 「アンニョン」 「アガッシ ハル オルマエヨ」 「オーマン ウォン」 「サゲ ヘジュセヨ」 「アンデヨ」 「ピッサヨ」 「サーマン ウォン クギョンマン ヘヨ」 「クゴ ポヨ ジュセヨ」 「・・・ト サンゴ オプソヨ」 「アニエヨ」 「・・・ヨギソ サジン チゴド テヨ」 「アンデヨ」 「イーマン ウォン アンデヨ」 「チグセヨ」 「カムサハムニダ」 −男と女の韓国語会話術−(CD付き¥2800) *この最後のヤツは、漏れがタイ語の練習時に使っていた「男と女のタイ語会話術」(ポンパン・レグナム著) のパロディです。「男と女のタイ語会話術」は、男女関係に特化した異色のタイ語教材で、CD付きなんですが これが傑作! セックス時の会話や夫婦喧嘩のセリフまで収録されています。こんなに面白い語学教材は見たことありません。 余談ですが、漏れもタイ語を覚える時は「カー、カー、カー」とカラスから始めますた。書き取りもノート十数冊に 及びますた。余談中の余談ですが、タイ人の女の子に「マムアン」(マンゴー)と言わせると、とてもカワイイです。 機会のある方はお試しを。 |