
愛艇紹介

船名![]()
OMBRA MAI FU
(ブルーウォーター21 タイプT)
建造![]()
1972年
神奈川県鎌倉市 リンフォース工業株式会社
ホームポート![]()
網干ボートパーク(兵庫県姫路港)
「ブルーウォーター21」はヨット乗りの方にはおなじみの日本の名艇。売れに売れた船だそうです。
もっとも今では目から鱗のお値段で中古艇業界で流通してますが…。めちゃくちゃ良い船ですよ〜。
何といっても作りが頑丈です!最近のお船はパルピット(柵)もグラグラするし、なんせコックピットが
水面から高いでしょ。BW21なら、ヒールしたら足で水面蹴れますよぉっ!
船内は意外と広いんです!寝ようと思えば4人寝れます!でも!3人で船内で御飯食べると精一杯
って感じです。冬に鍋をやったら3人で汗だくでした。あと、船内で焼肉は絶対やめましょう!油でベタ
ベタになります!煙で何も見えません!
この船に出会ったとき、色々と調べました。この船をデザインした武市俊氏は、横山一郎氏に師事し
またヨット乗りとしても神様と呼ばれた方です。武市さんは1992年の東京−グアムヨットレースで他界
されました。タカ号に乗られていた武市氏は、時化の中、転覆したタカ号からライフラフトへ退避し、
救助を待つ間に亡くなられました。ヨットマンとして、艇を離れることは勇気のいることであり、その判断
の冷静さと、海を漂う中で次々と力つき亡くなっていくクルー…壮絶な最後と言われますが、私たちは
色々なエッセンスをそこから学ばなければと思います。
ヨットは安全な乗り物です。転覆しても、大抵はキールの重さで起きあがります。しかし、自然を相手に
していることに変わりはありません。自然の脅威をあなどってはいけない。勿論、ヨットの神様と呼ばれた
男でも命を落すことがある、という現実は海に出る時は忘れてはいけないと思います。
船名「オンブラ マイ フ」は、大好きな曲の題名です。日本語訳すると、「木陰にて」という意味だそう
です。わかりにくい(読みにくい)船名でなかなか覚えてもらえませんが、意味的にはとっても気に入って
ます。滅多に聴かないクラッシックからの引用なので、それ以上の説明はできませんが、日陰のない海面
で、強い日差しをメインセールの影で過ごす時の快適さ・・・、乗った人ならその「ありがたみ」が説明する
までもないでしょう・・・。