| ベリー | 植物学上は「液果」とよばれ、一般にはジューシーな果肉のある小さなくだもの、「スモールフルーツ」全体をさします。 |
| ブルーベリー | 原産地は北アメリカ。1900年代初め、北アメリカに自生する野生のスノキ属植物をアメリカ農務省が品種改良し栽培種を作り育成したもの。 |
| アントシアニン | 目の働きを良くする、視力を向上し、疲れ目や夜盲症など眼精疲労の改善に優れた効果がある、果皮に含まれる。 |
| ピートモス | ミズゴケが堆積してできた泥炭。透水性・保水性がよく、園芸用資材として利用。PHが3.5〜4.5 |
| 機能性食品 | 生体活動を調節する機能をもつとされる食品。動脈硬化の防止、カルシウムの吸収促進、血中コレステロールの低下などに役立つと考えられる有効成分を含む。医薬品ではないので効能を表示することはできない。 |
| 強酸性 | 酸性を示す土壌。 |
| 植付け | 苗や苗木を植えること。 |
| 水素イオン濃度 | 溶液中の水素イオンあるいはオキソニウム-イオンの濃度。普通、水素イオン指数を用いる。PHの事。 |
イオウ華(イオウ粉 末) | 硫黄の小結晶。無味無臭。黄色。硫黄の蒸気を低温で昇華させて得る。天然にも火山や温泉地に見られる。昇華硫黄。土壌のPHを酸性に改良するとき使用。 2003年より農薬指定になりました。 |
温床育苗(おんしょ う いくびょう) | 苗をつくる場所として、板などで枠を組み、上にビニールトンネルをかけて、醸熱材料(じょうねつざいりょう)や電熱で加温して苗をつくることを温床育苗といい、その場所を温床という。 加温しないものを冷床といい、そこでの育苗を冷床育苗(れいしょういくびょう)という。 |
| 花冠(かかん) | ひとつの花の花びらの集まり。美しい色をもつことが多く、昆虫を誘う。萼とともに雌ずい、雄ずいを保護する役目を担う。 |
| 生態的特性 | ブルーベリーは酸性土壌を好む潅木、樹高は1m〜3m位。ブッシュ状に繁りほとんどは落葉する。 |
| 品種 | ハイブッシュ、ラビットアイ、ワイルドブルーベリーに分けられる。 |
| ハイブッシュ種 | 1997年版register of fruit and nut varietiesでは70品種を超えている。1949〜1959年に発表された品種の中には大粒の果実を付ける豊産性の優良品種が多く、その中の7品種がビックセブンとされ、アメリカの主要品種として栽培されている。ハイチル(ノーザン)ハイブッシュブルーベリー、ローチル(サウザン)ハイブッシュブルーベリー、ハーフハイブッシュブルーベリーなど休眠打破のために必要な休眠時間の長短、低樹高および耐寒性から3つに分類されている。 " ハイチル(ノーザン)ハイブッシュブルーベリー 低温要求時間は800〜1.200時間以上を必要。ハイブッシュ種と言えば多くの場合このグループを指す。 " ローチル(サウザン)ハイブッシュブルーベリー 低温要求時間は150〜400時間と少ない。フロリダ大学の育種計画で、ラビットアイブルーベリーの品種よりも低温要求の少ないハイブッシュブルーベリータイプで熟期の早い品種の育成を目的に行われた。シャープブルー、フローダブルー、エイボンブルー(アボンブルー)、オニール、レビールなど。 |
ハーフハイブッシュ ブ ルーベリー | 半樹高のハイブッシュブルーベリー、この育種は ミシガン州、ミネソタ州の州立農業試験場が進めている。ローブッシュブルーベリーとハイブッシュブルーベリーの交配による品種。樹高が低く雪面下にあり冬季の厳しい低温に耐え、枝も柔軟で折れにくい特性を持った品種。高さは1m前後。ノースランド、ノーススカイ、ノースブルーなどがある。 |
| ビックセブン | ビックセブンとはアーリーブルー、コリンズ、ブルークロップ、ブルーレイ、コピル、バークレイ、ハーバードの七品種。 |
| ラビットアイ種 | 砂質土壌から粘質土壌まで広い土壌に適応する。土壌PHの範囲は4.5〜5.5である。冬季に-10℃以下になる地帯では凍害のおそれがある。低温要求時間は7℃で400〜800時間が必要。 |
| 日本への導入 | 1951年にアメリカのマサチューセッツ農業試験場から北海道農業試験場に3品種が導入されたのが始めて |
| 日本での営利栽培 | 1968年から、東京都小平市の島村速雄氏により、今日の島村ブルーベリー園で、ラビットアイの営利栽培が始まりました。当初は岩垣馳夫博士と一緒に都内を売り歩いたなど当初は販売に苦労された事をお聞きしました。 |
