Southern Comfort Ranch (GUAM)
2002年1月2日 外乗時間:1h20m 料金:一人$40 Western-Style

●GUAMで乗馬しようと思ったわけ
船旅でグアムに行くツアーを申し込んでいたのですが、現地での
オプショナルツアーはマリン関係ばかりで、今一つ乗り気になれるものが
ありませんでした。
せっかく午年になるのだし、乗馬でもできるといいなぁと思いながら
インターネットで検索すると出てきたのが、この牧場。
引き馬での乗馬ではなく外乗できる(Mountain Trail Ride)とのことで、
メールで1週間前に申し込み、船まで送迎をお願いしました。
すぐに丁寧なお返事をいただきましたが、船に乗ってしまうと連絡が
できなくなるので、本当に港に来てもらえるかは当日まで不安でした。
●牧場はグアムの南端
9時にアプラ港のHotel Wharfまで来てください、とお願いしておいた
ものの、グアムの港は町からかなり離れたところにあり、Hotel Wharfは
その一番奥。9時10分になって一台の車がやってきて、岸壁に座って
いた我々に「オハヨウゴザイマス」と声をかけてくれたときはほっと
しました。車には既に二人の日本人女性が。我々だけかと思ったら
一緒に外乗に参加される方のようです。この方たちは飛行機でグアムに
来てホテルに滞在し、この乗馬もホテルから手配したとのことでした。
我々四人と運転手さんを乗せた車は、海岸沿いの一号線を一路南へ。 右手に海が見え隠れする快適なドライブです。速度制限はどうなっている のか、60mile/hくらいのスピードで飛ばします。なだらかな山になり ココス島が窓から見えた少し先で幹線道路から左折したら、そこがもう 牧場でした。アプラ港から40kmくらい。1時間のドライブでした。
●自分と同じ名前の馬に
馬の用意ができるまでPetteing Zooという小さな動物園を
見物します。ここには、ニワトリ、ウサギ、ガチョウ、ダチョウ、
といった、鳥類や小さな哺乳類が何匹も飼われていました。暑さの
せいか種類のせいか、ニワトリは日本で見るものよりずっと小型でした。
馬の準備ができたからと呼ばれて出ていったら、朝のスコール。 少し待てば止むかもしれないというので、ちょっと一休み。 こちらは濡れてもいいように、帽子(飛ばないようにクリップつき) 持参。日に焼けないように長袖のデニムシャツ、乗馬用の手袋も 着用して準備。デジカメなどの精密機器は車の中に置いていくこと にしました。
そうしている間に雨があがり、乗馬の経験なども聞かれて馬の
割り当てがありました。私以外の三人は全員2度目とのこと。
簡単に手綱の扱い方の説明がありましたが(20秒ほど)
たぶん大丈夫でしょう。鞍はウエスタン鞍。短めの手綱です。
「この馬の名はJapanese Nameなんだ」と言われて引き合わされた
のは、なんと"AKIKO"という馬。私の名前と同じです。
ラッキーなことに、そのAKIKOさんに乗ることになりました。
AKIKO on AKIKO ですね。
夫が乗ったのは、"ビリー"という背の高い馬。サラの血が混じって
いるのか、この馬だけ大きく、あとの三頭は小柄でした。
他の二人もまたがっていざ出発。
●気持ちのいい山道を登る
先頭のガイドさんの後に、適当に並んで私のAKIKOは4番目。
前がモロー、後ろがビリー。
最初のうちは湿った森の中の道を歩きましたが、すぐに木々が
なくなって黄色く乾燥し草原に。なだらかな山がうねうねと
続いています。人家のまったく見えない広い場所に、馬の通り道
が1本茶色く跡をつけているだけです。
道はだんだんと登っていきます。先頭の馬と2頭目はどんどん 行ってしまうのですが、3頭目のモローの足が遅く、最後尾の ビリーはさらに遅く、我々3頭だけが何十メートルも引き離された 感じになりました。ビリーは山道が苦手なのか、荒い息をさせて 足も定まらない様子。ちょっと心配。 途中、モローの手綱が外れたりしましたが大騒ぎにもならず、 ゆっくりゆっくり山道を登りきって開けたところで休憩。
振り返ると、金色の草原が切れた向こうにエメラルドグリーンの海が見え、 少し沖合いに、先ほど見たココス島が奇麗に見えていました。 馬の背中からこんな海を見られるなんて贅沢な気分。 高いところに来たため、心地よい風も吹いてきます。 ここで写真撮影などしてもらった後、さらに道を登ります。
●駈歩は最高
またしても、先頭の2頭はどんどん先に行ってしまいました。
坂道では軽く駈歩などしているようです。しかし我々3頭はダンゴ状態。
おとなしい馬たちなので、くっついていても大丈夫です。
今度は私がビリーに先をゆずって、最後尾になることにしました。
モローとビリーがのんびりと坂道を登っていく間、私は行きたがる
AKIKOを抑えて、前の馬との距離を開けます。
ガイドさんは山の頂きについて遅れてくる3頭を見ていましたが
私がわざと1頭だけ遅らせているのが心配な様子。
私の方も、あまりAKIKOを長いこと抑えている自信がなくなったので
手綱をゆるめてやりました。途端にAKIKOの走ること走ること。
帽子は吹き飛び、気持ちのいい躍動感が伝わってきました。
せっかくの場所ですから駈歩しないと。
頂上につくと、ガイドさんも私のやりたいことがわかったのか、
わざと急斜面をさして「ここをジャンプしながら下りてみたら?」
などと冗談を言ってきます。
●スコールに追いつかれる
どうやらこの頂上が折り返し地点。あとは来た道を帰るようです。
もっとのんびりと風に吹かれていたいところでしたが、南の海を
見ると灰色に曇っています。スコールです。見ているうちにその
灰色のかたまりが陸に移動し、どんどんこちらに動いてきます。

