なんと、4週目に突入だ。早いな。だんだん、時間がたつのが早くなってきているような気がする。たぶん、残りの39週は合計5秒で過ぎるだろう。なのに、寝坊したわけではなかったが、気が付いたら
いつもより30分支度が遅い。じゃぁ、今日はバスで行こうかと思うと、バスがなかなか来ない。バスに乗ったと
思ったら、いつもの停留所を通り過ぎる。どうも今日はいけませんですな。
さて、セミナーの準備の続きを始める。この数日は別の問題を考えていた。ひととおり
パワーポイントのファイルを訂正した後、配布資料形式でプリントアウト。これを眺めながら、再チェックだ。
ん〜、腹時計がうずく。毎日同じ時間に昼食なので、お腹の時計も合ってきた。
そこへJoanさん。「ヴァモス!」と、答える。「行こう」と言う意味だ。彼が何かを言う前だったかもしれない。
今日はSusanaさんが加わる。いつもはご一緒しない人だ。7人でお出かけ。
1菜:Arroz de ...... gamba、エビピラフってかんじかな。Arrozはおコメのこと。
2菜:Fillete de Gallo...、魚のフリッター。
デザート:プリン、いつものとはちょっと違って台座にココナッツが入っていた。Jaumeさんはココナッツが苦手らしい。さて、飲み物だがお店の人がミネラルウォーターとガス入りの水と
ワインを持ってきて、ガス入りの水のふたをあけちゃった。そこでいつもは我々が水しか飲まないのを
思い出したらしくて、動きを止めたのである。で、Nuriaさんが si,si (直訳すれば「はい、はい」だが、
「まぁいいわよ」って感じかな)と言って、受け入れたのだが、さらにワインもあけちゃっている。今度はみんな、
当然のごとく眺めている。するとNuriaさん、ワインをガス入りの水で割って飲むのだな。これが普通のやり方って
ことでしょ。別にたいした事はないのだが、ふーん、そぉなんだぁ、って妙に感心したのであった。
で、もひとつ。水でもワインでも値段が変わらないらしい。確かにスーパーでも、そうなので大して
不思議ではないのだが、理屈では納得できても、なんか違和感がある。
午後、セミナー準備の続き。だいぶ煮詰まってきた。疲れて、ちょっと休憩。こんなときに、こ
のWeb Pageを書いたりしているのである。あとはメールチェック。日本語のほうじゃなくてね、MAiAのほう。
大抵は何もない。それから散歩に行くこともある。最近、図書館に何度か足を運んだ。皆さん、大変静粛に勉強を
している。ここの図書館の椅子は見習ったほうがいい。浮いている。というか、机に引っ掛けてある。ので、
座るときに椅子を引きずる音がしないように出来ているのである。
Simo先生にセミナーのアブストラクトをメールで送った。返事が来た。
「ん、じゃぁ来週やってね」
がおおぉ〜ん、えぇっ?今週だと思ってたけど。まぁ準備時間がたっぷり出来てうれしいけどね。へ、へ、へ。
ということは、Manresaも来週かな。ん?何の話か、わからんでしょう。事後報告しまっせ、だんはん。むは。
さて、続きをやるか、、、、、、、、、(暗闇)、、、、、、、、、。
夜、SJ。モロキューとりんごを食べて、スモ・デ・ナランハ(オレンジジュースね)を飲んで、本を読む。
日本から送った本であるが、スペイン語関係の本、数学の本何冊か、本じゃないけど論文のコピーとか。
それから、日本文化を英語で説明する辞書。これが面白い。これで日本文化を学んだりする(私は本当に日本人か?)。
いやね、話題作りのためにと、思ってさ、ずいぶん昔に買ってみたんだけど、いつ読んでも、初めて知る日本文化が
あるんだよね。マジで。ちょっと違うだろうって思うことも結構あるけど。
あとは禅の解説書。これも話題作りのつもりだったけど、そんなに甘いもんじゃないことがわかった。
後悔しているのはLaTeXのマニュアルを忘れたこと。時々、必要になるんだよね。それが時々だから、忘れてて、
送り損ねた。このまえはAngelさん所有のマニュアルを貸してもらった。彼は
「図書館にあるはずだけど、大抵誰か借りてるよね」
と、すぐ側にいたBさん(依然として名無し)、「ははは、それ、僕」だって。
