アメリカ西海岸旅行記


9/20
1日=40時間

成田空港を午後の便で出発し、時差の関係でロスアンゼルスにはその日の午前に到着。
飛行機内ではあまり良く眠れず、早くも体調不良の気配が。
さらに空港では他の人が素通りしているところを何故か自分だけ呼び止められて入念にボディチェックされ、心が傷つき滅入る。
とはいえ旅行はまだ始まったばかり。
こんなところでくたばってたまるか。
空港から宿泊先まで遠いことだし、とりあえずロスアンゼルス市内を観光しながら宿へ向かうことに。
まずサンタモニカの海岸を散歩し、ゲームコーナーにUSA版DDRがあるのをうっかり発見してしまう。
日本ランカーの腕前(足前?)を軽く披露すると、ギャラリーから「ブラボー!」と大喝采を受け、早くもいい気分。
続いてロデオドライブ→ファーマーズマーケット→チャイニーズシアター等を急ぎ足で立て続けに観光。
途中でビバリーヒルズ青春白書の舞台となったカレッジ(UCLA)にも寄ったっけな。

さて、夕方宿に着いてようやくゆっくりしようかな と思った矢先、今夜はドジャースタジアムで野茂が先発するという情報をゲット!!

長旅で疲れてはいたが、ゆっくりはしていられない。
チェックインを済ませて速攻でタクシーに乗り、ドジャースタジアムへ向かった。

メジャーリーグは地元の応援が大変熱心で、試合直前にチケットを手に入れるのには大変苦労した。(詳細は自主規制。)
先発投手は、事前の情報どおり野茂!
そして相手チームは、バリー・ボンズがいるジャイアンツ!
4回まで互いに点を取らせない投手戦が続く…
そして、ダッ○ワ○フを球場内に持ち込んだ観客が、没収喰らってへこんでいるのを見て笑う。

そしてその後は…
あ、あれ?記憶がない!!
どうやら降り注ぐ疲労に耐え切れずゲーム途中で眠ってしもたらしぃ(^^;)ゞ
枯渇した電気を充電するかのように、宿に帰って速攻爆睡したょ。


長い一日だった。



9/21
何故かアジアめぐり。

前日欲張りすぎたせいか、寝坊で始まった一日だった。
体調もなんとなく良くない感じがしたので本日は無理せず近場を散策することに。
日系米国人博物館にてボランティアの学生に日本の折り紙を教えてもらう→リトルTOKYOで食糧調達&ランチはラーメソ→チャイナタウンでお買い物&中華料理。
#何故アメリカにまで来てこんなことを…


リトルTOKYOのコンビニで、怪しいドラッグを発見。
店のオッサンにしつこく購入を勧められるが、税関に捕まったら恥ずかしいと思い断わる。

チャイナタウンでは、可愛いチャイナ服&帽子に目を奪われ思わず衝動買い。
記念に写真を一枚と思い、路上でチャイナ服を羽織る。
それを見ていた現地民が、何やら因縁を付けてくる。
身の危険を感じ闘争…ぃゃ、逃走。

ようやく逃げ込んだ中華料理店で気持ちを落ち着かせ、腹いっぱいメシをたいらげる。
腹を満たしたところで会計を済ませ、釣銭を財布に入れながら店を出たかと思うと、いきなり
「めぐんでくれぇ〜」攻撃に遭い、再度ショックを受ける。

これゎもぅ早く宿に帰っておとなしくしてたほうがいいなと思い、人通りの少ない路地を避け早歩きで逃げ帰る。

やっと宿まで帰ったと思ったら、フラフラと足元がおぼつかない人が手錠をかけられパトカーで連行されているのを目撃。

あんた麻薬中毒者か?麻薬中毒者なんかーーー!!??


アメリカはコワイ所だと思った。



9/22
本場のユニバーサルスタジオ

ロスアンゼルスの地下鉄に乗る。
たったの1.35ドルで市内どこへでも移動できるという手軽さは嬉しい。
しかし、駅には改札がなく駅員も不在。
利用者が切符を買っている様子もない。
どうやら無賃乗車が野放しの状態になっているようだ。
※ちゃんと買いましたよ、私は!