●帰り道は早いビリー
帰り道になると、行きはどうしようもなく遅かったビリーが
俄然やる気になりました。1頭だけ遅れていたのが、こんどは
前のモローをせきたてるかのようにぴったりついています。
モローは相変わらず遅いので、結局後ろ3頭はダンゴでしたが(^^;)。
私の方は、AKIKOを抑えることに慣れてきたので、何度か前との距離を
あけてから一気に駈歩というのを繰り返して楽しみました。
体もリラックスしてきて、自由自在に駈けたい気分です。
牧場の近くの森になると、前の2頭もビリーもさっさと行って
しまいましたので、私はのんびり屋のモローと鞍を並べて、
一列ではない外乗をほんのひととき楽しみました。
●早くも次のグループ
牧場に戻って驚いたことに、先ほどは人気がなかった場所に
大勢の日本人観光客がいます。どうやら、次に乗馬に出るグループ
のようです。馬たちは休む間もなく、今行ってきたコースに出るようです。
AKIKOの首をポンポン叩いて名残惜しげに下馬すると、次の人が
またがりました。総勢10人くらいの彼らが出発するのを見送って精算。
●安い! 一人$40
外乗時間は1時間20分ほどだったと思います。走行距離は5−6km。
これで一人あたり乗馬料金は$40。1時間で1万円という日本に比べたら
格安です。これにプラスして、送迎代が一人$10。合計で$100でしたが
内容を考えたら安いものでした。
なお、私が行ったときはクレジットカードの機械が壊れたとかでカードは
使えず、トラベラーズチェックで支払をしました。
「次はSunset Rideにおいで」と言われてお別れをし、再び船まで
送ってもらいました。乗馬を通して少し親しくなった一緒の女性と
お話をしながら、今度はあっという間の1時間。船の前で降ろして
もらって、何度も手を振ってお別れしました。
日本では考えられないほど安くて手軽にできる外乗、おすすめです。
●連絡先
Southern Comfort Ranchのデータです。

Address:P.O.Box 4451
Agana, Guam 96932
Phone: 671-828-8505
Fax: 671-828-8909
E-mail:roadapples@guamcell.net
http://www.micraftspacific.com/scranch.html
※日本語は通じませんが、簡単な英語がわかれば大丈夫です。