5週目である。そして明日で、まる1ヶ月だ。夕べは深夜まで仕事をしたので、朝寝坊、のつもりだったが、8時に起床。
食事をして出勤、9時だ。でも、ちょっと眠い。
今日はなんだか、1階が騒がしい。後で聞くと、きな臭かったらしい。それで、火事になるんじゃないかと心配して、
天井裏とかを調べていたらしいのである。火事は恐ろしい。炎が竜の舌のように(そんなものは見たこと無いが)
天井をなめまわしたりする、そんな情景を思い出してしまった。季節も今ごろだった。昔日の悪夢。
今日は、Joanさんのお迎え。いつも誰かが迎えにきてくれる。誰だかわからないけど、誰かが言い出しっぺで
お昼に行こうと言う事になるのだな。お腹がすいて、こちらから誘いたくなるときもあるが、みんなに完全に
合わせることにしている。皆さんはお仕事があるからね。したがって、誰かが迎えにきてくれるまで、オフィスで
仕事をすることにしているのである。
今日は、Joanさん、Jaumeさん、Montseさん、Nuriaさんとみんなで5人だ。
そして今日の献立は
1菜:Arroz de ........要するにピラフ。
2菜:Pollo de .........要するにローストチキン。面白いのはチキンとキッチンをいい間違える人が何人もいること。
そんなのは日本人だけかと思ってた。
デザートはプリン。お気に入りだ。Arroz(アロス)がおコメで、Pollo(ポリョ)が鶏肉だと言うのとかは覚えたので、最近は材料を見て決めている。
逆に、調理方法はさっぱりわからないまま選んでいる。いつもどおりの昼食なので、何にも書くことは無かろうと
思いながら食事をしていたら、隣に座っていたMontseさんが何か料理をひざの上に落とした。これは特筆に
値しないが、お店の人が、スプレーと皿に乗せた大きなブラシを持ってきた。何のことかと思ったら、どうやら、
汚れを落とすためのものらしい、Montseさんもみんなも受けまくってた。なかなか粋なことをするものである。
それにしても、La Flautaのパンはうまい。SJのパンもうまいが、比較にならない。
午前中は仕事をしたが、食後は眠くなった。シエスタしたいなぁ。
コーヒーでも飲みに行こうかと思って、オフィスを出て歩いているうちに、本屋に行きたくなった。
眠気覚ましの散歩から帰ってくると再び、やる気が満ちてきて、あっというまに数時間が過ぎてしまった。
あまり遅くまでいると、大学の門が閉められちゃうので、そろそろ帰ることにする。つかれたぞい。
夜、SJ。
買出しに行きそびれたので、今夜の食事はりんご1個だ。これが最後。
スペイン語の本を眺めていたら、こんなのを見つけた。
mirar (ミラールと読む)。動詞の原型だ。1人称単数現在形だと、miro (ミロと読む)。意味は「見る」
似てるよね。こういうのが絶対あるんじゃないかと思ってたら、ありましたね。
taberna (タベルナと読む)が、レストランやらバーを意味すると言うのは聞いたことがあったけどね。
また、他にも見つけたら、報告しましょう。
夕べも遅かったが、どうも朝は、遅くまで寝ていられない。結局9時ちょいに出勤してしまった。疲れと眠気と戦いながら、パワーポイントの原稿を完成した。ずうっとこれを考えていたわけである。
なんと、10日ぐらいかけたね、たった1.4メガほどのファイルのために。しかし、時間をかけただけあって
完成度は高い。自信作だ。が、しかしだ、まだ練習をしてないぞ。どうするか。とりあえず、めしだめしだ。
今日は、Jaumeさん、Quimさん、Miquelさん (しばらく名前がわからなくて「Bさん」とか勝手に呼んでた人ね。
やっと名前がわかった。前出のMiquelさんと同じ名前だったと言うこと。ということは、Miquelさんが二人で
区別しなきゃいけないから、Miquel-Bさんにしておく。というわけでやっぱりBさん) と、私の4人。
1菜:Hueves ..... 野菜とチョリソの入った目玉焼き。チョリソと呼んでたけどサラミですな。
2菜:................... 名前は完全に忘れちゃった。注文した後で、品切れだったってお店の人が言いに来て、
別のにしたから。内容は鯵くらいの大きさの白身の魚のフリッター。
デザート:ロスコーニュ。後から辞書で調べたけど、載ってなかった。ケーキ。何かのリキュールが掛かってた。
その上にチョコレートが掛かってて、気に入ったね。