朝、起きたくない、ん〜、なんか精神的にやばいぞ。が、起きて、朝食。最近、みんなのまねをして、パンにトマト汁を塗りつけて食べるようになった。悪くないね。こんど、オリーブオイルもかけてみるか。
よく考えたら今までだってバターやらマーガリンを塗ってたわけで、大して変わらんもんね。
出勤、昨日の続きだ。改めて見直すと、修正個所は意外とあるものだ。ふと気が付くとメールが来ている。
高専のWさんだ。この時刻だと、日本は夕方かな。リアルタイムでメッセージを交換できる時間帯である。
時差は8時間。夏なら、9時間になる。
今日はどうも、のりが悪い。いつもが悪乗りしすぎと言う批判もあるようですが、
どうも風邪を引いているらしい。のどやら鼻がちょといたい。かぜは歓迎しませんよぉ、もう。
さてと、いつもなら、ここで昼飯の記録をするところだが、記録をしている本人が飽きはじめている。
しかし、お腹は空くのである。で、それを見透かしたかのようにJaumeさん、
「お腹空いたでしょう」
とやってきた。もちろんでっせ、だんはん。いきますっいきますぅぅぅぅぅ。
1菜:ほうれん草と烏賊のオムレツ
2菜:Emperador...... 魚の切り身のソテー。食感はマグロだった。名前は皇帝なんだけど(後でわかったけどカジキね)。
デザート:プリン。なんだか昨日も食べたような気がするけど、プリンを頼んじゃった。で、昨日はココナッツの台だったけど、今日は、焼きりんごが入っていた。アドレナリンですな。
うにゃ、侮れんですな(すんませんオヤジなもんで)。
食事に行く途中、Angelさん、
「明日のセミナー楽しみにしているよ」
おっと、
「いやぁ、スケジュール変更になっちゃってねぇ、来週なんですよ」
「それは、残念。聞きたかったのに。来週カナダに行くんだ」話を聞くと、Angelさん、カナダで国際会議に出席するらしい。1週間行くのだそうだ。自分のことは棚に上げて
なんだか羨ましかった。考えてみなくても、みんな授業とかで忙しい中、私だけ毎日研究だもんね。
うん。がんばろ。
と書きながら、居眠りをしてしまった。やばい、風邪ひくぞ。
いまセミナーの準備をしているわけだが、内容は学位論文のときのものだ。それしかネタがないからね。
それで、セミナーの構成をしていたのだが、ふと、今まで気が付かなかったことに気が付いてしまった。
やばいね。学位論文のそこの浅さが露呈してしまったぞ。
でも、深まってきてよかったとも言える。というわけで、ちょいと気分がよろしい。
もっと深い結果にたどり着けるかもしれない。これが研究の醍醐味だよね。チーズ味ってこと(すんませんオヤジなもんで)。
帰り道、スーパーによって果物、ヨーグルト、胡瓜を買って帰る。すべてカード決済。
朝、やっぱり風邪気味だ。今日は無理しないでおこう。のんびり起きる。バスで出勤。今日のバスはガラガラだ。おとといなんか、めちゃ込みだったもんね。
それでも、大学について時計を見ると、そんなに遅いわけでもない。9時だ。
バスの中で、先週、懸案だった問題の一部を考えていたが、
実は大した事でないことが判明したので、まず、確認の計算をしておこう。
しかし、意外と手ごわかった。昼までかかってしまった。
今日は出発するのが遅れたため、いつものレストラン La Flauta はめちゃ込みで諦めて、別の店に行った。
大学のまん前である。というか通用口の向かいなのだが。ここは La Flauta よりちょっと安い。1200ペセタだ。
私はマカロニ・ボローニャ風と小魚のフリッター、チョコレートムースを食べた。
午後、セミナーである。
先週は、すっかり忘れて、サボってしまったが、今日は参加するぞ。
まず、一人目はJames Stirling さん。UK出身で、UPC(カタルーニャ工科大学)のひとだ。
河口の水流の力学のお話である。3次元流だけど、垂直面内の運動を水平面上の運動から分離できるので、
2次元流の問題に落とせる。それで、汚染物質の滞在時間を見積もることが出来るという。
すごい。現実的な問題だな。私の問題が、全く現実から離れているので羨ましい。
二人目、Simo先生、前回の続きらしい。全然ついていけない。
話が良く見えない上に、Simo先生の英語はやたら早い。というか、この人は何語で話してもやたら早い。
院生たちと話すときは、たぶんカスーティーリャ語かカタルーニャ語で話してると思うんだけど、すごく早い。
