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私は結構テレ屋な方だと思う。ちょっと甘い言葉を囁かれたりなんかしたら全部冗談にして雰囲気をぶち壊す系の人だ(爆)。そんな甘い言葉でメロメロになっちゃう自分を見せるのも恥ずかしかったし、そんな事をマジ顔で囁ける男に対しても『あんた見てるほうが恥ずかしいよ。。。。;』の思いで一杯になってしまうからだ。そりゃベッドの中でぐらいは囁いてくれたら嬉しいけど(笑)、普段から言わんでも良いじゃんか。 その昔私がJAZZを好きになり始めた10代も終わりの頃、某金持ち大学のぼんぼんと出会った。ぼんぼんと言ってもほら、私がこんなだから、普通の良いとこの坊ちゃん系の男ではなかったけどね(笑)。こいつと同じ大学行ってた友達の話だともてる奴だったらしいけど、私にとってはダチとして話の合う良い奴って感じだった。そいつはサックスをやっていて、JAZZ初心者の私にもはっきりわかるぐらい良い音出す奴だった。そんな奴が最初のデートと言うか、『夕飯一緒に食おうぜー』に選んだ場所はえらく雰囲気の良いJAZZバーだった。おしゃれである。しかもスティックサラダが1000円ぐらいするところ(お水のバーじゃないんだから。。。;)そんなところでタバコの煙を燻らし、生演奏のJAZZを聞きながら(音でかくて隣に座ってても話がまともに出来ない)JAZZに対する思いを語り、大学生活を語り、『自分はこんなに熱い人間なんだ』とアピールする奴。『ふーん。って言うかあんまり聞こえないんだけど。ま、いっか』氷のように何事にも冷めていた私は聞きながしていていた(←失礼なダチである)。 そのうち何を勘違いしたのか全然わからないが、肩に手が廻り、大音響の中耳元でなにやら鳥肌が立つような甘い言葉が囁かれ始めた。すまない。まじでびびった。というより、引いた。 うちらダチとちゃうんか!?相手が違う相手が! 女なら誰でもそういう雰囲気が好きだと思うのは、とても間違っている。いや、みんな好きかもしれん(笑)。でも、最初のデート(?)で、本当に自分の事を好きでいてくれてるという確信も無いままそういう事しちゃ引かれて当然なのではないだろうか。。。いや、もしかしたら、その言葉で落ちちゃう女もいるんだろうな(笑)。しかし私がそっち系の女だと思ったんだとしたら、それこそ大間違いって奴だ。恥ずかしい。私は笑い飛ばして全く関係ない話をした。 1時間ぐらいかけて私の家まで歩いて帰った。奴は送ってくれた。『良い奴だなぁ。あ、でも落としたい時はそのぐらいするのか』やっぱり冷めた事を考えながら歩いてるうちに到着。「それじゃぁ、又ね」言って振り返った私に奴の顔が近づいてきた。「え?ちょっと。。。;」すまぬ。思いっきり避けてしまった。。。;別にやつの事が嫌いとか、そんなんではなかった。どちらかと言えば、好きのたぐいに入る奴だった。でも押せ押せムードでやられるのは駄目なのだ、しらふの時は(爆)。照れる照れる。そして、そうやって簡単に落とせる女だと思われるのはプライドが許さない(笑)。ってこの思いで何度男を逃した事か(爆)。 私のその態度に奴は『ふっ』と笑い、背中を向け、「じゃぁな」と一言だけ言いながら片手だけあげて去ってった。その後姿を見ながら『こいつ最後までキザだな。。。。』と思ったのだった。もちろんその後、奴とは会っていない。(ほらね、だからダチとそういう関係になるのはヤなんだよ)
追加: 最近テレはいい加減無くなったけど、やっぱりプライドが許さんね。どうせだったら『奪い去ってやる!!』ぐらいの勢いできてくれた方がまだ「あんたそんなに私が好きなのかい」の思いで気持ちが良いかな(爆)。あーでもなぁ、それもまったくもって人によりけり(爆)。 女は難しいのだ。 |