前の日に戻る


12月17日(月)
おお、ついに第7週かぁ、早いなぁ。

先週だったか、本国から、メールが来た。帰国後の担当予定科目の連絡であった。5科目、週16時間である。

しかも、応用数学の合併2科目、数学演習とかなりきつい。16時間は予定通りだが、応用数学2個は、ひきつる。

いやいや、何の不満もございません。喜んでやらせて頂きます。来る前もだいぶ楽させて頂きましたから。

こういう連絡を頂戴すると、燃えるね。研究できるのは、あとたった8ヶ月半である。実感。

最近、思考の切れが一段と悪くなっているような気がする。研究寿命も、もう長くはない。

そう思うと、なんか人生の終点が見えたように感じるね。

それは、そうと、寒いね。
 
 

出勤すると、私の机の上に誰かのかばんと手帳がある。この机も誰かと共有かな。

それで、deimos(私がいつも使っているUNIXマシン)を立ち上げて、ファイルの整理をしていると、

荷物の主が現れた。別の場所でやるから大丈夫だといって、どこかに消えちゃった、その人とは

後ほど食事時に顔を合わせることになる。Fredさんである。

ところで、夕べの考察により、今後の研究の指針にとって、1ヶ月前にSimo先生にもらった論文が、すごく参考になりそうな

ことがわかった。やぁ、ここに来て良かった、としみじみ思うのである。でもね、私にとってメリットがあるのは当然として

Simo先生やMAiAに貢献しなくちゃね。そのためにも研究を頑張らないといけませんな。

とりあえず寒いね。
 
 

Montseさん登場。お食事のお誘いである。今日は、他の方々は会議があるのだそうで、後から来るらしい。

で、とりあえず二人で、La Flauta に行く。歩きながら、おしゃべり。

Montseさんは、スタッフにしては若く見えるし、といって院生たちよりはスタッフと一緒に食事に行くことが多いようだし、、

何をしている人物だろうかと、以前から不審に思っていたが、今日、偶然、その話になった。要するにPDであった。

なんでも、今年の2月に学位を取って、今はここで、コンピューターの管理をしている、でも、無給、だそうだ。

それで、今日の料理だ。

1菜:Arroz。ピラフトマトソース掛け、ハムのせ。最近、おコメ、多いね。でも、うまいんだな、これが。
2菜:Rabo de..牛。うしのしっぽのシチュー。これもよし。
デザート:ぷりん。だいぶ、気に入っている。

食事から帰って来たが、とにかく寒いね。
 
 

図書館に行ったりしながら、研究を続けるが、とにかく寒いね。

大学のカフェで、カフェ・コン・レチェを飲む。100ペセタ。ふーん、安いね。
 
 

夜9時。

寒くて、風邪気味だ。帰るよ。とにかく寒い。もしかして、悪寒?いや、単に寒いだけだ。

おとっつぁんは相変わらず薄着だけどね。
 
 

SJで食事。留学生の子と話をする。

名前は知らない。日本人留学生の子の名前は、殆んど知らない。が、彼らは私の名前を知っている。

カタルーニャ人の気質は勤勉だという話だ。私の受けた印象とおなじ。10時半まで話し込んでしまった。



12月18日(火)
さて、この日のことは、かなり忘れてしまった。書いているのは翌日なのに、である。

正確にいうと、昼間のことをあまりよく覚えていない。理由はあとで。

朝、そうだ、Officina de Extranjeroにいった。もちろん、すごい行列なので、あっさりと諦めて帰ってきてしまった。

もう、無理はしない、というか、したくない、まぁ、運が良かったら、外国人登録しよう、運が悪かったら本国送還だ。

まぁ、それもまたよし。そんな感じだ。ようやく、こちらのやり方に慣れて来たのかも知れない。

だいたい、雨も降ってきたことだし。

それで、大学に出勤。11時くらいかな。数値計算のプログラムの修正をしたくなったので、始める。

前から、直したいと思っていた個所があって、それに手を出したわけだ。

結局、1日仕事になってしまった。プログラミングというのは、一旦、はまると、これだからやっかいだ。

昼はいつもどおり、La Flauta に出かける。Santiagoさんとか、いつものメンバーだ。

1菜:Sopa...。シェル?(ショートパスタ)の入ったスープね。味は塩ラーメンに近い。シェルが柔らか過ぎ。
2菜:Marmitako de atun。ずばり、肉じゃが。ただしマグロ(Atun)のね。なんだか急におでんが食べたくなってしまった。
デザート:ロスコーニュ・コン・チョコラテ。チョコレートの掛かったケーキ

