’97,2,28 ハノーファー → ハーメルン → ハノーファー
本日は、ハーメルン観光の日。
朝食後、昨日同様3人で出発する。
ハーメルンはブレーメンより近く、電車に乗っている時間は短め。
ハーメルン中央駅到着後、旧市街まで少し歩き
旧市街の入り口の観光案内所で 日本語パンフレットをもらう。
大通り沿いには、豪華で飾り付けの派手な建物がいくつもあるが
細い道に入ると 木組みの町並み(P1・2)が、まさにグリムの世界。
そんな通りの中に、ネズミ捕り男が子供を連れ去ったという
Bungelosenstr.(舞楽禁止通り)がある。
有名な「ハーメルンの笛吹き男」の舞台で、実際1284年6月26日
この町から130人の子供達がいなくなってしまったという話・・・。
この通りに立つと、自分が童話の中に入ったようで かなり感動できます!
ここは、今でもいっさいの踊りや音楽が禁止されている。
街中をふらふら散策した後、結婚式の家(P3)に向かう。
三角屋根には 29個の鐘がかかり、日に2回なるという。
今日は、日に3回 物語にそった人形が見られるという
「ネズミ捕り男」の仕掛け時計(P4・5)がお目当て。
観光客らしき人が、かなり大勢時計を見上げていました(笑)
この仕掛け時計以外にも、ネズミ捕り男の彫刻があったり
「ネズミ捕り男の家」がある等、町全体が物語りにどっぷり。
ブレーメンより、ずっとグリムの世界に浸れる所だった。
中央駅への帰り道、屋台のような所でホットドッグを食べる。
ホットドッグというかは謎だけど、パンにウィンナーを挟んだもの。
これが、結構いける。 ビールと一緒にぐいっとやると、なおgood!
好印象のまま ハーメルンを後にする事に。
まだ時間は早目だけど、今夜は「寿司パーティー」をするという
Gerd氏の意見で、買出しに行かなきゃいけなくなったのね・・・・。
ハノーファーに戻り、まずは市場へ。 魚屋さんに行きGerd氏が一言。
「寿司に出来る魚選んでね」 ・・・・・・・・?? 分かんないって・・・・。
あまり見た事のない魚がならぶ中、「ツナ」とおじさんの言う赤身と
鯛っぽい白身の魚と ホタテっぽい貝なんかを選ぶ・・・・。
大丈夫なんかなぁ?? ホンットーに生で食べちゃって・・・・
と非常に不安な我々をよそに Gerd氏はスタンドでビールを飲む。
我々も飲む・・・。 トルコ系らしきおじさん達が「コレが本物のビールだ」
などと、熱心に話し掛けてくる。 1杯飲むと、もう1杯。
おじさんがおごってくれて、握手を求められる。 そしてまた・・・・。
昼からいいだけ飲めば、気も大きくなる!
ほろ酔い日本人は、アジアンフード店で「寿司のコ」や「海苔」を買い込み
怪しげな生魚やら野菜やらと一緒に Gerd氏宅に帰宅。
ここからが大変でした・・・。 買ってきた魚は頭が取れてるだけ。
魚さばいた事なんかないって!! と叫びつつ寿司の用意を。
お鍋で炊いたご飯も、かなり巨大なきゅうりも なんとなく寿司風に。
鯛(もどき??)は刺身でなく たたきになってしまったが・・・(^^;;;
しーちゃんと二人、どうにか準備を整えられた。
昨日知り合ったManaや Christine嬢の妹夫妻も呼び
「寿司パーティー」が始まった。
手巻き寿司をメインに、ワインとビールをたらふく飲んで
ドイツの話、日本の話、旅行の話をたくさんして・・・・。
観光だけではない海外旅行ができた事を 本当に感謝する。
お寿司は思った以上の高評価を頂く。 (^。^;)フウ