地下鉄は数分に一本の割合で運行しているようだが、時間が一切決まっていない。
別の列車を避けるために反対の路線を走ったり、終点まで行かずに突然折り返し運転したりと、ものすごくいい加減。
実際、構内の放送を聞き取れず折り返し運転にまんまと引っかかり、30分ほどロスした。
#ロスでロス。(寒)


そんなこんなでようやくユニバーサルシティーへ到着。
ユニバーサルスタジオは、月曜ということもあり思った以上に客が少なく、アトラクションの待ち時間は長くても10分程度。
ジュラシックパークに至っては回転が非常に早く、面白かったので4回も入場してしまったよ。
他にも主要なアトラクションはだいたいおさえた。
シュレック4-Dでは凝った演出に驚き、バックトゥザフューチャーでは宇宙遊泳をバーチャル体感し、スナックトゥザフューチャーで軽食を摂った。
ビューティフルなアメリカ人ギャルが通ったので、「エクスキュズミー、E.Tはどこですか?」と果敢にアプローチしたが、「そんなアトラクションありませんよ。」と呆れられナンパ失敗。
スペシャルエフェクトでは撮影現場の意外な裏舞台を目の当たりにして笑い、バックドラフトでは本物の炎の迫力とスタントマンの苦労に感動し、ターミネーターではスタントマンがシュワちゃんに全然似てなくて笑った。
ザ・マミーリターンズはおばけ屋敷のような造りになっており、先回りして後から入ってきた客を驚かして楽しんでいたが、それを見ていたミイラに大目玉を喰らい退散。
路上ではスパイダーマンやハルクと握手して記念撮影し、エセチャップリンが何故か攻撃してきたので格闘した。
そしてウォーターワールドのド派手なスタントと客席へ向かっての豪快な水掛けは、最も印象に残るすばらしいものだった。


ただ、解説がすべて英語だったので何を言ってるのか全然わかんなかった。(ぉ
それと、午後6時に閉まってしまうのはいくらなんでも早すぎる。



9/23
ギャンブルの街に降り立つ。

早朝、ロスアンゼルスから国内便でラスベガスへ移動。
到着するやいなや、灼熱の砂漠気候に襲われる。
頭上からの日差しがジリジリと体を蝕む。
足下の路面は異状に過熱し、靴の底からも熱気が伝わってくる。
地表の温度は間違いなく摂氏40℃を超えているだろう。
こんなに暑いというのに、全く汗が出てこない。
いや、余りにも湿度が低くて汗が瞬時に蒸発していると言ったほうが正しいか。
これでも秋の陽気だというのだから、真夏の砂漠の気候は想像を絶する。

空港を降りて北に進み、ラスベガスの街を臨む。
見たこともないような風景が次々と目に飛び込んでくる。
特に、想像以上の街のスケールの大きさには驚かされた。
一つ一つのホテルがとんでもなく巨大で豪華!
規模や従業員数、部屋数などがハンパじゃない。
あまりにも大きすぎて、隣接するホテルに歩いていくだけで数分かかるほどだ。
各ホテルには巨大なカジノ、バフェ(バイキングレストラン)、プールなどが完備され、全長約8kmにも及ぶメインストリートをネオンで埋め尽くしている。
客層も、いかにもといった感じの金持ち風な人ばかり。
そして各ホテルで開催されるショーは、どれも素晴らしいものばかり。
特にミラージュの噴火ショー、ベラッジオの噴水ショーは無料で見れて感動できた。
そして夜はエッフェル塔から望む100万ドルの夜景!

ラスベガスはギャンブルの街というイメージが先行しがちだが、観光するだけでも大変感動を与えてくれる街だ。



9/24
美しきグランドキャニオン

オプションでグランドキャニオンの日帰りバスツアーに申し込み参加。
が、片道5時間以上はかかると言われている長丁場にもかかわらず、集合は何故か午前11時とずいぶん遅い。
しかもバスは砂漠に向かわずセスナの発着場へ到着。
おいおい、なんか様子がおかしいぞ。
片言の英語で必死に添乗員と話をする。
事の真相は、どうやら旅行会社が手続きを間違えて、セスナで一泊旅行のほうに申し込んでしまったらしい。
泊まる準備もなく軽装しかなかったため戸惑ったが、参加費は据え置きで1泊させてもらえることになったので、そのまま旅を続けることにした。
考えようによっては、2万円以上も高いコースに参加できてラッキー!(笑)