夜、9時に、SJに帰る。

廊下で会った留学生の子に、今日はパーティーがある、という話を聞いた、居候の私が参加してもいいのかなと

思ったが、行こう行こうと誘われて、行くことにした。

これが、この日の昼間のことを殆んど忘れてしまった理由である。

さて、SJの外に出るとバスが停車していて、寮監先生が待っている。(実は、ずうっと感違いしていたが、寮監先生は、

副寮務主事で、ほかに寮務主事がいるらしい。今日はその寮務主事のおごりで食事なのだという説明を受けた)

で、副寮務主事に、私が行ってもいいのかと尋ねると、もちろん、と言う返事なので、ご相伴に預かることにした。

で、結局バス1台が2回か3回か往復して、ほぼ全員の寮生+居候がレストランに集結した。総数は軽く100を

越えているはずだ。本当に寮務主事のおごりなのかな?一体、いくらかかるのかな。

場所は、モンジュイックの丘という海に面した小高い、城の有る、公園で、はっきりしないがスペイン村という

テーマパークの中にあるレストランである。スペイン村は、スペインの各地方の街を再現していて、雰囲気がいい。

さて、夜10時半を回る頃、会食が始まった。ブッフェ形式である。大変なご馳走が並んでいる。

どれもこれも、本当にうまい。いつも食べているものとは全然違う。ワインもシャンパンもうまい。

コーヒーが出てきて、そろそろおしまいか、というころ、壇上に数人の寮生が立ち、マイクを使って何かを話し始めた。

話は全然わからないが、名前を呼び始めた。日本人留学生の子が、名前を呼ばれる。

呼ばれた子が、前に出て、直径15cmほどの丸いカードに紐を通したものを首に下げてもらっている。

それぞれの名前が書いてあるらしい。

つぎに、スペイン人寮生の子が呼ばれる、という進行だ。なんでも、SJ1年目の人たちが名前を呼ばれるらしいのだ。

私も呼ばれるのかと思ったが、さすがに居候は蚊帳の外だ。
 

それが終わると、一応、お開き。もう時間は12時半だし。この後はダンスパーティーになる、でも帰る人のために

バスが出る、と言う話で、帰ることにした。で、のこのこと留学生たちとバスまで歩いていったのだが、

目の前でバスは出てしまった。一杯になってしまったそうである。仕方がないので、留学生たちと一緒にスペイン村の

中を散策することにした。普段は入場料1900ペセタ払って入るところだそうだが、我々はその中のレストランが

目的だからか、払っていない。スペインをゆっくり見て回る時間のない人にはお奨めの場所である。

さて、散策すると言っても、広さは有限でこちらの好奇心も有限なので、ダンパの真っ最中のはずの

レストランに戻った。50人ほどが踊っていたが、なんとなく眺めているうちに、誘われて踊ることになってしまった。

でも、どうせ踊るなら没頭しようと思った。結局、真剣に踊ってしまった。

それもかなり目立ったらしい。

色々と理由を言いたいが、理屈をこねることは出来るが、この際、あまり聞き入れてもらえないのが実際である。

が、これだけは、はっきりと言っておきたいが、お立ち台には登りたいと思ったわけではない。

どこの世界にも、強引な人がいるものである。それだけのことだ。

いいかげん疲れた頃、バスの第2便が出ると言う連絡があって、帰ることにした。
 
 

帰ってシャワーを浴びて寝ようとしたら2時半だって。疲れた。



12月19日(水)
朝、8時半に目覚める。少し体が痛い。

今日は洗濯をするつもりが、水が出ない。後で分かったが、工事をしているらしい。

そういうことは事前に連絡して欲しいが、連絡してもらっても、スペイン語じゃ分からないし、カタルーニャ語では

辞書にも載ってない。カタルーニャ語の辞書にも載ってない事がしばしばある。

今日は、夕方の長距離バスでお出かけの予定なのに、弱った。

とりあえず、大学に出勤して、昨日の仕事の続きをしてから、SJに戻ることにした。