フランス語で話しているのを見たことあるけど、やっぱりやたらと早い。
たぶん日本語を話しても早いと思う。
依然に妙な夢を見た。Simo先生が某K高専に来たのである。
で、私が教室に連れて行く。彼はマイクを取って流暢な日本語で話し始めた。「みなさん今日は、私はシモです」
しかも、声はそのまま。いつも聞いている彼の声である。
ところで話を元に戻すと、
Simo先生の話の内容は(わからないけど)、アーノルド拡散(風邪薬じゃないよ)という現象の例を取り上げたもの
であった。このお話し、高次元の多様体の知識を前提とするので、難しいのだけど、あえて解説に挑戦すると、
まず、3次元空間を想像してね。それでそこにドーナツ型の図形も想像してね。さて、Jamesさんの話は1時間で終わったけれど、Simo先生、乗りまくりで、気が付いたらたっぷり2時間話してたね。この空間に流体があるとしましょう。ドーナツの中も外も流体が流れているのね。
で、ドーナツの表面を流体が通過できないとすると、ドーナツの中の流体はずぅっと
ドーナツの中から出てこられないし、ドーナツの外の流体はずぅっとドーナツの中には
入れない。いいよね。で、この話の中に出てきた図形の次元を全部上げる。
5次元空間の中のドーナツだ。ドーナツの表面の次元は3次元だとする。そうすると、
ドーナツの中にいたと思った流体がいつのまにかドーナツの外に沁みだしていた、
なんて現象が起こる場合がある。これがアーノルド拡散、というわけ。Simo先生のお話は
その延長なので、さらに難しい。
すごいパワーだね。だいたいこのセミナー、Simo先生が一人で切り盛りしているみたいなところがある。
講演者の募集でしょ、セミナーの司会でしょ、それに毎月最低1回は自分で話しているみたいだし。今月は2回目。
さて、お話の最後に突然私に話を振ってきた。「来週はマサだね、何かコメントは」って、突然言われても、
あ、とか、う、とかしか、言えませんよ。でもなんか言っとけばよかった(後悔)。
夜、SJ。
久しぶりに、SJで晩御飯でも食べようかと思ったら、こういう日に限って重い献立なんだよね。
骨付き肉のステーキなんて、あんた。胃もたれするよ。アーノルド拡散でも飲んで寝るか。
あさ、9時出勤。ふと、yahooのメールチェックをしたくなり、覗いてみると、高専のSさんからメールだ。なんと私のしくじりの尻拭いをすることになった、という話である。ついては状況説明をして欲しいというものであった。
SさんとTさんに迷惑をかけることになったらしい。大変残念であり、恐縮であり、申し訳ない。
で、しくじりとは何かということを、書いておきたい。というのは、
ここを閲覧されている高専教官の方には参考(あるいは問題外?自明?)になると思うからである。
それは前期成績評価のことである。内容について色々と書いてしまった(近日公開予定)。
Sさんからのメールで実は憂鬱になったのだが(尻拭いをさせられるSさんTさんはもっと憂鬱でしょうが)、
ひとくさり、書いたらスッキリした。実は、気が付いている方もあると思うが、このWeb Pageを書いていることで、
だいぶもやもやが解消するのである。憂さ晴らしってこと。某K高専から、「教官会議の様子をWeb Pageにするから見ろ」
という脅迫状が届いたが、それから全く音沙汰なし。書いてはいかがですか?さっぱりしますよ。
午前中はそんなこんなで(一体どんなだ?)つぶれてしまった。ちょこっと問題を考えているうちに昼になった。
このところ、みんな忙しいらしい(ひまなのは私だけ?)。お昼に行く時間が遅くなった。
ふたたび昨日と同じ店。今日は
1菜:パエリャ。なかなかよかったぞ。
2菜:鶏肉の煮込み。Nuriaさんが羨ましそうに見るのであった。いいわねそれ、みたいなことをぼやいていた。みんながところで、観光には行ったのかと聞く。まだだと言うと、あっちに行けとかこっちに行けとか、という話になるのだが、
何でもいま、日本の展覧会をやっている、例のバルセロナの「晴海通り」に面したビルだ、行ってみろ、
というわけだ。ちょっと覗いてみようかな。
食事から帰ってくると、メールが来ていた。どうも今日は仕事の出来ない日だ。今度は日本からではない。
