ごんごんごんぼの旅日記

くろくろ

松島の月に誘われて


曽良は芭蕉に、ごんぼはもうに導かれ松島へ。
もほほ翁曰く、
「松島といえば、一の坊のアイスコーヒーだない。」
そのコーヒーは、美味。
生クリームの浮いたその風情は、松島の風情に似ている。
客室からは松島に満月が
その満月が波間にどんぶらこ ざんぶらりん
もほほ翁感涙して曰く
「ごんぼ。よく見よ。これが芭蕉翁の愛でた松の月だぞい。」
「おおおおおおう。」

しばし名月に見ほれていましたが、夕食の食べ過ぎで二人はあっという間に深い眠りに
落ちてしまったのでした。
 

名月や 松の上にも 腹の中にも     ごんぼ(俳諧風)
名月の ひかりさやかに 松の風     もほほ(蕉風)



ラッフルズホテルでタイタニック気分
ごんぼ姫はもうもう伯爵とともに、あのシンガポールラッフルズへ。
甘いお花の香り、静かで落ち着いた時間が流れ、
滞在中、ずっとおきているのか寝ているのか、夢かうつつか
心もからだも朦朧としてしまいました。
クリスマスイブのデナーは、ラッフルズグリルで。
生演奏が流れ、
着飾った紳士淑女たちの集うその空間はまるでタイタニックのシーンのようでした。
恥ずかしながら二人もまるいからだを精一杯飾って末席に。
今度行くときはその場にあった姿とべべを
と誓う二人でした。
しかし、西洋の方々は、すごい。
日本では、行儀の悪い年頃の子どもが、
ぴしっとブレザーで決めてマナーを守って食事をとっていました。
白髪の紳士も、真っ白なスーツに身を包み、ご婦人をエスコートしていました。
ステキ。

ともあれ、その気分を味わえただけで幸せだった二人でした。
(ちなみにごんは英語の意味はなんとなく分かるんだけど話せない、もうは、聞き取れなくても、必死に話すというなんとも心細い語学力でした。今度行くときまでに勉強しなくちゃねっ。)


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