TOPページへ
大門の曳き山(枇杷首の事を中心にして)
1)呼び名
わたしたちは、大門の山、大門の曳き山と呼んでいます。
2)数と形
大門神社の秋祭りに、四台の曳き山が参加します。
曳き山は枇杷首、西町、中町、田町に一台ずつ、四台の曳き山があります。
3)依代
曳き山のよりしろはかく町内でちがっていて
びわ首・・・・・・つりがね、人形はすみよし
西町・・・・・・・・こばん二枚、人形はくすのきまさしげ親子
中町・・・・・・・・ちょう、人形はほてい
田町・・・・・・・・うち出の小づち、人形はエビス
4)れきし
いつはじめられたか正かくには分からないそうです。
びわ首に大正九年からの『ひき山ちょう』がほぞんされているのが一番古いしりょうだそうです。
また、びわ首のひき山には作者『七お市たちばな町 おけやぎさぶろう』とすみで書いてあります。
5)じゅんび(おまつりの前の日まで)
九月の中ごろをすぎると公みんかんで、ひき山のじゅんびとれん習がはじまります。
25才から45才の男の人で作っている『そう年会』という会でひき山のけんさをして、おはやしのれん習をしたり、ひき山にかざるさくらの花や、ちょうちん山のちょうちんや電気の配線のけんさをしたりなど毎ばん毎ばん休むひまもないほどです。
おまつりの3日前の朝に山ぐらからひき山の本体をひきだしてきます。
その日からおまつりの前の日まで山をみがく仕事もしなければいけません。
おまつりの前の日は前夜さいといって公みんかんをかたづけて山のかざりつけの全部をかざり、おまつりのあん全とをおいのりして『そう年会』の人たちがあつまります。
6)おまつりの日
おまつりの日は、朝5時からひき山のかざりをはじめ、人形の顔は紙をあてたままかくしておきます。
朝8時ごろからびわ首じん社に向かいじん社の前で、おかぐらというかみさまにあげる音楽をほうのうして、はじめて、人形の顔の紙をとりはずしてかんぬしさんのおはらいをうけます。そのあと、びわ首町内を本ばやしという音楽をならしながら、ひとまわりします。
これが、町内の人へのおまつりがありますというあいずになります。
その後、大門じん社へほかの町内の山をむかえに大門大はしのほどうをわたっていきます。
10時をすぎると四台のひき山が大門じん社のよこの道にならぶのでもういちどびわ首じん社でおはらいをしてもらうために四台でもどってきます。
びわ首じん社でおはらいをうけたら、田町、中町、西町、びわ首のじゅんばんで大門じん社にむかい、おかぐらをほうのうして、ひき山がはじまります。
このひき山を『町内びき』とよんでいます。町内びきはきゅう大門町だけです。とうじつのひるはいちおうこれでおわります。
夕方は5時ころからちょうちんをつけます。とりつけがすむと夜は『ちょうちん山』という形でめいめいの町でひき山をひきます。
おわるのは夜10時ごろで、このあいだのひき山をひく人やふえ、たいこ、かねなどのはやしの人のごはんはそれぞれのちょうないでよういします。
ひきおわったら、山はすぐにぶんかいしてしまいます。
7)おまつりのあとかたづけ
ひき山のあとしまつは、まつりのつぎの日で、山ぐらに、そのまま入れ、花がさと人形だけは下ろして同じくらに入れてほぞんします。
8)ひき山をひく人
ひく時は、ひょうしぎ一名、車の前に四名、後に四名、車の両方に二名、計十一名で、いつでもこうたいできるようにしている。
9)はやしついて
ひき山のうたやおはやしはおりませんが、ひき山の花ひようを出した家の前でおかぐらという音楽をあげるためにふえ、たいこ、かねはあります。これは前もってれんしゅうしています。
びわ首のはやしは本ばやし、もどりばやしといっていますが、大門の町びきのものとすこしちがい、高岡市ひき山の二番町ひき山のはやしとにています。
これは高岡市三女子(サンヨシ)の人から習ったからといわれています。
大門ひき山まつりのれきし」についてのよりくわしいじょうほうをごぞんじのかたはこちらまでおしらせください。