Josepさんだ。このひと、本ページ初登場である。Angelさんと同じく、11年前にコルティナで知り合った。
今は、UPCの先生だ。実はこのコルティナが今回の留学のきっかけとなったのである。私がお世話になっている
Simo先生もコルティナで知り合ったのであった。コルティナについては別途、説明を用意しよう。Josepさんは
今、Manresa在住である。バルセロナから電車で1時間、距離にして60kmぐらいだと言っていた。UBに来てから、
ふとしたきっかけで、Josepさんのメールアドレスを手に入れた。それで、昔会ったおれだ、覚えてるか?とメールを
送ったら、当たり前田のクラッカーだと返事が来た。それがんー、3週間前。そんなに長居するならいつでも会えるな、
ということになった。で、セミナー前で忙しいので今週の土曜遊びにいくぞ、といったら、おお、そうかそんなに忙しいんなら、
遊びに来い、と言う返事が来た、というわけ。ほら、忙しい時って、ついいつでも出来ることしちゃうでしょぉ。それですよ、
それ。で、実は彼も忙しい。同じ穴のムジナってやつですか?やっぱ、友達だね。彼の忙しいのは、本を執筆している
からで、私は知らんけど、もう、結構、著名人なのかね。メジャーどころから出版しているよ。つい最近まで知らんかった。
夜、SJ。
今夜は、モロキューだ。これなら胃にもたれない。でも、なんだか最近こちらの食事からだが合ってきたみたいで、
結構重くても消化しちゃうんだな、なんだか。
おお、11月もお仕舞いじゃぁないかぁ。早いね
。
一体この1ヶ月何してたんだ、私は。といつもなら嘆くだけであるが、こちらに来てから、毎日日誌をつけているので一応、反省材料はある。抽象的だが、もっと積極的になってテキパキとやらんといけませんな、と思っている。
具体的には、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、まぁ、それは皆さんのご想像に任せるとしましょう。
朝食。やってみた。パンにオリーブオイルかけるの。いけますね。こっちの方が健康的な雰囲気だし。
癖になるかもしれない。ビネガーをかけるのはまだ抵抗あるなぁと思ってたら、どうも、殆んどはオイルと塩までで、
ビネガーまでかけちゃうのはさすがに、ごく少数派らしい。そうだよね。サラダじゃないんだし。
今週は殆んどバス通勤なのだが、今日はいつもと違うバスに乗ってみた。いつもは14番のバス。これがなかなか来ない。
で、昨日だったか、バス停で待っていると留学生の子とばったり会った。14番はなかなか来ないでしょう、あっちの
バス停に行くと大学の近くを通る他の系統が来ますよ、と別のバス停を教えてもらったのである。そのときはたまたま、
すぐに来たのが14番のバスだったので、試しようがなかったので、今日は試してみたと言うわけ。バス停の掲示を、
よく読んでみると、そのバス停を通るバスは全部大学の近くを通る。まぁ、大学は街のど真ん中にあるから、あたりまえと
言えばそうなのだが、まぁようするにそういうことだ。バス停の掲示を読んで理解できたのは、何日か歩いて通ったせい
もあると思う。通りの名前をだいぶ覚えてきたからね。
ようやく風邪が治まってきたらしい。鼻のとおりが良くなってきた。最近はSJの暖房も効くようになって、寒い思いをする
ことが無くなったせいもあろう。ボチボチ仕事の調子も戻ってきた。ところで、午前中に銀行に行ってお金を下ろし、
テレカを買いに行った。実は先週も買ったのだが、2000ペセタで2100ペセタ分使えると言うお徳用であったが、
日本に電話したら、あっという間になくなってしまった。今日はタバコ屋のおばさんがしきりに「これがいい」と
薦めるので、だまされたつもりで買ってみた。これも2000ペセタ。で、英語の説明書が付いていたのでよく読んでみたら、
まず、フリーダイアルする、次に買ったカードについている暗証番号をダイアルする(暗証番号を買ったようなものだ)、
そして目的地の電話番号をかける、という方法で、これは去年、イギリスに行ったときに経験済みだ。それで、
通話単価も安い。1/4だ。4分の1だよ。安いね。日本じゃ無いよね。こんなん。
仕事の続きをしていると、Quimさんの声がする。「ご飯にいくよ」とな。
