その5 出る杭を打つTICO
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| ▽▲▽▲▽▲▽▲▽関西人との共通点?▲▽▲▽▲▽▲▽▲ | ||
私がコスタリカに来た理由の一つは、そのプライドの低さ。 いやいや、プライドは結構高いねんなー。まぁ、軍隊持ってへんし、中米諸国のなかでは安定した経済状況やし、 教育水準や医療水準はかなり高い。そういった方面でのプライドは持ってるなー。 でもほら、例えば普通海外のChiste(洒落、冗談)って、性表現や政治、他国の人(多民族)の悪口等が多いやないですか。 日本にいたとき、コスタリカ人と1回だけ飲みに行く機会があり、その時、 コスタリカは、自分を落として笑いをとるって言う傾向が、他の国よりも強いと感じたんですね〜なんとなく。 関西出身の私としては、この姿勢に強く惹かれ、いい人たちに違いないって思ったわけ。 プライドは高いけど、自分達を偉いとは表現しない。その姿勢はこの言葉"chunche"に強く現れていると思います。 |
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| ▽▲▽▲▽▲▽▲便利な言葉▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲ | ||
さて、"chunche(ちゅんちぇ)"を西日辞典で引いてみましょう!見つかった? これが無いんですね〜。この言葉はコスタリカでのみ通じる単語。日本語で言うと、”やつ”って感じなのかな? TICOは、なにか目新しいものが目の前に現れて、それが「A」という名前だと知ったとしても、「A」と呼ぶのをためらうんやって。 なんでかっていうと、聞き手がその名前を知らない可能性高いわけやし、もし知らなかったら、 「なんやこいつ。偉そうに小難しいハイカラな単語使ってすかしやがって!!」 ってことになるらしい。TICOはこう思われるのを嫌うので、「A」という言葉を用いないようにしなければならない。 そういうときの便利な言葉がこの"chunche"ってこと。 また、TICOはみんな平等でなくてはならないという意識が強い。例えば、コスタリカの大統領のことなんて、 だぁれも”偉い”とは思っていないし、 むしろ大統領が難しい単語を並べて民衆に向かって話すと、 「なんや難しいことわしらに言うとるで。うまいこというて、わしらを騙そうとしとるんちゃうやろか?」 とむしろ疑われて警戒されてしまう。そんなお国柄。 そういう状況で"chunche"は便利。だって、いちいち難しい単語を覚える必要も無いし、 疑われたり、信頼を損ねる心配はない。逆に、「わしらはみんな一緒。だれも偉くない。」 という表現の一つとも考えられるんやって。 |
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| ▽▲▽▲▽▲▽▲▽動詞もあるらしい▲▽▲▽▲▽▲▽▲ | ||
とまぁ、便利なchuncheですが、使い方は例えば、 「時計の中にある”ちゅんちぇ”」といえば、歯車とか(その類のこまごましたものの名前)を指すらしいし、「瓶のふたをあける”ちゅんちぇ”」 といえば、栓抜き。(それくらい覚えろよ) で、全く別の使い方では例えば窓の外から見えている自分のポンコツ車を指差し、”chunche”と呼んだりもするらしいです。(幅が広い) そしてなんと、これの動詞形もあるとか。正確には覚えてませんが、確か、"chunchequear"とかいったっけ。 |
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| ▽▲▽▲▽▲▽▲▽おしまい▲▽▲▽▲▽▲▽▲ | ||
