チベット
標高3000メートルで飲むウオッカはきつかった・・・
チベット状況
まずチベットの空港に降り立ち最初に思ったことが「独立してもやっていけないだろうなチベットは」でした。まず山という山は全て岩山で農作物の生える余地は無し、つまり農業国としての希望は全くの無し。インフラも全く整備されておらずそこら中で崖崩れ(岩山だからすぐに崩れる) 平地も少ないので工業の誘致も不可能(山奥にあるから絶対に無理) 観光をメインにしようと思っても文革で寺院はほとんど無くなってしまっているし、美術品も少なくなっているのでまともな美術館も開けないだろう・・・独立しても恐らくバングラディッシュとまでは行かないが、かなりの貧困国として世界の援助無しではやっていけないでしょう、しかしもらえる援助額はかなりの大金が予想される、なぜならば
1ダライ・ラマの存在
2チベットへの世界の同情
というところですか。 しかし明るい未来はないと思います、なんといっても旅行資源と言ったらポタラ宮殿と羊毛ぐらいしかないと思いますし、あまり感情的になって独立してもマイナスの方が多いと思われました。
俗に言われるとおり 「チベット人民は虐待を受けているか?」 と言う問題では答えは、かなり受けていると思われました・・・まず最初に驚いたことが空港から市内に行くためには橋が一つしかなく、しかも両端には武装した人民解放軍の兵士が監視の目を光らしていました、これは恐らく暴動が起きたときには移動を制限するためでしょう。
そして不思議に思ったのが空港から市内に至るまでの河川は全くの未整備本当になんにもしていなくて、川氾濫しまくり、家浸水しまくり、農作物グッチョグッチョでした・・・しかし市内に一歩はいれば河川はちゃんとコンクリートで整備され、外の都市と全く同じレベルでした。チベット人に聞いたら 「今ラサ市内に住んでいるのはほとんど中国人で、チベット人は市外に住むしかない」 との答え、中国人嫌い?と聞いたら死ぬほど嫌い!!と答えが返ってきました。
そして極めつけがチベットの寺院には税金が60%もかけられているんですね!!!60%ですよ!!残りの40%でお坊さんの面倒を見て(どうやらチベット寺院は学校、孤児院も兼ねているらしい) 、そして寺院の修復(文革の後始末)、 等々全く金銭が足りず、貧しいチベット人(ホントに貧乏) のお布施で成り立っているらしいです。
そんでもってラサ市で見つけたおもしろ本が一冊ありまして、内容が 「ダライ・ラマはマフィアの回し者で中国を分裂させようとしている極悪人である」 みたいなことを書いてました。中国人はよくチベット人は野蛮で最悪!!!と言って馬鹿にしていますが、そんなことはありません!!!チベット人はとても親切で、礼儀正しく、すばらしい人々でした。 後々なぜ良いか、は書きます。
チベット旅行記
いいですね〜チベット!!!私一発で気に入りました!!蒼い空、澄んだ空気!!ゴッツゴッツの山!!!成都で参加したチベットツアーのバスが一台しかなくて座る場所が無く 「何処にすわんねん!!」 と聞いたら 「補助席」 なんて抜かしやがって 「ふざけんな!!」 とブーブー文句いっていたら相手もあきらめてバスをもう一台持ってきた!!あるんやったら先出せよ!!と言ってから乗り込んだ、後から助手席に座るはずだった奴も当たり前のように乗り込んできたけれども、心の中で 「感謝の一言ぐらい言えよ!!」 とむかつきましたが、後々女の子が話しかけてきて仲良くなったので良し!!!
その後チベットのホテルについて壁の張り紙を見る
「社会を乱す言動をした者は処罰する」
と書かれているのを見て、ん〜チベット。と感無量!!!ホテルに着いたら高山病予防のため一日は部屋で寝ていてください。 との警告も無視して外へレッツゴー!!!「約束は破るためにあるのです」。 そしてお約束、高山病にかかり死にかけました・・・しんどいですね、あれは・・・感じ的には頭からゴミ袋をかぶって百メーターほど走ったら酸欠になりますよね、そんな感じで酸欠になり、歩くスピード大幅にダウン!!乞食の婆にも歩くのを抜かれ、ガキンチョにも抜かれ、泣きそうになりながら歩いていたら、思考能力も大幅にダウンし自分が今いる場所がどんどん解らなくなり、俺やばいかな? 休憩を繰り返しながらようやくホテルにたどり着きふてねしました。
二日目から行動開始、確かポタラ宮殿に行きました、あそこは階段とか坂がやたら多くて健康不良児の私は死ぬほどしんどかったです、あとチベット文化はバター文化なの?と言うぐらいそこら中にバターが使用されていてビックリでしたね。 チベットの夜は星がとてもきれいで、星を肴に成都から持ってきたウオッカをラッパ飲みしていたらグラングランになりました・・・空気の薄いところで飲む酒も又、格別でした。神を身近に感じました。大体ウオッカは3〜4日で飲み終わり、仕方なく「チベット王」 と言う中国酒を飲んでいました。
そうですね〜後思ったことは、チベットの坊さんはあんまりやる気無いですね、読経中に居眠りしていたり、うわの空だったり・・・真面目度ではタイの坊さんの方が真面目でした。 しかし寺で雨宿りしていたら傘をくれたり、 出来るだけ他者と討論しようとしているのか、外部との交流は一生懸命がんばっている姿はとても素晴らしく、僕はかなり失礼なことを言ったのですが真剣に聞いてくれました・・・あなたはどういう哲学を持っているのですか? と聞かれたので 「僕は神様なんか全く信じていないし、宗教は逃げじゃないの?自分の考えとかもてるのですか? やっぱり基本は宗教になっちゃうでしょ?」 と聞いてもちゃんと考えて答えてくれた、かなり宗教家という者を見直しました。
又行きたいですね、チベットは。かなり良いところでした、交通が不便なところも又良いな。後チベット酔っぱらい親父も又良い!!!酔っぱらいながら 「最近の若い者は!!!」 とチベットの親父も日本の親父と同じ事を言いながら最近の若い者はなっとらん!!!と怒って絡んできました、その後、親父曰く「真のチベタン・ティー」 をご馳走してくれた。今のチベタン・ティーは偽物だそうです・・・どうでも良いかそんなことは。