午後。最近シエスタが必要な気がして成らない。ちょっと集中力に欠けるので、インターネットでちょい調べ物。
発表に必要な英語表現を整理、完成。これもパワ・ポの編集と同時に進めてきた。私は英語が苦手なので
こんなものも準備しておかないと、めちゃくちゃなことを口走ることになる。普段、話していることをそのまま
文法チェックソフトに掛けたら、パソコンがフリーズしそうなレベルである。カラオケボックスに歌唱力採点
システムがあるけど、英会話力採点システムとか作ったらいいのに(無駄かな?おもしろいよね?)。
一通り準備が出来て、あと練習だけ必要なので、一人でブツブツと始めた。準備が出来てみると不思議なことに
なんだか得体の知れない自信が湧いてきて、英語なんか下手でも構わないのだなと思い始めた。
あとは、SJに帰ってから、練習しようと思ったが、結局、食事して寝てしまった。
8時まで寝た。出勤したら9時半になっていた。いよいよ今日はセミナー当日である。4時から。ちょっと緊張するな。たぶん大汗をかくことになるだろう(比喩じゃないよ)。
最終チェックをしているところへ、Simo先生登場、なんだかいつもこの人は駆け込んでくるような雰囲気である。
だいたい、早口だし、はや歩きだし、階段だって2段ずつ登ってく。それで用件だが、
パワ・ポで発表したいと伝えてあったので、ビデオプロジェクタとの接続テストが必要だろう、ちょっと来い、
と言うわけである。出かけようとしていると、玄関で学生たちがブザーを鳴らしている。建物の玄関には常に
鍵が掛かっていて面接を希望する教官の名札の横のボタンを押すと、各オフィスのインターフォンが鳴る。
私の部屋にもある。で、教官が面接OKと思って、インターフォン付属のボタンを押すと遠隔で玄関の鍵が
開いて、学生は中に入ることが出来ると言うわけだ。で、Simo先生、学生たちがやたらとブーブー鳴らして
問題なんだよね。いちいち、コレが分からんとか、アレが分からんとか言って、すぐ聞きに来る、と不満
タラタラである。さて、学科の事務室へ行くと、ちょうど今プロジェクタは使用中ということで、セミナーの
始まる30分前に行って接続テストをすることになった。まぁ問題ないっしょ。
セミナーの配布資料の印刷を始めた。そこへ、Miquel-Aさん登場。彼もプリント待ちである。で、今日は授業が
あるからセミナーに出られなくてごめんチョ、と言われたのを切っ掛けに授業のことについて質問してみた。
その問答集。
Q)週平均で何時間の授業があるのか? A)7時間。最大で8時間。
Q)会議とか、事務的な仕事はあるのか? A)ない。(そんなものがあるわけない、という顔をしていた)
Q)1授業当たりの学生数は? A)最大80。演習では20とか30とか
このあたりでMiquelさんの待ちプリントが出尽くしたので問答終了。また誰かに聞いてみよう。
でも、なんでSimo先生の授業持ち時間は12時間もあるんだろう。1.5倍だよ。
さて、今日は出足が遅れたので、La Flautaではなくて、L'aribauに行く。Aribauと言うのは通りの名前だ。
La Flauta も L'aribau もAribau通りに面している。今日はメニューの名前を完全に覚えてきたぞ。えへん。
1菜:Ravioli a los tres quesos、3種のチーズのラビオリ。チーズ入りではなくてチーズソースだね。
2菜:Dorada de horno、ドラダのオーブン焼き。ドラダは直訳すれば金魚だが、見た目も味もイシモチだね。
でも、石は入ってなかった。
デザート:Macedonia、辞書にはフルーツサラダってあるけど、フルーツパンチ?っていうのかな、日本では。
フルーツパンチを辞書で調べたら、フルーツポンチで載ってて、果物入りの飲み物と言うことになっているから、
フルーツリッチなフルーツポンチだな。きょうのメンバーはJaumeさん、Joanさん、Miquel-Aさん、Cさんと、私の5人でした。みんな熱心に
何かを語っていて、授業時間数のことは聞けなかった。また、こんどね。
セミナー終了。完全に失敗ですな。すっかり頭から抜けちゃってね、言葉が出てこないんだよね。なんだか、
悲しいね。Simo先生も大あくび。あらら。あまりにも、発表が拙いとね。問題ですよ。比喩のほうの大汗をかいたけど、
比喩じゃないほうの大汗は意外とかかなかった。乾燥しているせいかな。ものすごくのどが渇いたのであった。
