第2週目に入った。雨は完全にやんだようだが、まだ曇り空だ。でも、月曜日はいいね。みんな、出勤だ。街に活気が戻ってきた。
8時45分、出勤。昨日、SJでやったことをパソコンに打ち込む。それと証明すべきことが一つ残っていた。
う〜む。参った。
昼、いつものメンバーでいつものレストランに赴く。相変わらずみんなにぎやかだ。
カタルーニャ特製デザート(メヌマ)を食べてみた。カッテージチーズに蜂蜜をかけたもの。あまりうまくはない。
先週食べたカタルーニャ特製デザート(クレマ・カタラーナ)のほうがうまかった。それはまぁようするにプリンなのだが、
カラメルソースがカリカリになっていて、本体のほうはクリーム状のプリンなんか、日本でもありそうだけど、
私は初めて見た。
夕方、秘書が現れる。IDカードならぬ、IDペーパーを持ってきてくれたのである。
土日祝祭日に構内に出入りするための証明だと言っていた。
もう、先週の土曜日に入っちゃったけどね。あのときは警備員に呼び止められたのでMAiAに行くのだといったら、
しぶしぶ通してくれたけど。こんどから、この証明を見せればらくらく通れるのかな。
さらに、暗くなってから、正体不明の男性が現れた。なんだか一人でブツブツ言って帰っていったが
どうやら、私のオフィスの同居人らしい。いままでは一人で独占していたがもともと、二人部屋なのであった。
夜9時帰宅。食事はしない。8階の子達、ちょっとうるさいゾ。廊下を走り回るな。すこし仕事の続きをやって寝る。
晴れてきた。そして暖かくなってきた。今日は歩いて大学へ出勤。30分ほどである。運動不足気味なので、ちょうどよい。いまSJのエレベーターも故障中なので8階までの上り下りも歩きだ。(正直なところ、ちょっと大変)
さて、仕事が捗らなくてちょっと焦りを感じたりもする。気晴らしに学内を散歩してみる。
と、学生たちのデモを目撃。何を訴えているのかわからないが、表通り(グラン・ビア)に出て行って
車道をふさいでしまった。グラン・ビアは全9車線+歩道4本ほどの大通りだが
そのうちの1車線を完全に封鎖してしまった。ドライバーたちは怒りまくりである。
昼、(このWebPageは昼飯の記録になりそうだ)いつものメンバーでいつもの店へ。
だいたいQuimさんとNuriaさんとJaumeさんが大声で話し合っているのを他の皆さんは聞いているだけで、
ときどき口をはさむ、というのが良くあるパターン。今日はAngelさんはいなかったけど、だいたいこの4人と
私が固定メンバーで他の方が入れ替わる感じ。で、
きょう、食べたのはモツの煮込みでした。Nuriaさんが「クセがあるよ。大丈夫?」なんて心配してくれたが、
日本で食べるモツと大して変わらない。結構いけるのであった。デザートはフラン、これもカタルーニャ特製デザートと
いっていたがようするにカスタードプリンであった。変なものを期待していたのでややがっかり。
ところで、この店の定食(メヌ)だが、ほぼ日替わりで、料理2品とデザートで1350ペセタ。
前菜と主菜は、それぞれ5〜6種類ある中から1品ずつ選ぶ。デザートも選ぶ。もちろんパンは食べ放題。
水も好きなだけ飲める。最後にコーヒーを飲むと、1500ペセタ。日本でいうエスプレッソのことをソロという。
私はいつもソロを飲む。
この店はいつでも大繁盛で、我々が行く頃はまだ空席がちらほらあるのだが、帰る頃には行列が出来ている。
味もいいし(でもちょっと濃い味)、活気があっていい店だ。
食事中の会話はほとんどスペイン語で、ときどき私に気を使って英語で話してくれる。
英語のときはまぁなんとかわかるが、スペイン語でまくし立てられるとぜんぜん意味不明である。
が、皆さんの話に一応集中してみたりする。
夜、9時帰宅。食事はとらない。ジュースだけ飲む。
また、雨だ。今日はバスでいこか。朝食後、出かけようとすると、受付のおばさんに呼び止められた。日本から送った荷物が届いたらしい。ところが、近くの局まで取りに行かないといけないらしい。
書留扱いということか?代理で受け取って欲しかった。というのも、(なんであんなに送っちゃったんだかと今更おもうけど)
全部で6箱(各10キロ弱ずつ)合計60キロ近くあるからだ。これだけ送るといくらになると思う?
