ギンガムチェック(薄オレンジ)

オーベル・シュル・オワーズ

ドービニーのアトリエ

ドーヴィニーはちょうど印象派とほとんど同時代の風景画家だ。
やさしそうな夫人がそのアトリエを開けてくれた。彼女はアンヌ・ドーヴィニー。
風景画家ドーヴィニーの曾孫のラスカン・ドーヴィニー氏の奥さんで、このアトリエは彼らの住居兼アトリエだという。
そのアトリエは家中がシャルル・ドーヴィニーと彼の息子の絵画で装飾されていた。とくに、娘、セシルの為に壁に描いた部屋は、暖かく愛情あふれた小部屋で、それはまだ彼の情熱と才能、そして愛情をたっぷり表現している。
そして彼のアトリエは四面の壁、天井がすべて彼と彼の息子、コローなど仲間たちの風景画で飾られている。美術館のどんな絵画よりも、このアトリエはすばらしい。そこには見る者を意識せずに描いた画家の純粋な筆のあとがある。悲壮なゴッホの奇跡をたどった後だけに、ドーヴィニーの家族や仲間などの親愛の家がよりいっそう暖かい。

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