セスナに乗り、上空から見渡す限りの広大な谷間と赤い川を見下ろす。
現地では南壁の名所を廻り、地球が丸いことを再認識する。
そして日没直前、雲の間から差した真っ赤な夕日が、谷間を深紅に染めていく光景に出逢う。
この世のものとは思えないその美しさは、言葉では表現しきれない。
その景色をしっかり心に焼き付け、とめどなく涙を流しはべりぬ。

とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ。

#この数日前、セスナが墜落し日本人の死者が出たらしく、空港で現場検証らしきことをやっていたのには正直ビビッた。



9/25
ルーレットで大勝利!!の後は・・・

事実上今日が旅行の最終日。
昨日、一昨日と、観光を満喫してしまったため、あまりギャンブルに手を付けていない状況。
今日こそは勝負だ!とばかりに意気込み、超高級ホテル「ベラッジオ」まで遠征してルーレットに初挑戦。
ドキドキしながらディーラーに20ドルを支払い参加。
いきなりルール違反を犯し、公衆の面前で注意を受けて恥をかく。

しかーし!ビギナーズラックというべきか、開始早々、倍率36倍の一点買いが立て続けに当たりまくる。
みるみる手持ちのチップが増えていき、日本円に換算すると数万円もの価値に!!
当の本人は気が動転。完全に舞い上がってる。
とりあえず気分を落ち着かせるためにゲームを降り、換金。
現金を目の前にするとだんだん実感が湧いてきた。嬉しさがこみ上げてきて気分はもう最高潮!
勝った金でベラッジオのバフェ(バイキング)を食す。
シベリアのキングクラブ、バッファロー、ラムなど、日本円で15,000円は下らないであろうと言われる豪華な品揃えに舌鼓。
夜は美しい音楽と噴水ショーのハーモニーで夢心地。
アメリカに来て良かったなぁ と、しみじみ思う。


本拠地に帰っても夢心地は続く。
今はギャンブルにも負ける気がしない。
勢いに任せルーレットにドルを注ぎ込む。
またしても一点買いが連続して当たりチップが大増殖!!
こうなるともう金銭感覚は狂いまくり。
大胆な賭けに出て大当たりを狙うが、ここでパッタリと運が尽きた。
今までの当たりがまるでウソのように外しまくった。
気が付けばベラッジオで勝ったぶんまでスッカラカン。
一気に現実に逆戻りした。



9/26
逆転の4カード

楽しかった旅行も、もう終わり。
あとは自宅までの長い長い帰り道を残すのみ。
早朝から気分がすぐれない。
名残り惜しいという気持ちや、旅の疲れももちろんあったが、前日ギャンブルで持ち金をギリギリまで使い込んでしまい、土産を買うお金すら失い、どうしようかというのが本音だった。

ラスベガスの空港でなけなしの1ドル紙幣をポーカーに注ぎ込み、懲りずに最後の勝負を賭ける。

あぁ、これでもう本当にスッカラカンだな。
土産を楽しみにしてるみんなに何て言い訳すれば…

なーんて弱気になってたら、




きましたっ!

大逆転の4カード!!





なんと50倍の払い戻し!!!
「カンカンカンカン…」とコインが大量に払い戻される音がなんとも心地良い。

こうして勝ち取ったコインで、なんとか土産を買って帰ることができました。


ウソのようだけどホントの話。


#ギャンブルにハマる人の気持ちが、少しわかったような気がした。



9/27
帰国。

今回の旅を振り返って、アメリカ人のおおらかさ(見ず知らずの人にも気さくに話しかける、感動したものには素直に喝采を送る)、そしてサービス意識の違い(買う側よりも売る側のほうが立場が上、チップ制など)など、日本との文化の違いに大変刺激を受けた。
日本人はコミュニケーションの取り方が下手だと諸外国から良く言われるが、まさにそのとおりだと思った。
文化の違いと言えばそれまでだが、日本人が反省していくべき点であると思う。


帰りの機内ではとても良く眠れた。

これで一気に時差ボケ解消されたかな。


※成田の駐車場に停めてあった車のボンネットに、「地元でとれた新鮮野菜!」と書いてあるさつまいもが乗っかっていたのにはワラタ。

帰りに食った大勝軒の和風ラーメンがものすごく美味しく感じた。


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