SAL便(空輸だが、プライオリティが低い)です。7万うん千円ですよ。
さて、15日以内に取りに来いというけど、どうするか。それは後日、報告しましょ。
さて、いつもどおり、お昼の記録ちなみに、時間は1時半からと決まっている。今日のメンバーはやや少なめだ。
Jaumeさん、Aさん、Bさん(名前がわからなかった!)、そして私。
食べたのは、パエリャ(有名なアレですな)、鰈のから揚げ、パン、ケーキ、コーヒーもう、おなかいっぱい。くるしぃ、、、
ところで、今バルセロナは寒いのだが(特にコート類を待ちわびている私には)、いつも冬はこんなに寒いのか?と聞いたら
珍しいことだと言っていた(Bさん)。まぁ、寒いといっても日本の方が全然寒いけどね。
関係ないが、以前夏に北海道を旅行したことがある。北海道は初めてだった。当然涼しいことを期待して行ったのである。
が、その年は50年ぶりの暑さの北海道であった。地元民さえもほとんど初体験の暑さというわけである。
北海道だからクーラーもろくにない。大変な思いをしたのであった。そのときのことを思い出してしまったのである。
英語のN先生は「バルセロナ、温暖ですよ」なんて例の早口で言ってたので、
ヨーロッパにしては、この辺は温暖なのだろうとか(比較の対象の問題)、
N先生が寒さにやたら強い人なのだろうとか(個人差の問題)、色々考えてしまっていたが、単なる偶然だった。
さて、今日はセミナーだ。午後4時から始まる。先週はたまたまお休みだった。ストのあった日だ。
今日の当番はAngelさん。高次テーラー法(常微分方程式の数値積分法)についてのお話だ。
(内容に関心のある人はAngelさんのページまで行ってチョ)普段なら2セッションあるんだって。きょうはAngelさんだけ。
1セッション1時間ぐらいと言ってたけど、Angelさんの話は、途中、質疑応答も結構あったけど、
たっぷり100分はかかっていた。まあ、みんな楽しんでいたみたいだけどね。
とにかく自分の当番が心配になってきた。
夜、SJ。エレベーターが直っていた。今夜は下の階の子がうるさい。ピーピー鳴らすな。
一日2食は体に悪いとWさんに怒られそうだが、今夜も晩御飯はジュースだけ。(まだ、昼飯を消化しきってないのである)
朝、SJの朝食は7時半に始まる。私はだいたい6時から7時の間に起きてシャワーを浴びてから朝食を摂る。遅くとも8時には食堂に入ることにしている。
けさは、風が強い。が、雨は降っていなかったので歩いて出勤。途中、八百屋さんでKAKIを見かけた。
柿である。5〜6個入って100ペセタ。安いね。大きさもまぁまぁ。
英語でもスペイン語でもKAKIなんだなと感心する(私はアホか)。
そうか、この手があったぞ。
ネタに詰まったら、スペイン語講座 on the web だ。(自分の勉強にもなる)
第1回は「出身地を尋ねる」
?De donde es usted?(デ・ドンデ・エス・ウステ)
De : fromポイントは"es"
donde : where
es : are
usted : youこれは英語でいうbe動詞の活用形だが、スペイン語ではbe動詞が二つある。
estar(エスタール)は一時的な状態を表す。
ser(セール)は恒常的な状態を表す。
出身地は変わったりしないから、serを使う。esはserの3人称単数形だ。2人称ではない。
フランス語でもそうだが、youに相当する単語は
tu 2人称(親しい場合)という二つが有る
usted 3人称(一般的)
おまけ。
疑問文の始めには?の上下ひっくり返した記号をつける。
感嘆文も同様。!の上下ひっくり返した記号を先頭につける。
以上、スペイン語講座でした。
さて、お待ちかねランチタイムである。
今日はQuimさん、Jaumeさん、私の3人だけ。Nuriaさんも誘ったが、彼女はいま娘の具合が悪くて、
のんびり昼飯どころの気分じゃないらしい。Angelさんは女性とどっかいっちゃった。
でも、カノジョと言う雰囲気ではなかったね、仕事みたい。
きょうのメヌは(いろいろあって覚えてない、私が選んだものということね)
魚介類のスープ(エビ、イカ、いろいろ入ってたね、ごった煮?)
ミックスグリル(鶏、豚胸肉、チョリソ、ポテト、サラミかな)
チーズケーキ。
Jaumeさんがプリンを食べてたけど、日本のと全然ちがうね。
大きな四角いものを切って出してた。こんどアレを食べたーい。
二人とも英語は出来るので、今日のお話は英語が中心。で、いろいろ話したけど、一番驚いたのは、
今朝の強風で樹木が倒れまくって、マヨルカ島では7万本も倒れたって。(平和ですね)
Quimさんちの近所でも倒木で自動車が大破したらしい。
昨日の話の繰り返しになっちゃうけど、こんな気候は大変珍しくて、
私が来る前の週はみんな半袖でいたらしい(Quimさん談話)。
「雨女」とか「晴男」とか聞いたことがあるけど、わたしゃ「異常気象男」か?