が、しかし、
内容的には良かったみたいだし、これからやろうとしていることも評価はしてくれているようであった。
とにかく疲れた。セミナー後、何かしようかと思ったが、手につかない。あきらめて少し早めに帰ることにしよう。
かえりにスーパーに寄って晩御飯を買う。バレンシアオレンジを買ってみる。これはかなりうまい。
じゃんじゃじゃーん。今日は休日。スペインの憲法記念日だって。といっても出勤するけどね。だって他にやることないもん。
さて、昨日は溜まっていた疲れが一気に出たようだ。9時間?10時間?寝た。
当然朝寝坊である。9時まで寝た。なんか、最近たるんでるな。毎日朝寝坊だ、と書いているような気がする。
で、出勤。ちょっと風邪気味みたいでのどが痛いが、まぁしょうがない。仕事して吹き飛ばすしかなかろう。
メールチェックしてみると、論文を投稿した学術雑誌の編集者から返事がきていた。「短くしろ」とな、短くしないと
読んでやらないぞという脅迫である。仕方ない。短くするか。と言うわけで、次の仕事が発生した。
夕べは、さて次はアレをやろうかなぁと、夢を描いていたのに、割り込まれた。チッ、である。覚悟はしていたが。
どうも、のりが悪いので、SJに帰った。SJでも特にやる気がせず、ベッドに横になると、2時間ほど寝てしまった。
頭痛も痛い。のどが腫れるような感じがする。風邪だなこりゃ。ごろごろしているうちに夜になってしまった。
晩御飯を食べてから、テレビを見てしまった。映画をやっていた。スペイン語に吹き替えてあるが、
なんとなく分かるものである。タイトルはLeagal Game、よく知らないが、たぶん日本でも公開されたものだろう。
シンディ・クロフォーードという聞いたことがある女優が出ていた。見たのはたぶん初めて。
テレビではいっぱい映画をやっているようだ。街角で貰った新聞にテレビ欄があって、それに書いてあった。
24時間放送を続けている局もあるらしい。これまでも、時々つけてみたことがあるが、内容は良く分からないが、
どうも日本の番組と大して変わらないような気がする。
朝、まだのどが痛い、頭も痛い。が若干昨日より良くなっているような気がする。きょうは、特に祝日ではないが、昨日が祝日で明日は土曜日なので、UBは便乗
休日になっている。学生たちはお休み。教官たちは、、、たぶん人による。
そうだよね、普通。連休の谷間を休みにしないところもあるけど、休みにしちゃえばいいのに。私の学部時代は
理工学部では、理学系の学科だけ休みが多かったように思う。だいたい朝の1時間目に授業がなかったし。
SJはUBの1施設なので、朝食も休日モードだ。おそい。食事をしていると、留学生の一人が話し掛けてきた。
数日間の一人旅から今帰ってきたところだと興奮気味だった。話を聞いていると結構スペイン語が出来そうだが
それでも、言葉のために苦労したようである。私もあっちこっち行ってみたいと思っていたが少し気が引けてきた。
で、出勤してみると、一応、大学の玄関は開いている。閉まっている所もあるが。オフィスに行ってみると、
誰か来ているようである。今日の仕事は、論文の改訂である。しばらく、この仕事につきっきりになろう。
今日は、お昼もひとり。
大学の近くのファストフードの店に行ってみた。お店の子が、私に話が通じないので困っていた。結局通じたが。
その帰りに、貴重な情報をつかんだ。長距離バス情報である。数週間前から探していたものだ。ずうっとWebで
探していたが、キーワードがヒットせず、困っていたのであった。そのキーワードを入手したのである。
Euro Linesである。長距離バスに乗ってどこに行くかって?ふふふ、とおいところ。
さて、午後、仕事の続きをしていると、Simo先生登場。単にプリンタの出力を見に来ただけだが、
ついでに研究の話をしていった(私の部屋はプリンタ部屋の隣なのでね)。
私のテーマについて、そろそろ具体的にアレをやってはどうか、コレをやってはどうか、と言う話だった。
分かっちゃいるけど、いますぐに取り掛かれないところが悔しいね。
さっさと、改訂を済ましてしまおう、と思うのであった。
それにしても、元気な人だなぁといつも思う。だいたい、いつもシャツ1枚でいるもんね。
他の人がセーター着ているのに。
