個人的には中東で一番のお勧めの国。ちょっとイスラム色強いけど。遺跡とかそこそこ見所あるし、なんと言っても人がいい。人懐っこいと言うか親切と言うか。イスラムの人間は割りと親切と聞いていたが、トルコ(イスタンブール)やエジプトを周ると絶対に「ウソッ!」って叫びたくなる。しかし、シリアは違うよ。結構親切。イラン人もアホだけど親切って聞いたなぁ。特に、イスタンとは違い日本語使いのイラン人。よく聞く話では、日本人に懐かしそうに話し掛け、「オレ、代々木で偽造テレカを売ってたよ。金は良いし、女は優しくて可愛いし、ニッポンはサイコー」と言ってくるとか言わないとか。
首都ダマスカス。ちょっと意外と大都市(ただ面積がでかいだけ)。市場の近くの宿に泊っていたが、宿のそばのレモンシャーベットが激うま。何故か2軒ならんでいる。右の方が美味しいらしい。右しか食べてないので比較できず。一日5杯食ってたらさすがに腹壊した。
モスクだの何だのそれなりに見所はあります。建物自体はトルコの方がすごいと思った。市場もゴチャゴチャしてるけど、活気があっていいね。
シリアの食いもんってよく分からん。金をそこそこ出さないと色々な種類を食べられない。だいたいパッカーが食ってるのがハーフチキン(鶏の丸焼きの半分)、ファラフェル、レモンシャーベット、そんなもんかな。ハーフのチキンはいい。安い、美味い、腹にたまる。オレ、1日2食はチキンだった。久々の肉だし、マジ美味い。US$1ちょっとくらいなので食ってみて。あと、アレッポではトルコのロカンタ(日本でいえば定食屋みたいなところ。自分で店先の料理を選んで中で食える。現物が見れるので旅行者には有り難い)を発見したのでそれをむしゃむしゃ食べてた。やっぱトルコ料理って美味いなって思った。
ビザに要注意。何故か近隣の中東諸国ではシリアのビザが取れない。トルコかエジプトで取得しておかなければダメ。シングルとマルチプルがあるが、出来ればマルチプルを勧める。一度出国すればシングルだと使えなくなる(シングルの場合は再入国の手続きをすればOK)。シングルの倍額ではあるがまたシリアに戻ってくるのであれば再入国手続きの面倒を考えれば安いかも。ビザ取得には日本大使館(or領事館)からのレターが必要(これはトルコでの場合。エジプトは知らん)。イスタンのシリア領事館は非常に場所が分かり辛く、離れているのでしっかり場所を確認してから行こう。午前中に行けばその場でくれるか、午後にはくれる。オレは昼前に行って、「金もすぐ払うからすぐくれ」ってちょっとわがまま言ったら「昼寝の時間だから午後に来い」と一蹴された。ホント、働かないね。
再入国許可書は移民局だか何だかで取る(市場に近い)。安いけど、アラビア語が分からないオレらにはキツイ。書類に何が書いてあるのかさっぱりわからん。しかも役所は人でごった返しているのでメチャ並ぶ。並んでいる間に周りの人間にあれこれ聞いて助けてもらった。ホント、シリア人は親切。ここは典型的なお役所仕事。書類片手にあっちこっちたらい回しされ、何度も同じ部屋に戻ってきてはそこの責任者のサインを貰う。だったら一度によこせ!朝一に行ったのに3時間はかかった。
ヨルダンからダマスカスの途中にボスラという遺跡もある。行かなかったが、いいと言っている人が一人だけいた。あまりここによるパッカーは少ない。なんでだろ?
サラディン城に行きたい人はラタキア→ハッフェ→サラディン城かな?ごめん、オレは行ってないのでヘタなこと言えません。
お土産は何と言っても「アザーンウォッチ」。ボタンを押すとアザーンが流れる優れもの。ムスリムには必需品(笑)。アレッポで泊った宿のオヤジが売ってた。市場でも売ってるが探すのが困難。このオヤジはがめつく、日本人がアザーンウォッチを欲しがっていることを知っており、大量に買い込んで市場よりも高値で販売している。オレは買わなかった。欲しかったけど。
アフリカなどに行く人は朗報。黄熱病(イエローフィーバー)の予防接種をタダで受けられる。日本で受ければ何千円とするであろう。実際には10S£かかるけど(印紙代)、20〜30円くらい微々たるもんだ。詳しい情報は日本大使館に行くと教えてくれる。この予防接種は10年間有効なので10年分をここで射って射って射ちまくれ!(1回でいいけど)。有難う、野口英雄先生!
後から聞いた話なのだが、普通は1回の注射でお終いらしい。しかし、オレは両腕に一本ずつブスッとやられた。なにやら手帳に書いてあるのだが、アラビックがさっぱり読めん。何の注射か気にはなるが、生きてるので大丈夫だろう。ちなみに、通常はイエローカードといって、黄色い手帳がもらえ、アフリカの国境越えやボリビア→ブラジルの国境などで提示が求められる。なぜかシリアで取ると白い手帳になる。