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日本とロスは時差が17時間、実は空港に入った時点で僕の三月二十一日はもう軽く 二十時間ほど経過してるんですね。しかし、まだまだお昼前なわけです。僕はロスで本格的に 活動する前に田舎のランゲージ・スクールに行かなきゃならない訳なんです。 えー、何が言いたいのかというと、 今日この足でロスの北600km、ユーリカまで行かねばならんのです。 ワォ、イッツ・クレージー。 散々やめておけと言われましたが、空港インフォメーションで幸いにも ダウンタウンの長距離バスストップを教えてもらえました。 これも天の配在、神の思し召しでしょう。そして何より、 「バスなら$180浮くんだぜ〜♪」という頭悪そうな悪魔のささやきが聞こえます。 そしてバスをチョイス。おっかなびっくりだが、ヒア・ウィー・ゴー。 しかしロスってのはポカポカと陽気だし、ここそこにイカれたヤシの木が生えてるし、 といった具合で見るからに愉快そうですね。そこに暮らす人も凄いファンキーな感覚。 審査官の黒人さんは'Hey,boy, Don't so nervous, Take it easy!!' もう映画のまんまラテンのノリだし、 赤ちゃんを抱いたスパニッシュ系の母ちゃんを助けてあげたら'グラシアス。'って うわあ、グラシアスですよ、奥さん。本場の発音ですよ。もう興奮気味。 ドッカーンと積み木みたいに高層ビルの並ぶダウンタウンで一番の大通りも見れましたし、 「いいのかねえ?この俺がこんなところまで本当に来ちゃったよ」って感じ。 そんなこんなと異国情緒を味わいながらも、二回バスを乗り換えてやってきました グレイハウンド長距離バスストップへと。ユーリカまで$65、安いもんです。 いやあ、こんな僕でもやればできるじゃないですか、空港での失態も帳消しですな。 やりましたよ、イケてますよ俺、最高デスカ? もう心のパレード開催祭り。 あとはもう乗ってるだけでユーリカですよ、 なんか空いてて2つ席使っても許されますよ、 晩飯のパーキングはバーガーキングですよ、 苦しゅうない。王侯気分満点。ゲハハハ。 ばってん、いくら中国で長距離移動になれたワシとて 一日に三十時間弱 座席に座る日が来るとは思いもよらんかったばい。 っていうか何ですか、このありえない旅程は。 場に五枚目の白牌が出たときのような常識超え。いや、それ予備牌。 ああ、もうなんでもいいや、長い一日だった。消灯時間、結構早いみたいだし。寝よ。 22:00、しかしまだまだ夜は終わりません。 'WAKE UP~! Wake up~! Wake up, WA~KE~UP!!'(起きろ〜!!) 黒人添乗員、ご機嫌に車内マイクで思うさま叫んだ後は車内ライトをビカビカビカ。 '一回しか言わないからよ〜く聞け、ヘイ、てめえらドン・スピーキン、 次でバスを降りて乗換えだ、次は・・・。OK? OK! サーンキュー!' 懐かしい、寝起きドッキリを思い出しましたよ。 畜生。何がサンキューですか、この野郎。 なんかこの国にいるだけで ナチュラルにバラエティー番組にでも参加させられてる気分です。泣 まあ、こうして悪戦苦闘の初日は過ぎていくのでした。 次回予告: 疲れ切った体でバスへと乗り込んだスギモト。 彼が目覚めた先で待ち受けていたのは!? 次回:「燃えよオレゴン」篇は近日アップ予定。またよろしく! |
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