朝、9時半、食事。出勤。改訂の続きだ。早く終わらせたいが、なかなか進まない。最近、このページを書くことに飽きてきてしまった。閲覧者諸氏はとっくに飽きていることとは思いますが。
でも、まぁ、出来る限りつづけていこう、思い直すのであった。
お昼は、近所のファストフード「Pans & Company」(昨日とは違う店)でクリスマスセットを食べてみる。
915ペセタで、サンドイッチ・フライドポテト・コーラ付き。安くないが、なんとなく気に入ってしまった。
ちなみに、それほどうまいわけでもないが、パンだけは良かった。あったかかったし。
今日も5時には鍵がかけられてしまうことだろうが、なんとか、出られるらしいことは分かったので、
納得いくまでやろう。
暗くなった頃、私のオフィスの窓の外から、守衛さんらしき人物がのぞきこんでいるのに気が付いた、
と思ったら、無線か何かで、連絡しながら去っていった。たぶん、これで、わたしが、この建物の中にいることが
記録されたのだろう。
メールが来た。Josepさんからだ。今週、スキーに行こうとか、来週、Manresaのパーティーに行こうとか、
計画していたけど、色々忙しくて、みんなだめになってしまった、すまん。という趣旨だった。
たぶん察するに、先週ものすごく疲れて、妙な東洋人の世話をするのは懲りたのだろう。なんだか申し訳ない。
まぁ、こちらも忙しくなってしまったので、ちょうど良かったのは確かだが、それは結果論。
夜、7時半。帰ることにする。
予定通り、守衛さんはいない。が、待ってれば何とかなろう。
約15分後。
裏庭で、巡回中の守衛さんに会う。ようやく、脱出に成功。
これからアップロードだ。11時半。日本では、夜7時半。と、とりあえずここまで書いて、アップロードを済ませた。
今日はいつもの日曜日と同じように、すべてが順調に進んでいる。
風邪もいつのまにか治っているぞ。洗濯、シャワー、食事、出勤。
いつもと違うのは、今日はお弁当を作ったことだ。昨日、エル・コルテ・イングレスでパンを買った。焼き立てだったが、
当然さめている。3日くらい前に買ったハムとピクルスをはさむ。オリーブをつまみながらの作業だ。
このオリーブが大きい。味は普通のと比べると、塩分控えめで(最近、塩辛いのに鈍感になってきたかもしれないけど)、
辛い。チリが入っているのである。これは、ビールのツマミに最適だ。病み付きになりそうだ。
で、その大きさは梅の実くらい。しかも種がスイカの種ぐらい(うそ)。種の大きさはピーナッツくらいかな。
あとジュースをもって出勤したのであった。
今日も誰もいないだろうと思ったら、院生が一人いた。
仕事をしていると、ガタンと1階で音がした。また、誰か来たようである。あとで分かったがSimo先生であった。
まぁ、よく働くおとっつぁんだよねぇ。(最近、こころの中でおとっつぁんとかだんさんとか呼んでいる)
しばらく仕事をして休憩だ。食後のコーヒーを飲みに行くぞ。
夕方6時半ともなると、あたりは真っ暗である。ここは東京より緯度が高いから、冬季は東京より日が短いはずだが、
測ったことがないので良く分からない。その暗闇に、窓の外に誰かが立って何かを叫んでいる。守衛さんだ。
こちらもそろそろ帰ろうかと支度をしていたので、電気を消して玄関に向かうと、外で待っている。中から鍵を開けると
入ってきて、また、なにやら一生懸命話すのである。ノ・エンティエンド・エスパニョール「スペイン語はわかんないよ」
というのだが、聞いちゃいない。でもときどき、あ、そうか、わかんないんだっけ、という反応を示す。とにかく、外に出て
鍵を閉めていると、突然、彼の言いたいことが分かった。まだ仕事をしたいんならしててもいいよ、ということである。
それで、仕事はおわったと、フランス語とスペイン語を混ぜて言ったら、なんだか通じたらしい。それで、出して
もらえることになった。当直は彼一人らしい。彼は英語とスペイン語(カタルーニャ語かな)を混ぜて話し掛けてくる。
「あんた教師か?」「んまぁ、一応」。どうも怪しまれているみたいなので、以前に貰った、学科の施設出入り
証明書を見せることにした。
「そんなもん読めるか」「カタルーニャ語だよ」「なんだって」。玄関脇の守衛さんの机のところで、明かりをつけて
読み始める。「ああ、そうか、そういうことか、よし、名前を書き写すぞ」というわけで、なんだか、個人の手帳のような
ものに記録して、納得していたようである。
こりゃ、そのうち守衛さん仲間の有名人になるぞ。うれしくないけど。