今日はいつものLa Flauta だ。この店のパンは、どこで仕入れてくるのか、大変うまい。表面はカリカリで、
香ばしい。自家製かな。おそらく細長いパンを切って出してくれるのだが、太さはまさしくフルートほど。長さも
きっとフルートほどなのであろう。そのうち手に入れるぞ。
さて、今日の献立は
1菜:短いパスタ、烏賊入り。3cmくらいにカットしてある。見た目はイカ焼きそばキャベツなし。にんにく風味でした。
2菜:烏賊の肉詰めの煮込み。この店の料理は烏賊が多いね。で、客も結構イカがすきだね。
デザート:チーズケーキ。でも味はカスタードプリンだったね。デザートはこの系統、カスタードプリン味の物が
多いような気がする。覚えているだけでも、フラン、プリン、クレマ・カタラーナ、チーズケーキ。和菓子といえば餡子とお餅ばっかりなのに似ている。
食事前の話題。みんなスペイン語でまくし立てるのでさっぱりわからないのだがQuimさんが最後に教えてくれた。
「ハリーポッターの映画が大人気なんだ」日本でもそうだよ、と答えたら、子供たちにすごい人気、と付け加えられた。
日本じゃどうなの、大人も殺到してるんじゃない?ところで、ここは映画が安い。3種類くらい値段が書いてあるので、
違いがわからないけど、一番高くても900ペセタしない。つまり、600円ぐらいかな。
午後、どうも調子が出ないが、出ないなりに、準備をすすめる。というか自分の学位論文眺めて考えていた。
再考察、とでもいうのかな。こんな風に贅沢に時間を使えるのも今回だけなのだろうね。なんか、悲しいね。とにかく頑張る。
論文書く。ん。
夜、SJ。
ついにみぃやかあさんの味噌がなくなり、モロキューも最後となってしまった。そうだ、こんどピクルスとオリーブを買いにいこう。
ん?味噌→発酵食品→ピクルスという連想をしただけ。でももしかしてピクルスって単なる酢漬け?
それで、ピクルス→瓶詰め→オリーブという連想もした。この前、付けあわせで出た黒いオリーブがうまかったし。
空気がとっても乾燥しているので、水分補給には気を付けているけど、オイルも必要な気がしてね。
といって、オイルをがぶ飲みする気にもならないでしょ。オリーブの実ってオイリーだからいいかなと思った。
あさねぼう。ゆっくり起きて、まず大学へ向かった。今日はこのWebPageの更新をする。それからメールチェックもする。Simo先生からセミナーの連絡が来ている。毎回、Simo先生がみんなにメールを配信しているのである。予定通り次回は私。ん?
あれ?私だけか?通常二人じゃないの?ほかに人がいなかったのか、私の英語が遅いので時間をたっぷり取ってくれたのか
ま、いいか、どっちでも。
さて、今日は、Josepさんちにお出かけである。バルセロナ中心から電車で1時間チョイ行ったところにある、
Manresaという街に住んでいるらしい。
そろそろ大学を出ようかなと支度をしているところへ、オフィスの電話が鳴った。誰かなと思って受話器を取る。
「もしもし」ということで、Josepさんであった。大学を後にして、まず近所の食料品店に寄った。手土産にワインでも持っていこうと
「マサか?」
「おぉ、ジョゼップかい、ちょうどこれから出るとこだ」
「じゃぁ、駅で待ってるぞ」思ったからだ。この店はあらかじめJaumeさんに聞いてあった。ワインが沢山あるが、どれを買っていいものやら。
安いのはいっぱいある。300ペセタしないもの、、、日本円だと200円か、絶対ジュースより安いね。Jaumeさんの話で
500も出せば満足できるらしい。1000も出したら結構いいぞ、ということだった。OFERTA(売り出し中)の札とともに
1000ちょっとの表示のものを購入。ワインをリュックにいれて、カタルーニャ広場まで歩いていく。ここはバルセロナの
中心。先週、銀座の4丁目に例えたところだ。でも、銀座にはこんな広場は無かったね。まっいいか。要するに中心だ。
で、ここの地下を通るRENFE(スペイン国鉄)に乗るのである。方角的には大宮方面だな。時間も1時間ちょいだから、
大宮に住んでいると言うことにしよう。ほんとは、もうちょっと遠いけど。
電車に乗っていくと、途中の景色がすばらしい。日本みたいに樹木が生い茂っていない。高山に登ると、