| 植物分類 | 日本名 ブルーベリー *科 ツツジ *属 スノキ *節 シアノココス *種 ハイブッシュブル--、ラビットアイブルーベリー、ローブッシュブルーベリー |
| 生育特性 | ハイブッシュブルーベリーの生育環境は、冬の期間はかなりの低温に遭遇する寒冷地または高冷地が適します。 ラビットアイブルーベリーは、アメリカ南部が原産であるので、耐寒性は劣り、温暖な気候が適してます。 |
| 食物繊維 | ブルーベリーは、果実をそのまま食べるので、多量の食物繊維を取ることができます。食物成分表によれば、ブルーベリーは果物類中で最高位の食物繊維含量があります。 |
| マルチ | 土壌の乾燥や多湿、地温の上昇などを防ぐため、わらやビニールで耕地をおおうこと。ブルーベリーの場合はのこくず、チップ、杉皮、わら、もみがら、草などのマルチが主体。 |
| 発芽 | 植物の芽・花粉・種子または胞子が生長・発生を開始すること。 |
| 剪定 | 苗木の場合、花を咲かせ実をつけると枝の生育が衰えるので、枝先を三分の一〜二分の一程切り詰める。株元から発生したシュートは2〜3本を選んで、将来の主軸枝に仕立てる。成木では、細く弱い枝は間引き剪定する。着果後、枝先が下垂した部分は発育枝の所まで切り返し剪定をする。 |
| 結果習性 | 前年に伸長した発育枝の頂芽と、その下部にある数節の腋芽に花芽が形成され開花する。ブルーベリーの花が着生するのは発育枝の上部にかぎられる。 |
| 実の成熟の見分け方 | ブルーベリーは果皮全体が濃い青紫色のブルーベリー色になった果実を選んで収穫します。果色は、ピンク色から赤色になり、次に青紫色に変化します。果色の変化はアントシアニンの生成です。アントシアニンは赤色の色素ですが、ブルーベリーの果皮には多量に生成されるので、青紫色になります。濃い青紫色になった果実は、糖が蓄積し、酸が減少して食味が良くなります。 |
| プルーム | 果皮が青紫色になった成熟果の表面には、プルーム(花粉と呼ばれる白いワックス)が生じます。 |
| 台木 | 接ぎ木の台にする木。つぎだい。だいき。ブルーベリーの場合はラビットアイ種の台木にハイブッシュ種を接木する事が多い。年数が経つと接木した枝がいたんで来ると報告があり、これからの課題です。 |
| 果樹としての特徴 | 樹は小型で低木性であり、1.0〜3.0mの高さになる。株元からは強い発育枝(シュート)が発生し、また地中をはって吸枝(サッカー)が伸長してブッシュ(やぶ状)になる。整枝、剪定が他の果樹とことなる。 |
| ひげ根 | ブルーベリーの根はひげ根で浅根性である。樹(根)の生育は砂質土壌で優れ粘性の強い土壌や硬い土壌では不良になる。また土壌の乾燥に弱く、酸性土壌を好む為、土壌管理、施肥の仕方が他の果樹と異なる。 |
| 結果年齢 | 植付け後3年目に開花結実させ、一樹から100〜300g(北部ハイブッシュ)の収穫出来るように摘果する。その後6年目頃までの収量は、毎年前年の2倍が目標である。7〜8年で成木になり、1樹当り収量は約3〜6kg。 |
| 根の成長 | 根の活動は、地温が14〜18℃の範囲で最も活発である。早春は地温が7℃になるまでは根の伸長はほとんどみられず、8〜16℃までは地温の上昇とともに伸長が盛んになり。夏になって地温が20℃を超えると伸長はにぶり、秋になって地温が低下し始めると最も旺盛な伸長を示す。 |
| 根詰まり | ふつう鉢植えの場合に起きる。植物の根が、栽培されている容器内に回りきってしまうこと。新たな根が伸びにくくなり、肥料や水分の吸収が衰える。次いでは地上部の生育も衰える。 |
| 苗木の条件 | 苗木は品種名が確実で、太い新しょうが数本伸長し根の量が多い物を選ぶ。普段販売されている苗はポットに入っているので、苗の枝を持ち上げてみてポットごと持ち上がれば根は充分に発根してます。土が途中で切れて苗だけポットより抜ける場合は根はまだ充分に発根してません。 |
| 整枝、剪定 | 樹冠内部に太陽光線がよく行き渡り、通風が良くなるように枝を配置する整枝、剪定によって、樹勢の維持がされ、病気や害虫の発生が少なくなる。 |
| 置き肥 | 植物の株元に置く肥料で、固形が多い。水やり時に肥料分が少しずつ溶けて穏やかな効果が長期間続くようにつくられている。有機質、無機質それぞれのタイプがある。 |
| 育苗 | 生育の初期に、苗を特別に整えて管理し育てること。 |
| 移植 | 育苗中の苗をある程度の大きさになったら、植え替えること。仮植えともいう。 |