JaumeさんとQuimさんはコンピューター関係の授業を受け持っているらしい。
学生の成績をつけるのは悩みのタネだとこぼしていた。
さて、今日はすこし早めに帰ろう。バスでいつも降りる停留所を1kmくらい越えたところで下車。
歩いて数分で見つけた。郵便局である。そう、例の荷物を受け取りに来たのである。
しかし、空輸と言うのはひどい荷物の取り扱いをするものである。
箱がボロボロ(後で開けてみたら中も被害があった、軽微だが)。
この合計60キロに達する荷物をどうやってもって帰るか。郵便局員は、すごいいっぱいあるぞ、
車で来なかったのなら、タクシーしかないよ、と。道理である。タクシーを拾うことにした。
こんな細い道をタクシーが流してるかなぁと、不安になったが、結構車の往来は多い。
タクシーは来る、来ることは来る、が客を乗せている。と、ちょうど郵便局の前で客を降ろしているタクシーがある。
勿怪の幸い。聞いてみた。「荷物?やだよ、そんなもん運べるか」にべもない。思わず「ブー」と言ってしまった。
2台目発見。捕まえて、聞いてみると、「荷物?おおきいの?うん、じゃぁいいよ」と、多分そう言ってたと思う。
荷物を載せるのを手伝ってくれて、SJに向かう。メーターは420ペセタを示した。
でもおじさんは「荷物も載せたからね、700ペセタね」とさ。
とりあえず、荷物が手に入った。めでたしめでたし。まぁ、奇遇と言うべきか、この異常に寒い年に
例年通りのバルセロナであれば不要であろうコートやらを送ったのであった。
うわーぉ、今日は寝坊してしまった。どうもベッドが柔らか過ぎるらしい。眠りが浅いのである。アパートでも借りよかな。いつもどおり歩いて出勤。
最近、落ち着いてきたのか、街の様子がだんだん見えるようになってきた。
刑務所みたいな小学校、厳重な扉がしてある。母親に連れられた子供が扉の側の呼び鈴を押すと中から
門衛さんがあけてくれる。塀に沿って歩いていくと、シャッターの下りた正門(?)のむこうに走り回る子供が見える。
中庭がグランドの代わりなのかな、シャッターの外にも子供たちがたむろしている。どうなっているのかな?
見上げると外壁のデザインが明らかにガウディの影響を受けているのがわかる。
不動産屋。広告は売家ばっかりだ。アパートの相場を誰かに聞いてみようかな。
旅行屋。ロンドンまで4万円くらい東京だと10万円くらい相場はあまり変わらないね。
あぁ、また八百屋だ、スペイン語の看板の意味は青物屋だ。おんなじだね。
大学に出勤。今日は論文を仕上げて、郵送する予定。なんだか頭がぼうっとしているが何とか、完成。
プリントしていると陽気な老人が現れた。たぶんMAiAの人だと思うけど。適当に話していると、私の論文の中の図を見て
それは脳の断面図だろう、と来た。そうじゃなくて、と説明しようとするが、脳じゃなければ興味がない、といっていた。
そのあと、含蓄のあるお話になったみたいだったが肝心なところが聞き取れなくて結局わからなかった。
話の途中、Angelさんがやってきた。私のオフィスの同居人を紹介したいらしい。
というか単に机を物置代わりに使いたいだけらしい。殆んどロクに話さずに消えてしまった。
しかし、この前見た人とは違うなぁ。よくわからん。
そして、ようやくプリントも終わり、封筒に詰めて、棚に置いた。郵送したいものがあれば、
署名しておいておけと教えてもらった棚である。時刻は1時半。じゃじゃ〜ん。お昼なのである。
きょうは、Angelさん、Jaumeさん、Miquelさん、Montseさん(初日、院生と思しき女性と書いた)、
Joanさん(前述のBさん)と私。食べたのはTrixe......(?), Pie de......(?)、とチョコレートムース。
で、最初のは、たぶん3種類の野菜(ポテト、カリフラワー、あとは不明)をみじん切りにして
にんにく風味でソテーにしたもの。ややしょっぱいだけで、美味美味。次のがたぶん、豚足。
骨と、あとはほとんど脂肪。うわっ、全部食べられるかな?ええぃっ、食べてしまえ!ってんで食べちゃった。
みんなは魚食べてた。たぶん、ぶり。いいなぁ。ここは海に近いから、結構、魚がいいみたい。
Jaumeさんなんかほとんど毎回魚だもんね。私も今度から魚にしよう。今日のはさすがに重かった。
午後、論文投稿も済んだ事だし、セミナーの準備でも始めるか。
......................................................