頂上近くに森林限界があって山肌をさらけ出しているのを見ることが出来るが、あんなのを想像してもらったらよろしい。
それが緩やかな起伏をなしている。狭山丘陵が禿げたような感じだ
(最悪の表現だな、詩人には成れそうも無い、これを読んで行きたくなる人は皆無だと思う)。が、その奥にManresaはあった。中世の面影を残しつつ現代的に発展した、まるでガイドブックの説明を借りてきた
ような表現がぴったりの街だ(すいません語彙がとぼしくて、、、)。ほんとに素敵な街ですよ、説得力が無いけど、
本当に。私は、津和野を連想した。雰囲気はもちろん全然違うよ。何故連想したかと言うと、津和野って山陰の
小京都だっていうでしょ。山奥にね、ひっそりと、昔の面影を残した街がある、っていう状況が似ているなって。いうこと。
駅につくと、Josepさんが待っていた。でも、はっきり言うとすぐにわからなかった。昔のほうがなんだかオヤジ
くさかったが、今はかっこよくなった。英語も昔からすごい進歩して大変流暢だ。私が殆んど停滞しているのと大違い。
恥ずかしいね。なんでも去年、半年間カリフォルニアに行ってたらしくて(それだけじゃないと思うけど)、ブラッシュアップした
のだろう。そういえばカルテクのジャケットを着ていた。あ、カリフォルニア工科大学のことだけど、ここにはJPL(ジェット
推進研究所)とかがあって、それは宇宙開発研究でNASAに比肩している(と思う、あまり良く知らない)。Josepさんの
以前に出した本というのは人工衛星とか、惑星探査機のような人工飛翔物体の軌道の設計をテーマにしてて、
この方面の専門家なのね。
駅から、とぼとぼと歩き始めると、街の中心街に近づいてきたらしくて段々と賑やかになってきた。まずは、奥さんの
職場に向かう。奥さんの名前はAnnaさん。AnnaさんはManresaにある旅行代理店に勤めている。仕事柄か、英会話
学校で英語を習ったと、言っていた。Annaさんの英語のほうが聞き取りやすかったけど、たぶん、Josepさんの英語が
アメリカ仕込みだからだろうとかってな想像をめぐらしていた。(そういえば、途中、英会話学校を見かけた)
Annaさんは6年前に東京に行ったことがあるといっていた。ただ、1週間しか滞在しなかったので、色々
疑問に思っていることが解決されないままに、残っているらしくて、質問攻めになった。食事時、とくに盛り上がってしまった。
駅から10分くらい歩いて、Josepさんちに到着。隅々まで部屋を案内してくれるのであった。日本人はやらないよね、
そんなこと。そういえば何年前か忘れたけど、パリにSouchayさんを訪ねた時、部屋を見せてくれたなぁ。
彼は都合3回部屋を変えたけど、どういうわけか、そのたびに私はパリに行って部屋を見せてもらったような気がする。
ついでにモニカさんという陶芸デザイナーをやっているという人のお宅にも招待されたけど(この人はSouchayさんの友達の
友達)、それからSouchayさんのお母さんの家にも招待されたけど、みんな見せてもらったような気がする。でも、
ヨーロッパの人がみんなそうすると言うわけでもなかろう。去年、エジンバラのWinstonさんの家に招待されたときは
裏庭とダイニングとリビングに案内されただけだった。
で、話がそれたが、Josepさんのうちは結構広いんだな、本人は不満らしいけど。
えっと、マンションですな。中に階段があって2階建てっていうのかな。1階にはJosepさんの書斎があって、
今私が使っているMAiAのオフィスと同じくらいの広さ。かなりおしゃれな造りだったね。
それから、Annaさんの書斎、ちょっと小さめ。あと、ベッドルームにバスルーム。このあたりはあまりジロジロ見るのも
気が引けたので、あっそうっ、と流した。あと、ランドリー。もちろんベランダもある。
2階。キッチン。システムキッチンですな。リビング兼ダイニング。ふたたびトイレ、ちょっと小さめ。あと、屋根裏部屋。
泊りに来たときはここに寝ろ、と言われた。驚いたのは、マリファナを栽培していること。吸ったことは無いと言ってた。
それで、これは合法的なのかと尋ねた。Josepさんは合法的だ、Annaさんは違法だ、と答える。どうなってるんだ?