| 花茎(かけい) | 上部に花をもって伸びる茎。 |
| 化成肥料 | チッ素、リン酸、カリなどの肥料成分を化学的に合成してつくった肥料。それぞれの肥料成分が単体のものを単肥、複数の成分からつくられているものを複合肥料という。 |
| 活着(かっちゃく) | 移植、さし木、さし芽、とり木などをした植物が、発根して根づいたことをいう。活着すれば枝葉などが生き生きして、新たな芽が動き始め、おう盛に生育をする。 |
| 株間(かぶま | 複数の植物を植えつけるときの株と株との間隔のこと。植物を健全に育てるには風通しをよくし、どの株にもよく日光があたるように、適切な株間をあけて植えつけることが大切。 |
緩効性肥料(かん こうせいひりょう) | 肥料の効き目が、ゆっくり穏やかに、かつ長期間持続する肥料。また成分濃度が低いため根には安全。元肥や肥料を好む植物の追肥に利用される。 |
| 速効性肥料 | 効果の現れ方が早いタイプの肥料で、化成肥料や液体肥料の多くがこのタイプである。分解速度が速くても含有成分量が低いため、肥料やけしにくいが、施肥法を間違うと肥料障害を起こす。 |
| 遅効性肥料 | 施肥後、時間を経てから効果が徐々に表れる肥料のことで、油かすなどの有機質肥料がこれにあたる。肥料やけすることは少ない。粒状、固形などのタイプがある。 |
| 切り戻し | 茎や新芽を切り取って、わき芽の発生を促すこと。茎数をふやしたり花つきを高めるのに効果がある。また、茎や株が徒長したり伸びすぎて草花の姿が乱れたりするのを仕立て直すためにも切り戻しをする。 |
| 耐寒性 | 低温によく耐える性質。低温でよく成長するという意味ではなく、0℃以下の低温に耐えることができる性質。 |
| 耐暑性 | 暑さに耐える性質で、30℃以上の高温状態に耐えられる性質。 |
| 堆肥 | 主にワラ、野草、落ち葉などを積み重ねて発酵させたもの。 |
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| 中耕(ちゅうこう) | 栽培期間中に、植物の根元や株間を耕すこと。降雨や水やりで固まった土をやわらかくほぐし、土の通気性、浸透性を高める働きがある。追肥と同時に行えば、肥料分の浸透も促される。 |
| 追肥(ついひ) | 植物が生育を始めてから施す肥料のことで、多くの場合、化成肥料の速効性タイプや液体肥料が利用される。元肥だけでは足りなくなった肥料分を、追肥で補うことが大切。 |
| 徒長(とちょう) | 肥料切れ、密植、日照不足、高温多湿など様々な原因で、間のびして生育すること。徒長した株は、節間が間のびしていて茎葉の色つやも悪く、結果よい花が咲かない。 |
| 肥料やけ | 土量に限りがあるコンテナ栽培で起こりやすい。土の許容量を超える肥料分を施したとき、分解できない肥料分が植物にダメージを与える。根の脱水症状のほか、茎葉にも症状が現れる。 |
| 葉焼け | 強光線に当たった葉が、一部枯れてしまうこと。葉の薄いものは特に被害にあいやすく、紅葉を楽しむものは、その美しさにも影響するので注意が必要。 |
| 実生(みしょう) | 植物のタネをまいて行う繁殖方法の一つ。ブルーベリーでは親樹と同じ性格は出ない。 |
| 水あげ | 挿し穂や切り花の切り口を水に挿し、吸水させること。 |
元肥(もとごえ、も と ひ) | 苗や苗木を定植するとき、植え土に施しておく肥料のこと。初期の生育を助けるのが目的なので、比較的チッ素成分の多い肥料が効果的。また、コンテナ栽培では肥料やけのおそれが少ない緩効性化成肥料を用いるのが一般的。 |
| 有機質肥料 | 動植物から生まれた肥料で、油かす、骨粉、牛ふん、鶏ふんなどがある。土中の有益菌類の発生を促し、土壌改良の役割も担う。速効性ではないが、肥料効果は長く持続するので、根が動き出す前に施しておくと良い。多少悪臭があり、使用場所を選ぶ。 |
| わき芽 | 枝分かれした部分に発生する芽のこと。主枝を伸ばしたり太らせたいときは、わき芽を早期に摘んで養分の分散を防ぎ、枝数を増やしたいときは、主枝を切り詰めて、わき芽の成長を促す。 |
| 号数 | 鉢のサイズの単位。1号が直径3p、5号鉢は、直径15pになる。 |
| 鉢あげ | タネまきして育てた苗や挿し木・指し芽して発芽させたものを、それまで生育していた苗床や育苗箱から、ほかの鉢に植え直すこと。また地植えしていたものを鉢に植え直すときも鉢上げという。 |