くだらない話や、小難しい政治の話をしているうちに
酔いはまわり、お腹はくちくなり 一人また一人と消えていく。
正直、自分がいつ寝たかもかすかな記憶の中・・・。
Gerd氏とサシ飲みした覚えがあるけど
きっと彼は、あの後一人で飲み続けたにちがいない。
彼はアル中では・・・という疑いは強まるばかり。
というより、自分自身が疑わしくなってきた・・・・。
![]()
’97,3,1 ハノーファー → ツェレ → ハノーファー
今日で、この旅行も事実上の最終日。
最後の観光地は、Gerd氏のお勧めでツェレにした。
我々は リューベックに行きたい!と希望してたんだけど
日帰りをするにはちょっと遠いよ、と言われ 断念する。
でも結果的に、ツェレを勧めてもらった事を感謝する1日となった。
Gerd氏と3人でツェレに着くと、まずお城(P1)に向かう。
17世紀建造のこの城、両側の塔がそれぞれ違う様式になっている。
正面右がルネッサンス、左がバロック。
写真には右のルネッサンス部分が、あまり写ってないけど・・・。
中庭や吹き抜けの天井(P2)があり、壁には紋章(P3)が見られる。
剛健で壮大な城ではなく、可憐で優雅な田舎のお城といったところ。
まさにメルヘンの国ドイツのイメージ通りで 楽しめる。

お城散策の後は、すぐ目の前にあるボーマン博物館に行く。
地方の家屋の模型の展示、おもちゃやマンガの展示等 見ごたえたっぷり。
特に民族衣装が数多く展示されていて、しーちゃんと二人で喜んだ。
博物館を出て、町の散策もする。
ツェレはなんと言っても木組みの家の古い町並み(P4)がお勧め。
しかも、他では見られなかったカラフルな木組みの家(P5)がたくさんある。
上に行くほど、家が張り出すように作られているのが 面白かった。
私は、ドイツの旅行の中では ここが一番綺麗な町だと思った。
子供の頃に読みふけった絵本の風景が、現実となった感じ。
昔はこういうメルヘンな雰囲気に 強くあこがれた事を思い出した。
町をそぞろ歩き、お茶にする。 アルコールでない物を久しぶりに飲む。
木組みの家並みを眺めながらお茶をするのは、かなりの満足度。
ゆっくりと、旅の喜びに浸れるひと時。 お茶を飲んでいたら、デモに遭遇。
このドイツ旅行では、デモやらストやらによく遭った。
そのおかげで、電車のホームがよく変わり しょっちゅう移動させられた。
アナウンスはドイツ語のみで、Gerd氏がいなかったらパニックだったかも。
真冬で、オフシーズンだったせいかもしれないけど・・・。

その後、Gerd氏にデパートへ連れて行ってもらう。
念願の丸い木皿や定番のチョコレート等を買う。
この木皿は、後々お土産としても大変好評だった。 お勧め。
明日は帰国日なので、ハノーファーに戻り まっすぐGerd氏の家へ。
今日はChristine嬢が夕飯を作ってくれた。
詰め物をした鳥の丸焼きなど かなり美味しい物が出た。
ヨーロッパの女性は料理をしない という噂を聞いた事があるが
彼女はなかなかの料理上手。 まぁ噂は噂だしねェ・・・。
明日の準備もあるので、本日は宴会はなし・・・・・
・・・という訳は当然なく・・・・最後だから飲むか!といったGerd氏。
明日帰ろうが、朝早かろうが せっかくだから飲め、ということだ。
もはやアルコール漬けとなったしーちゃん、以来ビールに強くなったとか。
とにかくGerd氏とChristine嬢の親切に ただひたすら感謝する最高の旅行だった!!
![]()
’97,3,2〜3 ハノーファー → フランクフルト → 成田
今日はとうとう帰国の日。 はっきり言ってまだ帰りたくはないんだが・・・。
皆で朝食を食べて、荷物をまとめ アパートを後へ。
Gerd氏が、ハノーファーの中央駅まで見送りに来てくれる。
今日は、ここから離れがたく 来た時にあんなに怖かった駅とは思えない(笑)
出発の時間まで、駅のスタンドで最後のビールを振舞うGerd氏。 本当に感謝感謝である。
フランクフルト行きの電車に乗り込むところまで、彼は一緒に来てくれた。
その頃には、こっちはかなりセンチな気分で うるうる状態。
「あまり長く居ると、君達が泣きそうだから」と、Gerd氏は早々に退場していった。
別れ際にはハグとキス。 う〜〜ん、こういうところが日本人の習慣にはない かっこよさなんだよなぁ。
それでも 電車に乗っているうちに、センチな気分もだんだん落ち着き
フランクフルトの空港で買い物する頃には、すっかり夢中になっていた・・・・。
帰国するのは寂しいが、飛行機に乗るのは大好きなので すっかりo(^o^)oウキウキ・・・。 ゲンキンな私。
フランクフルト13:30発のLH710に乗り、何事もなく3日朝に成田に。
最高の2週間、最高の卒業旅行となりました!!