あとAnnaさんが東京に行ったときの写真を見せてくれた。都庁の新庁舎がすばらしいと絶賛していた。あれ、
なんかガウディっぽいもんね。カタルーニャの人には受けそうだよ。それから、夜の六本木の写真ね、ネオンばっかり。
お決まりの浅草、雷門。土産にとCDを買ってきたらしい。松任谷由美のなんとか。でも気に入らないってAnnaさんが言ったら、
Josepさん、だから、Masaに買ってもらいたいんだろうってからかってた。
さて、そろそろランチだ。レストランに行くことになったので、持参した手土産を渡した。まず、学位論文。手渡すと、
そうか、学位論文か、薄いな、と。そうだよ、薄いよと、二人で大笑い。それから、来る前に買ったワインを進呈。
Annaさん、あら、いいワインね、これ、なかなかいいのよ、と正直に喜んでいるようだった。
車に乗ってレストランに出発。10分ほどで到着。カタルーニャ風の民家だとJosepさんが説明してくれた、その店に
入ると、落ち着いた雰囲気の中、大勢の客で賑わっている。La Flautaほどの喧騒でもない。料理の選択は
Josepさんに任せることにした。
1菜:各種サラミ、ハム、ソーセージの盛り合わせ。
2菜:各種肉のロースト盛り合わせ。
デザート。アイスクリーム(これだけ自分で選んだ)。
以前に食べた、カッテージチーズに蜂蜜を掛けただけのもの(11/12付けの記録では「メヌマ」と書いているが、これは勘違い。正しくはMelimatoメリマト)を薦められたが、勘弁してもらった。これは、ちょっとね、
それから豚足もうまいよと薦められたが、とくに嫌だと言う意思表示をし忘れたけど、選択されなかった。ほっとした。
隣のテーブルの人が食べてたけどね、やっぱり脂肪ばっかり。ワインも飲んだ。日本を離れて初めてのアルコールだ。
うまいね。すごくうまい。スペインのワインは最高だ。これらの他に、カタツムリ、きのこの焼いたものを食べた。その
きのこは松の木の下にしか生えないと言うのでマツタケかと思ったが食べたら椎茸のようだった。Annaさんは
カタツムリが苦手らしい。変なものを食べる人たちねぇ、と嫌そうな顔をしていた。
さて、食事時の話題だが、ここで、Annaさん爆発。
これらの話題に端を発して、話は様々な方向に発展してしまい、レストランに3時間いた。気が付いたら5時になっていた。
- どうして日本人は英語話せないの?それもホテルマンでさえ。
- どうしてネクタイ締めたいい大人が夜遅くまで泥酔しているの
- 新宿の電車ってすごく込むって本当?
- 電車の中ではみんな押し黙ったまんまなんでしょ
- カプセルホテルってどんなシステムなの
- タクシーの運転手が道を知らないって本当?
- 通りに名前がついてないって本当?
- 東京の物価はバルセロナの物価の二倍なんでしょ
- 日本人が麺類食べるときは、すごく速くてすごくうるさいのよね
(東京でAnnaさんは毎日麺類を食べてたらしい)レストランの支払いは、Annaさんとの話に夢中になっているうちに、Josepさんが済ませてしまった。ご馳走になってしまった。
帰り道、Josepさんの友達のうちに行こうとしたが、道に迷ったので、諦める。それで、Annaさんの妹さんのうちに寄った。
妹さんは旦那さんと子供二人の4人家族らしい。で、この旦那さんも、なんだか好奇心の旺盛な人で、
この人も色々と質問攻めにしてくる。Annaさんも食事時の話では物足りなかったらしくて、質問の嵐だ。その合間に
子供たちが日本語を習うんだと、絵本を見せながら、これは日本語でなんと言うんだと聞いてくる。大変な状態になってきた。
住宅の話に、宗教の話に、姓名の話に、仕事の話に、、、いやメモをとりながら話をしているわけではないので
記憶が混乱してきたが、住宅事情については印象深い。Josepさんの家は私の目算では4〜5千万円
といったところだが、Josepさんははっきり言わなかったが、どうやら3千万円弱といった感じだ。で、驚くべきは、
Josepさん夫妻は他に家(たぶんマンション)を2軒持っている。それはバルセロナ市内だと言っていた。1軒は
兄弟に貸していて、1軒はJosepさんが仕事で帰りが遅くなったときに使うのだと言っていた。それで、