................... 集中 ....................
......................................................
おお、もうすっかり暗くなったぞ。おなかの中で豚足がにんにくを踏みつけるダンスをしている。帰るか。
夜SJ、日本人の子達かなりうるさい。参った。
早朝、再び、日本人の子達かなりうるさい。なんなの、一体あんた達は。
もう一寝入りして、遅い朝食、大学に出勤。だれもいない。つまらなすぎ。早めに帰って買い物にでも出かけてみよう。
大学に来る途中(今日も歩き)、意外と革製品を扱う店が多いのに気が付いた。品物もよさそうである。
といって、さしあたって必要なものはない。
休日の昼は一人でカフェでサンドイッチをかじる。あとはカフェ・コン・レチェ(カフェ・ラテのことね)
ちょっと物足りなかったので前から気になっていた焼き芋に挑戦してみた。
「いくら?」と言うわけで手に入れた焼き芋は日本のものとは違って水っぽい、オレンジ色甘さはまぁまぁ。
「大きさによるね」(想像)
「これは?」
「200」
「んじゃぁ、これちょうだい。」大きさは、15cm×直径5cm、ぐらいかな。たぶん、もう買わない。
日本の「九里四里うまい十三里」を食べさせてやりたいね(と書きつつ私もたぶん未来永劫食べない)。
夜、SJ。留学生たちとまた会話。どうやら夕べは夜通し話してたらしい、若いね。UBには他にも寮があって、
そっちにも日本人留学生が詰め込まれていて、夕べはその子達がSJに遊びに来ていたらしい。
朝から洗濯、朝食を摂って出勤(11時)。今日はプリンタの設定をしたいのである。Linuxからのプリントはちゃんとできるのだが、ノートパソコン(Windows)からのプリントがまだ出来ていない。
実は、ノートパソコンをLinuxとのデュアルブートにするつもりでいたのだが、
出発前は忙しくてやっては見たけどうまくいかない、それを克服する時間がなかったということ。
で、諦めて、いまはWindowsだけ。とりあえず、ファイル転送とか出来るから、
TeXファイルとかPSファイルはLinuxに送ってプリントするし、
この Web Page もノートパソコン上で編集してFTPしているというわけ。
それから、ここの外側のホスト(木更津でいうとObitsuに相当)は外からsshアクセスが出来るんだけど、
WebからJava-appletを起動すると、sshログインのウィンドウが開くんだよね。
(ここだよ、ちょっとやってみて。http://www.maia.ub.es/ssh/ MindTermというらしい。)
だから、ローカルでssh接続ソフトを持ってなくても、sshログインが出来るんだよね。これ、便利でしょ。
Obitsuにも採用して欲しいな。だれか、ネットワーク専任の**さん(名前忘れちゃった)に注文しておいてチョ。
ところで、プリンタの設定だが、悪戦苦闘の末できなかった。プリンタドライバと、ネットワーク上のプリンタを
検索するソフトはダウンロードできたのだが、見つけたプリンタを登録しようとすると、
プリンタの「SNMPコミュニティ名」を入れろと反応するではないか。なにそれ。初耳である。
サーバーのほうの/etcあたりのファイルを探ってみたがどこに定義してあるのかわからない。
仕方ない。明日以降、Jaumeさんにでも聞いてみるか。
3時。大学を出る。
夜、SJ。すごく寒い。ヒーターが全然きかない。あわや、凍死かと思ったが、晩御飯の時間になった。
土日は、お昼を軽く済ませるので、SJで晩御飯を食べるのである。
SJの晩御飯はまぁまぁである。サラダ、パスタ、肉か魚の主菜、パン、果物。1回875ペセタを払う。
(朝食は宿代に込みになっている。1泊3500ペセタ+7%消費税)
朝食は毎日殆んど同じメニューである。ハム類だけが変化する。が、お昼と晩御飯は毎日違うメニューだ。
この辺はスペインの習慣を反映しているようだ。朝は簡単に(人によってはコーヒーだけ)、
午前中に軽食(これも人による)、午後1時半ごろからお昼、これが1日のメイン。
(このあと、シエスタをとる人もいるが、最近は少ないらしい)
夕方、軽食(これも人による)、そして、よる8時半ごろから、晩御飯。これも結構しっかりとる。というわけで、
SJでも、朝はおきまりなのであろう。ところで、上記のとおり人によっては1日5食である。
でも大抵は、やっぱり3食みたい。
晩御飯を食べたら期待通り、体があったまってきた。部屋に戻ったら、暖房が効き始めていた。
どうやら、部屋によってだいぶ差があるらしい。ある留学生は暑いと言っていた。。。。。。。。