2時間ほどおしゃべりをして、Josepさんちに戻った。そろそろ電車に乗って帰ろうかということで、Annaさんが駅に
電話して電車の時間を聞いたところ、なんとあと2時間は電車がないとさ。それで、しばらくJosepさんの書斎で
おしゃべりして、というか、いい加減みんな疲れまくっていて、おしゃべりというか殆んど独り言に近い
んだけど、1時間ほど時間をつぶしてから、ぶらぶらと駅に向かうことにした。
ときどき街には露店が並ぶらしくて、この日も道端に沢山の夜店が軒を並べていた。売っているものは日本と
大して変わらない。ただ、アフリカからきたような人(バルセロナではアフリカからの移民が多い)が、民俗調の彫刻を
売ってるのが目に付いたが。Josepさん、それを見るたびに、あれは典型的なみやげ物、というのである。駅について、
礼を言って分かれた。電車とバスを乗り継いで、SJに帰り着いたら10時半だった。くたくたになったけど、頭は冴えていた。
これが本当の気分転換だ、と思った。
いつもどおりの日曜日。起きたら洗濯機を仕掛ける。シャワーを浴びる。洗濯物を乾燥機に入れる。朝食を摂る。洗濯物を回収して、畳んで片付ける。そして出勤。きょうは歩きだ。
まず、土曜日の分の日誌を入力する。今回は長い。時間もかかる。そのあと休憩して、セミナーの準備。
こんなに入念にセミナーの準備をしたのは初めてだ。
5時も近くなり、裏門が閉まる前に大学を出ることにした。パソコンをSJに持ち帰り、続きをSJでやることにした。
パソコンを持って、30分も歩くのは抵抗があったので、バスに乗ることにした。
今日はあまり、記事が無いからバスのシステムのことでも書いておこう。
バス路線網にはゾーン1からゾーン6まであるが、街は殆んどゾーン1に収まっている。
昨日のManresaあたりはゾーン6だった。それで、ゾーン1の中なら1回160ペセタ(110円くらい?)。
でも、10回分の回数券を買うと885ペセタなので半額ぐらいになっちゃう。1回60円くらい?
バスに乗ったら、運転手に切符を売ってもらう。回数券を持ってれば、そのまま、どんどん中に
入っていって、改札機があるので、そこに回数券(カード式になっている)を突っ込む。
回数券には磁気テープが張ってあるので、使用回数なんかが記録されているのだろう。
改札を済ませたカードには日付と乗車時刻とバス路線番号が印字される。
改札後1時間15分以内なら乗り換え可能だ。この回数券は地下鉄でも昨日のRENFEでも使える。
他にもカタルーニャ鉄道というのも走っていて、まぁ、これは東京で言えば小田急線か京王線みたいな感じで
郊外の住民の足なのだが、これにも乗れる。カードにはもう一つ乗れるようなことが書いてあるが
それは知らない。とにかく共通で色々乗れてとても便利だ。
日本のある街では、二つのバス会社が全く同じ路線を営業しながら、異なる回数券を採用しているのを知っている。
利用者の便を図ることよりも、市場原理に基づいて競うことをより重視しているのだろうか。
馬鹿げている。地元の行政機関が公共サービスの向上を目指して指導するべきだ。それはさておき、
車内改札は、個人のモラルに基づいていて、ごまかそうと思えばいくらでもごまかせる。
でも、見ていると、みんな必ず改札している。たぶん時々検札があって、ごまかしが見つかると高額の罰金を
請求されるのだろうが、いまだ、検札には出会ったことが無い。それと、私が利用している路線は
割と生活水準の高い人たちが住んでいるのだろう。中心街をはさんで街の反対側に、低所得者層が
集中していると何かに書いてあったからだ。
驚くべきことがある。このまちのバスは24時間営業なのである。ただ、深夜のバスは路線数がぐっと減る。
NIT BUSと書いてある。ナイト・バスとは読まない、ニト・ブスだと思うが、Night Busとういう意味だ。
東京にもあることはあるが、朝までは営業していない。
晩御飯はSJで摂る。今日は牛フィレ肉の煮込み。これは日本人好みではないかな。これで、600円だから
安いよね。なかなかアパートに移る気にもなれないな。
深夜まで自室で仕事の続き。すごい集中力、自分でもびっくり。うん、Josepさんのおかげだ。